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横浜港に初入港した豪華客船「クイーン・エリザベス」を徹底レポート!

ココがキニナル!

2014年3月に横浜港にて、あの有名な豪華客船「クイーン・エリザベス」が日本初寄港する予定です。寄港の現地レポートをぜひ行ってください!(5656さん、ほか多数のキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜港に初入港した豪華客船「クイーン・エリザベス」は、船内すべてがまさに英国。その伝統や格式に市民見学会の参加者から歓声が上がっていた!

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ライター:吉澤 由美子

豪華客船「クイーン・エリザベス」が3月16日(日)23時30分に横浜港の大さん橋にやってきた。
 
実はこの「クイーン・エリザベス」は、その名を受け継いだ3代目の船。先代の船の名前は「クイーン・エリザベス2」だが、今回は数字がつかない「クイーン・エリザベス」が正式名称。処女航海は2010(平成22)年10月。横浜への寄港は今回がはじめてだ。
 


横浜ランドマークタワーと「クイーン・エリザベス

 
横浜市は初寄港となる「クイーン・エリザベス」の市民見学会を開催。これは横浜市民にクルーズや港を身近に感じてもらうために客船運航会社に協力を要請して行ったもの。今回は定員70名に7704名が応募。倍率なんと100倍以上という人気を集めた。そこで惜しくも抽選に漏れてしまった方や興味のある方のため、17日(月)に行われたその市民見学会に同行して、「クイーン・エリザベス」の船内をレポート。
 
 

 
「英国」を実感するエントランスやレストラン



先代の「クイーン・エリザベス2」は、横浜博覧会の際にホテルシップとして約2ヶ月間も横浜港の大さん橋に停泊していたこともあり、横浜市民にとって親しみ深い船。その名を受け継いだ客船が来たということで、17日は朝から大勢の見学者で大さん橋はにぎわっている。

市民見学会は午前10時スタート。25人程度のグループにわかれ、客船運航会社である「キュナード・ライン」の方から説明を受けながら船内を1時間半かけて一巡りするという内容だ。

「クイーン・エリザベス」船内には、大さん橋の1階から入る。
 


ここは普段、立ち入ることができない場所
 

見上げた「クイーン・エリザベス」はとても巨大で、船というより大きなビルのよう

 
入り口でセキュリティチェックを受けて進んだ先は3層吹き抜けのグランド・ロビー。左右には、ホテルのフロントのような役割を果たすパーサーズ・オフィスや相談窓口となるツアー・オフィスがある場所だ。
 


船内のインテリアは優美なアールデコ様式
 

吹き抜けの階段には初代の「クイーン・エリザベス」をモデルにした巨大な寄木細工の壁画
 

抑えた照明が落ち着いて優雅な雰囲気を演出している

 
ここはデッキ1。乗船客が使う場所はこのデッキ1からデッキ12まで。
下にも4層があるが、そちらは従業員のためのスペースや船を動かすための場所。市民見学会では、デッキ1からデッキ10までの主だった場所を回る。
  


各デッキの案内

 
グランド・ロビーから階段を上りデッキ2へ向かう。


階段を上る

 
上ったところの横にアームチェアとローテーブルが並ぶカフェがある。
 


カフェ・カリンシア
 

廊下もゴージャス

 
客船の船室は、スイートからバルコニー付の部屋、窓のある部屋など広さもさまざま。「クイーン・エリザベス」は、部屋のカテゴリーによって専用のメイン・ダイニングがある。

専用ダイニングは、「クイーンズ」「プリンセス」「ブリタニア・クラブ」「ブリタニア・レストラン」と分かれている。クイーンズとプリンセスはスイート用なので、専用のキーを持っていないと上がれないデッキ11にある。厳格にクラス分けされたシステムは階級社会の英国ならでは。スーパースターなど世界的な著名人が船旅を楽しむためには、こういったシステムが必要とされるのかもしれない。

今回の市民見学会では、一番利用客の多い「ブリタニア・レストラン」を見学。
 


広くて華やかな「ブリタニア・レストラン」
 

テーブルセッティングされていた

 
このデッキ1にはライブラリーもあった。それも蔵書数6000冊という充実したもの。
 


ライブラリーはグランド・ロビー近くにある
 

クラシックな地球儀
 

書棚の中央に螺旋階段。上階にも本が並ぶ

 
このライブラリーには日本語で書かれた本もあるらしい。
 
隣にはクルーズアワードのベスト・オフ・フードを受賞している「ザ・ベランダ」というフレンチレストラン。

ここからさらに英国の香り豊かなエリアに入っていく。