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関内の「お客様参加型」フォーク酒場「マークⅡ」に突撃!

ココがキニナル!

関内の“お客様参加型”フォーク酒場「マークⅡ」がキニナル。(羽後人さん、moonさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

フォークソングという共通の趣味さえあれば至福の時間を共有できる空間。楽器が一切できなくても、飛び込みでステージで歌うことも可能

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ライター:秋山 千花

母がフォークソング好きだったことも影響しているのだろう。
幼いころ、フォークソングは常に筆者のそばにあった。
 


常にそばにあったフォークソング
 

台所から漂ってくる煮物の優しい香りと共に耳に入るのは『なごり雪』だったし、掃除機の音にかき消されながら小さく流れていたのは『22歳の別れ』だった。


我が家のカセットデッキから流れる音楽はいつもちょっと切なくて、『無縁坂』を口ずさむ母の背中にはいつも少しだけ哀愁が感じられた。

それはまだ筆者が歌詞の意味すらも理解できなかった幼いころの記憶・・・
 


それでもフォークソングは、そばにあった
 

フォークソング全盛期の1970年代生まれの筆者にっとって、フォークソングはまさに物心つく以前から耳に馴染みのある子守唄のようなものだ。

だからだろうか? 時折無償にその懐かしくも切ない哀愁のメロディーに、優しく心癒されたい夜がある。



主役はあなた!



今回キニナル調査で訪れたのは、そんな夜にぴったりのこのお店。
 


フォーク酒場「マークⅡ」
 

「フォーク」+「酒場」の文字が昭和感満載なこのお店。場所は、JR関内駅北口から歩いて5分程度。相生町(あいおいちょう)3丁目交差点を左折してすぐのビルの1階にある。
 


ショーウインドーに飾られたフォークギターが目印
 

みなさんは「フォーク酒場」という営業形態をご存じだろうか?

筆者は未体験ゾーンなのだが、そこは単にフォークを聞きながらお酒を酌み交わす場所ではない。その最大の売りは何と言ってもこれ!
 


フォークソングの弾き語りができること!
 

主役はそう、あなた! ステージ上で切々とフォークソングを弾き語れば、まるでフォークシンガーになったかのような気分が味わえるのだ。

もちろん「ギターが弾けないから・・・」という方も参加可能。マスターが生伴奏であなたをサポートしてくれるので心配ない。
 


そこはもうフォークソング一色
 

フォークソング全盛期を知らない世代には少々入りづらい店のようにも思えるが、気後れすることなかれ。
 


勇気をふりしぼってまず一曲
 


そこから新たな世界が広がるはず。いざ!
 

扉を開けると、そこは大人の社交場といった落ち着いた印象。あまり大きすぎないスペースがなんともアットホームで温かい。

客席には、学生時代にフォークソングに夢中になったと思しき、いわゆるフォーク世代の男性客が多いように見える。

20名も入ればいっぱいになりそうな店内は、予約席を残しすでに満席といった様子だ。
 


平日の午後8時前とは思えない盛り上がり
 

「今日は空いてる方ですよ(笑)」と冗談めかして話すのは、マスターの、けんさん。「ガラ空きだよ〜」と、常連客も一緒になって悪ノリする。

壁を感じさせないベタなやり取りが心地よい。

実際の状況はというと、やはり平日よりも週の後半、早い時間よりも午後8時以降に2次会ノリで訪れるお客様が多いという。
 


マスターのけんさんもバリバリのフォーク世代
 

店の奥に設けられたステージ上で吉田拓郎の名曲を歌う男性客は、その出で立ちからすると会社帰りのサラリーマンだろうか。

その表情は活き活きとして若々しく、ギターを片手にしみじみと歌うその姿は、映像や小説に登場する1970年代の学生の姿を彷彿させる。
 


まるでタイムスリップしたかのような空気感
 

一曲終わると客席側から大きな拍手と、「拓郎!」「拓郎!」という威勢のよいかけ声があがる。

すっきりと気持ち良さそうな笑顔でステージをおりる男性客と入れ替わりに、また別の客がステージで歌の準備に入る。
 


ステージに立てるのは混み具合にもよるが1人1回10分程度
 

料金は、いわゆる「フォーク酒場」のそれに準じる形で「ミュージックチャージ」込みのチャージ料1600円(深夜帯は別に設定あり)が基本料金。
そこに飲食代がプラスされる。

「ミュージックチャージ」とは、ライブハウスやフォーク酒場では一般的で、著作権会社への支払いや店所有の楽器のメンテナンスなどのために用いられるのだとか。
 


店のギターは、マーチンやギブソンなど憧れの名器
 

平日は会社帰りに店を訪れる人が多く、店のギターを利用するケースが多いという。ギターは弾けないがピアノならできるというお客様のために、キーボードも用意されているとのこと。

「好きな人は、やっぱりギターにもこだわりますよ」とけんさん。

貧乏だった学生時代には手の届かなかった憧れのギターも、大人になった今ならちょっと頑張れば手が届く・・・。休日には自慢のギターを背負ってやってくるお客様もいるという。
 


楽譜や歌本もたくさん取りそろえている