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中華街の大声を出してオーダーする「パクチー専門店」とは?

ココがキニナル!

中華街のパクチー専門店は元町に本社があるアメリカンハウス。パクチービールと無料でパクチーのお代わりも出来るのがキニナル。どれだけパクチーをお代わり出来るのか?(たむたむたむさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

2015年10月にオープンしたパクチー専門店「PHAKCHI JO’S(パクチージョーズ)」はガーリック風味の料理とパクチーを好きなだけ味わえる楽園

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ライター:はまれぽ編集部

パクチーとは、エスニック料理に香りづけとしてよく使用される香草。その語源は一説によると「カメムシ」からきているほど、香りに特徴がある食材らしい。
 


英名、コリアンダー(フリー画像より)
 

その強烈な香りにハマるファンから「パクチー専門店」の投稿。なんとビールにパクチーを乗せてしまうほどの「専門店」っぷり!
 


投稿にあった画像 
 

確かに、それだけ好きなら「パクチーおかわり自由」だと「楽園」かもしれない。じゃあ、行ってもらいましょう。編集部には「草食男子」が3人もいるからね。
 


うまうま
 

え、誰も取材に行けない? というか香草が苦手? なんだよ!

というわけで、肉食に見せかけて草食女・・・自分で女子って書けないので「草食編集」の編集部・山岸が突撃!
 


HOT&SPICY



投稿にあったお店の名前は「PHAKCHI JO’S(パクチージョーズ)」。横浜中華街の玄武門そばにある。JR関内駅南口からは徒歩7分。
 


横浜公園と中区役所を背に中華街方面へ
 

玄武門をくぐると見えてくるのが
 

パクチージョーズ
  

看板の色が緑
 

ランチメニューも緑
  

ではいざ・・・
 


草食編集・山岸、いきまーす
 

間違えた、いきまーす
 

店に入ってまずビックリ。研究所か? と思うような光景が。ケースの中からすくすくと育つパクチーたちがご挨拶。
 


ハロー!
 

本日パクチーワールドを案内してくれるのは、店長の磯貝翼(いそがい・つばさ)さん。
 


なごむ
 

68席ある明るくてカラフルな店内。ポップな絵を見たら誰もが笑顔に
 

まずは投稿にあった「アメリカンハウスのパクチー専門店」をキーワードに、パクチージョーズができたいきさつを伺った。

アメリカンハウスは1978(昭和53)年創業のレストラン経営をする老舗の会社で、横浜市内に20店、全国を合わせると32店舗展開中。パクチージョーズはその中でニンニク料理をメインに提供する「GARLIC JO'S(ガーリックジョーズ)」の姉妹店として2015(平成27)年10月にオープンした。
 


元町にあるアメリカンハウス発祥のPapa JO’S(アメリカンハウスHPより)
 

ガーリックジョーズ、クイーンズスクエア店(アメリカンハウスHPより)
 

店頭にあったネオンには「Garlic JO'S」の文字が
 

「アメリカンハウスは創業当時から“HOT&SPICY(辛くて刺激的)”な料理を提供しよう、というコンセプトがあり、実は当時からパクチーを料理に使っていたんです。メキシコ料理など南米料理にもよく登場する香草なので、社員も好きな人間が多いですよ」
 


そしてニンニクとパクチーの相性は最高
 

「確かに、パクチーはクセのある香りと味なので、苦手な方も多いですよね。なのでうちは“ハマ”るリピーターに愛されるお店としてやっていきたいです」と磯貝さん。

女性に多く愛される食材だけあって、同店のお客さんは約7割が女性とのこと。

「あと、実はうちの社長はもともと、パクチーはダメだったんです」

・・・なんと。
 


壁に書かれたにんにくたち。写真右のヒゲニンニクちゃんが同社「社長」とのこと
 

もともと香りが強い食べ物が好きだった社長。じきにパクチーは好物となり「ブームがくるかも」と予測。ガーリックジョーズでパクチーをふんだんに使った料理を提供したところ、大盛況だったこともあり、すでに系列店があった中華街に出店したそうだ。
 


社長が考えたキャラクター、萌えます!
 

同店のコンセプトは「アメリカンなサービス」をすること。それは「笑顔と元気」が基本。
 


36種類あるメニューに写真がないのも「スタッフが会話で伝えたい」から
 

色鮮やかな内装も、そこかしこにこだわりがあるというので、改めてぐるりと探検。
 


入口に飾られているカントリー風の装飾品もアメリカから買い付けているそう
 

アメリカンハウスの各店にはコンセプトが明確にあり、同店は「アメリカの農村にある、老夫婦の家のパーティーに呼ばれているようなイメージ」らしい。
 


小物たちもバッチリ「アメリカン」な雰囲気を演出
 

そして、注目なのが、店内の壁にぐるりと描かれいる絵。横浜にあるアメリカンハウスの各店を回る旅、というストーリーになっており、各所に横浜のランドマークが描かれているのだ。
 


ワンダー!
 

もう、目で大満足したのでおなかもいっぱい・・・にならず、むしろ欲望がむんむんに。「草食編集」とかなんとかいって来たけど、食欲レベルはもう荒野を走る肉食獣。

とにかく、パクチー料理を食べさせてくださーーーい。