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ネタバレ注意! 生「タカ&ユージ」が登場する『さらば あぶない刑事』の舞台挨拶の様子と本作登場のロケ地を早速レポート!

ココがキニナル!

『さらば あぶない刑事』公開初日舞台挨拶で舘ひろしさんや柴田恭兵さんなど出演者たちと監督が30年間の思いを語った。本作のロケ地もレポート

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ライター:永田 ミナミ

記事では物語の核心には触れていませんが、オフィシャルサイトの「STORY」や「PRODUCTION NOTE」などに書かれている内容については触れている部分もあります。ストーリーを新鮮に楽しみたい場合は鑑賞後にお読みいただくことをお勧めしますが、鑑賞しながらロケ地となった横浜の場所を楽しみたい場合は鑑賞前に読めるようになっています。



長いお別れ



いよいよこの日がやってきた。2016(平成28)年1月30日土曜日。1986(昭和61)年から続いてきた『あぶない刑事』シリーズの完結編『さらば あぶない刑事』の公開日である。
 


午前8時50分に桜木町駅前広場、コレットマーレのポスター前に集合

 
午前9時25分から上映される、舞台挨拶がある回はあっという間に完売。前売券争奪戦に敗れたが、マスコミが入ることのできる舞台挨拶は午後3時40分からの丸の内TOEIのみとのことなので、午前9時からの回を鑑賞することに。2日ほど暖冬に戻ったかと思ったらまた極寒、そして積雪の予報という波乱含みの天候だったが、幸い横浜に雪が降ることはなかった。
 


エレベーターもあぶデカ一色に。「さらば」の濁点が歩く2人な洒落たロゴ
 

ブルク13がある6階に上がると、待ちに待ったファンの熱気が感じられる

 
チケット売場にはそこかしこでモノクロのタカとユージが「泣くなよ絶対。とびきりハデにサラバだぜ。」と微笑んでいる。早くも胸にこみ上げる何ものかを抱え込み、30分後にはじまる舞台挨拶回を観に来た人たちがグッズ売場になす列をくぐり抜け、シアターに入った。

さて、やがて始まった銀星会の残党や中南米マフィアとの挑発、襲撃、不信、乱調、謹慎、結婚、奪還、報復、狙撃、救出、悪夢、乱脈、黙認、心痛、激突、逆転、多難、迎撃、異変、切札といった、めくるめくハードボイルドと小気味よいユーモアが絶妙に溶け合ったいかにも『あぶない刑事』らしいタカとユージの最後の5日間について詳しくは述べないが、30年間の『あぶない刑事』に決着をつけるにふさわしい作品だった。
 


上映後にはタカとユージのパネル、カオルとガルシアの衣装の前でパンフレットとともに
 

建物を出ると感極まってコルトパイソン357をそっと横浜の地に置いた

 
さて、このあと午後3時40分から丸の内TOEIでおこなわれる初日舞台挨拶まではまだ少し時間がある。ちょうどランチタイムということでまたコレットマーレのエレベーターに乗り込んだ。かつては中華街の前田橋近くにあり、ドラマ『あぶない刑事』の第1話や最終回に登場したレストランの系列店で昼食をとるためである。
 


というわけでAMERICAN HOUSE BAR&GRILLへ
 

窓辺のテーブルに案内されると角度は違えどガルシアが眺めていたような横浜を一望
 

コルト・ガバメントの代わりに一眼レフを構えるヤマと映画を振り返り空腹を満たして
 

東京に向かった

 


泣かないで


 


到着すると舞台挨拶1時間半前の劇場前はすでにキャストの入り待ちでにぎわっていた

 
受け付けを済ませ、劇場横の通路で上映終了を待って館内へ入ると、鑑賞後の興奮と舞台挨拶への期待が客席を満たしていた。タカとユージのあの最後の死闘を観たあとだから興奮するのも無理はない。

そうこうするうちにマイクチェックが終わり、アナウンスが流れた。いよいよ刑事たちの入場である。スポットライトが劇場後方のドアを照らし、映画のオープニングテーマが流れた。