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白楽の二郎インスパイア系ラーメン店「豚星。」、突然の閉店の経緯と新店舗を独占レポート!

ココがキニナル!

豚星。が突然閉店。突撃レポを(くろてんさん/あめまさん)/卵60キロを誤発注(ときさん)/泥棒が入った?(NEOたぬきさん)/美味しさの秘訣は「謎解きはディナーのあとで」といなされた(タカハシさん)

はまれぽ調査結果!

白楽閉店の1月20日には最大100人にも及ぶ人々が並んだ「豚星。」。その第2章は4月、元住吉駅から徒歩8分、川崎市中原区木月で始まる

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ライター:永田 ミナミ

緊急速報



2015(平成27)年1月19日、編集部から「豚星。」が閉店するらしい、そして新天地で新たに開店するらしい、という情報が飛び込んできた。さらに、閉店は翌日の20日ということなので午後4時ごろ白楽に来られるかという。

筆者が電話で話していたその周囲にラーメン店なんてどこにもなかったのに、もうすでに鼻腔をあの濃密な小麦粉の匂いが刺激していたのは気のせいだろうか。
 


非日常的な美味しさと満腹感に満たされた昨年6月の思い出がよみがえる




終わりの始まり



そしてどんな返事をしたのかも覚えていないが、気がつくと翌日午後4時過ぎに東急東横線・白楽駅を降りていた。
 


この街で「豚星。」と触れ合えるのも今日が最後かと思うと夕闇が胸に迫る
 

白楽の「豚星。」の場所はここ


六角橋商店街を抜け、六角橋の交差点を渡って少し歩いていくと、前を歩いていた大学生らしい若者Aが、向こうからやってくる若者B、若者Cと行き合った。

若者B「おまえ、もしかしてこれから豚星。行くの?」
若者A(イヤフォンをはずして)「ああ、うん。今から並ぼうと思って」
若者B「今めっちゃ並んでるぜ。俺たちも今行ってきたけど列すごいからやめて帰るんだよ」
若者A「まじか。“駐車場”?」
若者B(肩をすくませ首を振りながら)「ていうか、もう“角曲がってる”ぜ」
若者A「まじか。まあ、でも一応行ってみるわ」

若者Cは終始うなずいているだけだったが、どうやら常連たちの間では「駐車場」がある基準になっているらしいことが分かった。
 


ちなみに駐車場というのは「豚星。」のすぐ隣のここのことで
 

行列が駐車場までくるとなかなかの行列、角までくると大行列となるようだ
 

そして実際に神奈川大学入口交差点にやってくると、なるほど大行列である


「豚星。」前で待ち合わせていた編集長・吉田と編集部・山岸と合流し、列に並んだのが午後4時20分ごろ。
 


並んだ時点での最後尾はこのあたりだった


この日は迫り来る寒波により、夕暮れ時の「豚星。」前にもこってりとした冷気が漂いはじめていた。

ちなみにこの日のメニューは、

・小ラーメン(醤油)650円
・限定(塩ラーメン)700円
・限定(ストロングレフルつけ麺)800円

の3種類。われわれ取材班もちょうどよく3人だったので、列に並んでいる途中で食券を買いに行き、くじ引き方式で誰が何を食べるか決めることにした。
 


そして出た結果が、小ラーメン吉田、塩ラーメン山岸、ストロングレフル永田


しかし、塩ラーメンに興味津々の永田と柑橘系の甘酸っぱい響きに惹かれる山岸との間でトレードが成立、塩ラーメン永田、ストロングレフル山岸ということになった。
 


その後、少しずつ進む行列は駐車場の角をついに曲がり
 

このあたりで1時間経過
 

駐車場の入口前はモーゼ状態で開いているのでもうじきかと思いきや


駐車場前を渡ったのはその約20分後であった。やはり日ごろから行列ができる店だけあって「豚星。」側のフェンスには、その部分だけを貼ったり書き足したりしたものではない、オリジナルで作成された横断幕がかけられていた。
 


大丈夫です。誰も入口をふさいだりしてませんでしたよ


その後、凍える山岸のもとへ「ストロングレフル、熱盛りにしますか」とスタッフの方が聞きにきてくれた。
 


かぶり気味に「熱盛りで」とオーダーする山岸であった
 

そして黒烏龍茶前にたどり着いたころは
 

まもなく午後6時になろうとしていた
 

午後6時を少し回ったころ、ついに店内が見えてきた
 

おもちゃ屋さんの前に立つ子どもよろしく、店内を食い入るように見つめる吉田