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いまだに取り壊されない横浜~桜木町間旧東横線跡、旧高島町駅周辺に生い茂る謎の植物の正体は?

ココがキニナル!

東横線がみなとみらい線直通になって、いまだ横浜~桜木町間の旧東横線が取り壊されないのは理由があるのですか?また車窓から眺めると雑草みたいな”木”が生えてますがあれは何でしょう?(ほっけさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

現在工事前で「放置」の旧高島町駅は再利用し2016年完成予定で道路法にのっとり遊歩道になる予定。生い茂っているのは木ではなく草。名前は不明。

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ライター:クドー・シュンサク

何度も目にはしているし、確かに気にはなっていた、置き去りのように取り残されている旧東横線の横浜~桜木町間。
取り壊し、撤収をしない理由と、生えている「木」のような植物を確認。
話を伺い、そんで、見て来ます。



「旧東横線は遊歩道に」という流れと「順序なので放置中」という実状



現在所有と管理を行っている、横浜市庁舎内にある横浜市都市整備局の方に現在の状況と謎の木と今後の話を含めてお伺いすることに。

 

おじゃまします
 

ここに行きます
 

「中へお伺い」の前に、横浜市都市整備局へ取材の連絡をしたのは、JRと話をした後。
とりあえず、あの敷地であれば、まずJRにいろいろ聞いてみようと思い電話。

「なぜ旧東横線跡はそのままにしているんですか? 現在所有と管理はなされていますか?」と率直に尋ねてみた。電話口の方の回答は「所有は横浜市の方でして、正直なところ、市が何とかしない限りあのままにしておくしかないんですよね」とのこと。

というクダリがあっての横浜市都市整備局へ。

 

それでは
 

「あそこはですね、将来的には遊歩道になることになってまして。東急東横線反町駅にあるフラワー緑道のようなイメージですかね。現在は道路法にのっとって、耐震補強工事をして、それから遊歩道工事が始まります。なので現在は・・・」。

 

左からお話を伺った松井さんと内山さん
 

「まあ、放置というか、待ちの状態ですね。放置というよりは待ち。計画としては同時期にありましたが、反町のフラワー緑道から順番に、時期を見て取り掛かるという流れです。現在設計図を制作中でしてですね、完成の目処は一応2年後、2016年を予定しております」とのこと。以前も「桜木町駅~横浜駅間の遊歩道計画はどうなった?」でもお伝えした通り、2004(平成16)年、耐震補強部分などから着工している。

 

2014年7月16日オープンのCIAL桜木町の図面にも遊歩道予定地とある
 

ひとつキニナってしまったので「東横線の跡地は緑道というか遊歩道になるという流れとか、決まりみたいのものってあるんでしょうか」と尋ねてみた。松井さんは「あるかもしれませんね(笑)。地元の方々からそうした方がいいという声もあったようですし」とのこと。

 

「まだクリアしなければならない点もあります」
 

その点とは、高架という「高い位置」に遊歩道を作るため、法律にのっとり、利便性を兼ね合わせた昇降口の設置場所のよりよい設定をすることや、最大幅で7メートルの道にどうスペース作りするか、予算云々も関わると、まだ決めることがいっぱいあるという。

ちなみに遊歩道設置の予算は用地取得も含め約85億円、自転車での乗り入れが可能な遊歩道の全長は1.8km。昇降口の設置予定の場所は以前と変わらず紅葉坂下、旧三菱正門前(ホームセンターのセキチュー近辺)、高島町が候補になっている。

 

ここの高架跡地が
 

遊歩道になる
 

バンバンに生えている問題の「木」について。話の流れにのって、少し無理を言うと、現場に連れて行ってくださることになった。ただ、「木に見える草ですよ(笑)。木ではないと思います」と内山さん。
市庁舎を後にし、横にJR線がびゅんびゅん走っている旧東横線の横浜~桜木町間へ行くことに。

 

市庁舎関連の記事でもうすぐ食堂ネタもやります
 

横浜市営地下鉄ブルーライン高島町駅からちょっと横浜方面へ歩き到着。

 

ここから
 

入るぅー
 

みたいです
 

それでは、放置ではなく待ちの状態にされている、ちょっと懐かしい旧東横線の跡地へ。