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「横浜・東日本大震災復興支援フェスティバル」って何?

ココがキニナル!

山下公園で行われている「横浜・東日本大震災復興支援フェスティバル」って他のイベントと何が違うのでしょうか?

はまれぽ調査結果!

売り上げを寄付するだけでなく、被災地の子供たちを横浜林間学校プログラムへ招待するために使います。

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ライター:河野 哲弥

9月10日と11日の両日、中区にある山下公園で「東日本大震災復興支援フェスティバル」が開催されている。

その主な目的とは、集まった義援金と売り上げの一部を寄付し、被災地の子供たちを横浜林間学校プログラムへ招待するというものだ。売り上げの一部を寄付する一般的なイベントとは趣旨が違うようだ。

震災からちょうど半年という節目の日を選んで実行された同イベント。
数々のユニークな試みをご紹介すると共に、主催者の意図を追ってみよう。
 


開会式冒頭で黙とうをささげる、中区のキャラクター「スウィンギー」




横浜市は共催として参加、気仙沼市長からのメッセージも届いた開会式
 


気仙沼市長のメッセージを代読する、岩田プロデューサー
 

横浜在住の子どもたちによるチアリーディングで、幕が開かれた


開会式は、「大きな励みになる、これからも復興に力を入れたい」という気仙沼市長のメッセージからはじまった。
横浜市からは、健康福祉局の畑澤氏より、「震災を食について考える一つのきっかけにしてほしい」とあいさつがあった。

今回の目玉である「チャリティーカレー」も、食育という見地から企画考案されたものらしい。
早速、そのカレーブースをのぞいてみよう。



20名以上の横浜のシェフが協力して作った、夢のコラボカレー


 


NPO法人横浜ガストロノミ協議会理事長の今平氏
 

イベント開始直後から列をなす、カレーブース


「チャリティーカレー」を作るのは、横浜の著名な和・洋・中のシェフが集まった「NPO法人横浜ガストロノミ協議会」。
たとえるなら「食のドリームチーム」ということになる。

理事長の今平氏によれば、暑さによる事故防止のため、実際は山下公園に近い3つのホテルの厨房(ちゅうぼう)を使ってカレーを作っているとのこと。レシピは一緒で、東北のお米や野菜と横浜のブランド豚「はまぽーく」などを使用。

このカレーは、震災地の子供たちを招いたときに、横浜林間学校でも提供される予定だ。
カレー発祥といわれる横浜ならではの味を体験してほしいと、理事長は話す。
 


チアリーディングの皆さんに、感想を聞いてみた
 

11日は「ホテルモントレ横浜」の味が楽しめる


「チアリーディングを通じて元気が届けばいい」と話すお子さんたち。
カレーについて聞いてみると、そんなに辛くないし具が細かくて食べやすいからおいしいとのこと。

そんな「チャリティーカレー」は、一日で約1,500食を販売する予定。価格は税込み500円。