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ココがキニナル!

40才になったのを機に、鶴見でいいスナックを見つけて飲みたいと思ってます。とはいえ、いい店に出会うまで手当たり次第に店に行くわけにも。主だった店をレポートしてもらえませんか?(親父の海さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

スナックデビューにふさわしい安心で家庭的&リーズナブルな店2軒「スミス」と「う~たん」を紹介!

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2014年11月16日

ライター:松宮 史佳

11月の某日。ギッシー(編集部・山岸)から「スナック行こう!」との誘いが! 「え?」と聞き返すと「鶴見のスナック事情を取材せよ(byギッシー)」との命。

インターネットでひたすら事前調査を敢行。しかし、スナックはホームページを所有している店は、ほぼなし。苦戦。鶴見のスナックの口コミは「ネット上にほとんどない」のだ。情報があっても古い場合が多く、現在も店が営業しているのか不明。

現地に行き、この目で確かめなくては“オススメできるスナック”が分からない。「もう現地に突撃しよう!」と同時に叫ぶ松宮とギッシー。と、いうことで夜の鶴見の街へ!



大苦戦!? 鶴見の夜

時刻は午後6時過ぎ。まだ宵の口だ。
 


まずはJR鶴見駅の西口へと向かう


ネットに口コミが載っていた店から行ってみることに。が、しかし!
 


すでに閉店している!


ショックを受ける松宮とギッシー。周囲にあるスナックにも突撃でお話を伺うが、取材NG。その後も理髪店や飲食店にスナック情報を尋ねるが「スナックには行かないので分からない」との答え。・・・途方に暮れる2人。

と、ここで「三業地があった場所に行ってみよう!」とギッシー。“三業地”とはかつて芸妓(芸者)を呼ぶような料亭などがあった場所のこと。「三業」とは“料理屋・芸妓屋(げいぎや)・待合(まちあい)”3つを指す。
 


三業地方面へ進んで行くと「それっぽくなってきた!」


“スナック”と書かれた看板を見つけると、突撃して取材を試みる。しかし「取材NG」の店が続出。もしくはアジア系の女性で「日本語が通じない」という店も多い。
 


ふっと息を吐き、横を見るとドアが開いている店を発見! 


店内に入り、取材を申し込む。すると「体調が悪いから店を辞めるのよ」とママ。しかし、いろいろなお話を聞かせてくれる。
 


ママの店「スナック ニューセゾン」“技と円熟のクオリティ。”がキニナル


ママは水商売歴40年。「鶴見に店を出して26年」だそう。忙しかったのは「15年前くらいまで」。最近はカラオケボックスや居酒屋も増えたので「スナックは全然ダメ」らしい。「ほかの店も同じだと思う」とのこと。
 


小ぢんまりとしており、落ち着く店内


「スナックはカクテルとか出さないでしょ?」とママ。店にもよるが、スナックでは乾き物などのおつまみに割りもの系の酒類を出す。なので「店に入ってから2~3年の女の子でもすぐに店が出せる。それが“スナック”なの」と教えてくれる。だが、やはり続けるのは大変らしい。

変わり続ける時代とお客さんのニーズに対応し、店を続けるのは大変だろう。ママにお礼を告げ、店を立ち去る。




“スナック密集地”鶴見のナゾ

再び鶴見のスナック街へ。10軒ほどの店に取材を断られ、再び“これは取材中止か!?”という空気に。だが、明朗会計で入りやすそうな店の看板を目にし、「行こう!」とギッシーと飛び込む。すると、取材はNGだが、オーナーが鶴見のスナック事情を話してくれる。
 


同じ道を何度も行き来し「もうどこにいるのかわからなくなってしまう」


オーナーは、店を構えて約50年。鶴見にあるスナックの最盛期は、30~40年ほど前だったそう。当時は、人が多すぎで歩けないほど混んでいたらしい。現在は昔ほど忙しくないそうだ。オーナーによると、「鶴見のスナックの中には、ぼったくる店もあるので注意した方がいい」とのこと。「事情をよく知る人に聞いて行くのがいい」とアドバイスしてくれる。

「なぜ鶴見にスナックが多いのか」と聞くと、「(旭硝子などの)企業があったからね」とオーナー。以前、はまれぽでも記事にしたが、大正時代に京浜工業地帯が急激に発展。鶴見周辺に社宅ができ、料亭や芸妓が集まり、三業地ができた。そしてかつて料亭だった店などが居抜きでスナックになった、とオーナーが説明してくれる。
 


かつての“三業地”には現在も数多くのスナックが存在する
 

芸者衆が祭で三業地を練り歩いた1950(昭和25)年の貴重な写真


現在、鶴見には何軒スナックがあるのか尋ねると「150軒くらいかな」とオーナー。最盛期よりは少なくなったとはいえ、鶴見周辺には今も多くのスナックが軒を連ねているのだ。

オーナーにお礼を言い、外へ。



気軽に入れるスナック「スミス」

看板に“スナック”の文字を見る度に店へ。だが「うちは常連さんを大切にしたいので」と10回連続で取材NG。「もうダメか・・・」と思い、左を見ると・・・
 


「PUBスマイル笑笑笑」もキニナルが、ひっそりと奥の方にも店が!


「あそこに行ってみよう」と言いながらも「大丈夫かな・・・」と思いながら進んで行くと・・・
 


・・・今日は定休日?
 

店は「スミス」というようだ


でも看板の照明はついているし、店は営業しているはず。そーっとドアに近づくと、開いている!

「・・・なせスミス?」と思いながら中へ。男性がいる! 突撃で取材を申し込むと驚きながらも「いいですよー」と男性。
 


マスターの神野(じんの)さんは横浜出身


神野さんは気さくでとてもお話しやすい。開口一番、店名の“スミス”について尋ねる。小学生の時「神野寿美雄(すみお)」と自己紹介したところ、聞き違えた友だちに“スミス”とあだ名を付けられたんだそうだ。

神野さんは港の倉庫で勤務していたが、脱サラして1年前に店をオープン。理由を伺うと「やっぱり好きなことをやりたかった」と答えてくれる。鶴見に店を開いたのは、何十年もこの周辺に飲みに来ていたから。「お客さんと話しているのが楽しい」とのこと。

営業時間は午後7時から午前0時まで。定休日は日曜日。神野さんの知り合いや口コミのお客さんがメイン。食事を終え、「2軒目として来る人やカラオケを楽しみに来る人が多い」という。マナーよくお酒を飲んでくれる人なら「誰でも大歓迎」。時間制限はないので開店から閉店までいるお客さんもいるとか。
 


棚には常連客のボトルが並んでいる


ここでスナックの料金システムについて尋ねることに。スナックでは席料がかかるそうだ。「スミス」の席料は2000円。この界わいで「2000円の席料は安い方だと思うよ」とのこと。鶴見をよく知る神野さんならではの料金設定がありがたい。
 


焼酎のボトルは3000円、ウイスキーは3500円から


「スミス」ではボトルを入れる必要はない。日本酒やバーボンショットは500円から取りそろえており、リーズナブルに飲むことができる。だが、通うようならボトルを入れた方がお得だろう。
 


明朗会計なので安心!
 

ちなみにカラオケは1曲200円


2000円の席料は必ずかかる。だが、ビール1杯(600円)とカラオケ2曲(400円)で帰る場合、わずか合計3000円でスナックデビューできるのだ。

おつまみは乾き物やマグロのブツなど、その時により異なる。
 


ビール1杯で「帰ってもよし!」
 

おつまみはマグロのブツなど“日替わり”
 

「俺1人だからセットしてあるんだよね(by神野さん)」


「スミス」は奥まっており、見つけにくい。だが入ってみると居心地がよい。1人静かに飲むのもよし。数人でカラオケに行ったり、神野さんとしっとり語るのもいいだろう。

ここで「どこかオススメのスナックはないか」と尋ねる。するとすぐに「あるよ!」と紹介してくれる神野さん。だが、本日は休業日と判明。お客さんが来たのでお礼を言い、再び突撃で“オススメのスナック”を探すことに。
 
 

 

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