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一般の人も利用できる横浜市内の大学図書館をレポート!

ココがキニナル!

大学の学食も気になるけれど、大学の図書館も気になる。蔵書の特色とか、一般の人も利用できるのかとか、調べてください。(クロニスタさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

市内の複数の大学が市民向けに図書館を開放している。今回は専門書だけでなく、一般書も豊富な日体大、横浜商科大、横浜市立大の3校をご紹介!

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ライター:阿良川 遊

「学生のときにもっと勉強しておけば・・・」相当勉強した人でも、この手の思いはもっている。

とはいえこれから学校に入り直すのも難しいし・・・。それなら、大学の図書館を訪ねたらどうだろう。さまざまな専門書にふれることで、学び直しのきっかけになるかもしれないし。

今回「大学の学食も気になるけれど、大学の図書館も・・・」というキニナルを受けて、さっそく調査を開始。


今回は学食ではなく、図書館


それにしても友人知人で、大学の図書館を利用する人ってあんまりいない。「●●大の図書館カード」なんて持ってる人も、ほとんど見たことないなあ。大学の図書館のなかには、一般人が入っていいところがあるとは聞いたことがあるけれど・・・。

今回の調査にあたり、横浜市内の30大学に電話で聞き取り調査をしたところ、一般に図書館を開放しており、実際によく利用されているのは12校だった(下図)。それぞれ、有料だったり閲覧のみ可としていたりと、サービスは多様だ。
 


サービス内容は各大学さまざま(今回取材した大学は黄色部分)


このうち「一般に開放しており、かつ一般人の利用がある」という回答のあった大学のなかから、専門書だけでなく、一般書も豊富な3校(日本体育大学〈青葉区〉・横浜商科大学〈鶴見区〉・横浜市立大学〈金沢区〉)に話を聞くことにした。

日本体育大学はスポーツや保健・医療などの分野に関する蔵書だけでなく、視聴覚資料やスポーツマンガも豊富だ。横浜商科大学は商業(経済・経営・マーケティング)関連の専門書のほか雑誌・ベストセラーが多く置いてある。横浜市立大学は市内屈指の規模で専門書、一般書や雑誌などあらゆるジャンルがあり、かつ比較的交通の便が良いことだ。

では、まずは日本体育大学からご紹介!



あのバスケマンガもそろっている日本体育大学健志台キャンパスへ


 


東急・青葉台駅からバス10分の場所にある

 
冬季五輪が開催され、6年後の東京オリンピックに沸いているいま。大学も熱気を帯びているように感じた。
 


図書館入り口

 
図書館課・遠藤茂樹さんの案内で館内を一巡した。日体大は世田谷に本館があり、健志台の図書館は「分館」と呼んでいる。ここには約9万冊の蔵書があるとのこと。

「世田谷本館は網羅的な資料収集を、ここ(健志台)は学生が今、必要としているであろう資料を中心に集めています。一般の方のご利用も少ないながらありますね。具体的な数字はありませんが、地域住民の方の利用が増加しているところです。『駅近』ではありませんが、青葉台駅から日体大行きのバスは5分間隔くらいで頻繁に出ていますよ」と遠藤さん。
 


入口付近にある「ご自由にお持ち帰り下さい」と書かれた棚

 
この棚には、図書館での役目を終えた本が並べられていた。体育大らしく、体育教諭や養護教諭試験の過去問集、スポーツ関連のフリーペーパーが置かれている。
 


分類表示も体育大らしさがうかがえる

 
スポーツに関連したマンガや映画(DVD)を集めた棚もある。これについて遠藤さんは「賛否両論あるんですけどね。学生たちが勉強の間に(マンガを)読んだり(映画を)観たりして勉強・スポーツのモチベーションを少しでも上げてくれれば」と言う。たしかにマンガや映画でやる気に火が付くことって、あるある。
 


スポーツマンガの棚。授業の合間に読みにくる学生もいるんだとか

 
『タッチ』『スラムダンク』『ドカベン』が全巻並んでいたり『あしたのジョー』の下段に『おっぱいバレー』があったりするのはこの図書館だけかも。外部者ももちろん、これらのDVDやマンガを楽しめる(館内利用のみ)。
 


映画のほか、医療・スポーツ関連の視聴覚資料も充実している

 
また、雑誌は専門分野に限らず一般の雑誌もあり、全部で150タイトル以上とのこと。さらに「学生の合宿や旅行のために」と、旅行ガイドも充実していた。

貸し出しは2週間、10冊まで(無料・要身分証明)。
 


案内してくれた遠藤さん(右)と森田さん