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リニューアルした宮崎台駅直結「電車とバスの博物館」の様子は?

ココがキニナル!

宮前区の電車とバスの博物館がリニューアル工事中です/2月19日にリニューアルオープンするとのこと。かなりグレードアップし子供から大人まで楽しめるそう。内容がキニナル(ぴろさん/八景のカズさん)

はまれぽ調査結果!

人気のシミュレーターがパワーアップ! 巨大Nゲージも登場、子連れでもゆっくりできるスペースもあり、リアルな実物展示も盛りだくさんだった!

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ライター:ムラクシサヨコ

電車とバスの博物館は1982(昭和57)年、東急電鉄創立60周年の年に東急田園都市線高津駅の高架下にオープン。2003(平成15)年に宮崎台駅に移転し、年間約19万人が来館していた。2012(平成24)年にはまれぽでも紹介している。


「川崎市宮前区にある電車とバスの博物館をレポート!」←クリックで過去記事へ


今回、体験型ミュージアムとしてリニューアルを行い、2016(平成28)年2月19日に再オープン。ネットで調べると、子どもから大人まで楽しめると話題になっているらしい。同館の様子をレポートする。宮崎台駅で下車して、さっそく現地へ。

駅直結で、駅改札を出ると目の前が入り口となっている。


入り口に書いてある「DENBUS」の文字は「電車とバス」の略


4階の入り口前。「田園都市線の線路で踏み切りがあるのはここだけ」なんだとか


今回案内してくださったのは、マネージャーの増島秀雄(ますじま・ひでお)さん。


長く東急電鉄の車両部で車両整備などの仕事に携わっていた方だ


リニューアルオープンから約3ヶ月。リニューアル後、来館者数は当初の予想以上で、前年の同時期に比べて1.5~2倍ほどに増えたそうだ。
開館から34年経つこの博物館のコンセプトを伺うと「ここは『東急ファンを増やす』ということが目的で作られています。楽しみながら東急の仕事を身近に感じていただければ」と増島さん。

今回のリニューアルについて「宮崎台でオープンして約10年。小さなお子さんから鉄道好きの小中学生、鉄道マニアの大人の方まで、いろいろな方により楽しんでいただける施設になるように、リニューアルを行いました。シミュレーターなどの体験型の施設を充実させたほか、親子連れでも楽しんでいただける設備をあらたに設けました」とのこと。



子どもたちが描いた絵があしらわれているエントランスの通路


新しくなった電車とバスの博物館の営業時間は午前10時から午後4時30分、最終入場が午後4時まで。また、入場料は高校生以上の大人が200円、3歳から中学生が100円、3歳未満は無料。館内は1階から4階まであるA棟とB棟の2つに分かれており、A棟は体験型ミュージアム、B棟はキッズ向けフロアだ。


今回はA棟3階から1階と順に案内していただく


出入り口は駅直結の4階と1階にあり、チケット売り場は4階にある。
今回はリニューアルしてグレードアップしたといわれるコーナーを中心にご紹介。



さっそく、博物館の中へ!



4階のメインエントランスから3階へと下りて、「パノラマワールド」というコーナーへ。大きなHOゲージ(87分の1縮小)のジオラマが目の前に広がる。


東急の車両がたくさん!


このHOゲージが走るガラスケースの中はミニシアターになっていて、ビデオ上映が行われている。筆者が見たのは「東急で活躍する車両たち」というもの。夜中線路を保守整備するための車両など普段見ることのないものが映し出され、なかなか面白い。


子どもたちが食い入るようにビデオを見ている


その先にはNゲージ(150分の1縮小)コーナー。今回のリニューアルで新しく登場した。追加料金(200円)を支払えば、自分のNゲージを走らせることも可能。「常設でここまで大きなものはなかなかないですよ」と増島さん。


東京や横浜の町並みをイメージした模型


その先にはリニューアル前からの人気コーナー、昔の高津駅の復元。


昭和30年代の高津駅を復元したもの


高津から渋谷まで40円!


紙の切符にそろばん。昭和の風景


階段を下りると2階には、こちらも以前から変わらず愛されている昔なつかしい車両と車輪の展示が。

車輪が動くさまを間近で見られる

これは1931(昭和6)年から58年間東急の旅客輸送をしていたデハ3450形車両の実際の車輪で、見やすいように、車両部分とその下の台車を別々に展示している。運転席でハンドルをにぎると、目の前の車両が200ボルト(実際の車両は1500ボルト)のパワーで動き出す。展示車両は復元ではなく本物で、1989(平成元)年の運用終了まで使われていた車両。かつての運転手さんがしていた動きと同じ動作を体験できる。


デハ3450形車両の運転席