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馬車道にマジックが見られる中華料理店があるって本当?

ココがキニナル!

馬車道に店主のマジックが見られる中華料理店がありました。張り紙で見ただけなので、実際に見てきてください(Ichiさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

馬車道でタンメンが人気の中華料理店の「青空」では、ディナータイムに店主がマジックを披露!プロマジシャンとして出張マジックも行っていた!

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ライター:藤井 涼子

「馬車道にある、マジックが見られる中華料理店」って一体どんなお店なのだろうか? 貼り紙は店頭にあるのか? 店内なのか? 編集部からは暗に「貼り紙をさがして馬車道を歩き回れ」と言われている気がする。
真夏にこのキニナル調査の指令がきたが、炎天下の中で探す気になれず、とりあえず聞こえないふりをすることに決めた。

数週間後のある日、編集部の松山氏から「あのマジックが見られる中華料理店、どうなりましたか?」と軽快な声で電話が。「えーと、まだどこだか・・・」とぶつぶつ言っていると「実は、ここじゃないかな、っていうお店が見つかったんですよ! アポ取るんで取材に行きましょう!! 」と言われ電話が切れた。

どうやら、松山氏が野毛で飲んでいたところ、たまたまマジックを見せてくれた人が店内にいたらしく、話を聞いたら「馬車道で中華料理店をやっている」ということが分かったそう。松山氏のビール好きも、たまには仕事の役に立って良かったではないか。

ということで、馬車道を歩き回ることなく、運良くお店を見つけることができてハイテンションになっている松山氏と一緒に取材へ行くこととなった。



馬車道にある中華料理店を探す!



中華料理店の名前は「青空」。住所は中区相生町(あいおいちょう)5丁目で、横浜市営地下鉄関内駅とみなとみらい線の馬車道駅のちょうど中間点あたりに位置する。馬車道から、少し横道に入ったところにあるようだ。
 


馬車道を歩き進める

 
関内駅から電車を降りて、馬車道駅に向かって歩く。地図によると、そろそろ左に曲がる辺りだと思うが、ここでいいのだろうかと不安になりキョロキョロしても、看板などは見つからない。
 


立て看板でも出ていたら分かりやすいのにな、と思いつつ左に曲がる

 
この道で合っているのかと不安になりつつ、歩いて行くと「ギョーザ」と書いてあるのぼりがあった。
 


「ギョーザ」ののぼりの奥には「青空タンメン」ののぼりもある!

 
「青空」はタンメンが人気メニューなのだろうか。のぼりの近くに来てまわりを見渡すと、お店を発見。この白いビルの2階のようだ。
 


お店の看板にも「タンメン」の文字がある

 
階段の入り口に、貼り紙が!!
 


出張マジック??

 
貼り紙には「出張マジック! レストラン・バー・異業種交流会・企業パーティー・忘年会・新年会・子ども会・誕生日パーティーなどに出張いたします」とあり、料金の案内が書いてある。

「青空」の店内でマジックが見られるというわけではないのだろうか?
この貼り紙のまわりは料理メニューの案内だけで、マジックに関しては一切書いてない。
 


タンメンと餃子が人気メニューのようだ

 
とにかく、お店の中に入って話を聞いてみよう。
 


いよいよ店内へ

 


スマートなマジックに魅了される!



訪問した時間は、ちょうどランチタイムの混雑が落ち着くころということで、午後2時すぎ。お店の入り口には、なんと「スープ売り切れ」の文字が!
 


ランチは午後2時半までとのことだったが、その時間の前に売り切れてしまったようだ

 
看板は目立たないし、入り口も入りやすいとは言えない場所にあるが、どうやら人気店のようだ。

カウンター席とテーブル席、合わせて10席の店内。こぢんまりとしていて、居心地が良さそうな雰囲気。
 


明るく、女性でも入りやすそうな印象

 
店主の青木豊さんにお話を伺うと、やはり女性客も多いそう。取材時にも、女性1人のお客さんがカウンターでタンメンを食べていた。
 


穏やかに語ってくれた青木さん


ランチタイムのお客さんが帰ったあとに、取材開始!

まずは、マジックについて。
青空の店内でマジックが見られるのか? と質問すると「ランチタイムは忙しいのでやっていませんが、午後6時以降のディナータイムに頼まれたらやります」とのこと。ディナータイムは青木さん一人でお店を切り盛りしているので、混雑時には対応できないこともあるとのこと。
 


ランチタイムも忙しく切り盛りしていた

 
お店のラストオーダーは午後9時となっているが、9時以降も、ワンドリンク(1000円)支払えばマジックだけ見ることもできるそうだ。食事をしたお客さんに対しては、無料でマジックを見せてくれる。

ディナータイムに来店するお客さんの半数くらいからマジックを依頼されるそう。12月や3月など飲み会が多いシーズンには、貸し切りの予約が入ることもあるそうだが、やはりマジック目当ての宴会が多いという。
 


店内の貼り紙

 
実は、筆者はマジックに関して全く知識がない。テレビのマジック番組もロクに見たことはないし、よく考えたらプロのマジシャンのマジックを見るのはこれが初めてかも・・・。

まずは、筆者と同じようなマジック初心者の人への基本情報。マジックには、大きく分類して3種類あるそう。

(1)クロースアップマジック・・・お客さんの目の前でマジシャンがマジックを披露するタイプ。トランプやコインなど身近なものを使ってマジックをすることが多い。お客さんの人数は1~20人くらいが適当。

(2)サロンマジック・・・レストランや立食パーティーなどの中規模会場で、お客さんからは多少距離のある場所から披露されるマジック。お客さんの人数は10~50名くらいが適当。

(3)ステージマジック・・・大きな会場で行われる、ダイナミックなマジックショー。臨場感のある音楽などに合わせて披露される。お客さんの人数は20~200名くらいが適当。
 


一口に「マジック」といっても、さまざまな種類がある

 
青木さんがやっているマジックは(1)のクロースアップマジックのみ。

出張マジックを依頼されることもあるそうだが、クロースアップマジックができない会場の場合は、ほかのマジシャン仲間に頼んでサロンマジックやステージマジックをやってもらうとのこと。

いよいよ青木さんから「じゃあ、早速何かやって見せましょうか」と言われ、ワクワク!