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横浜市内のマニアックな「専門店」を探せ!

ココがキニナル!

東京ではポテトサラダやクッキーなどの専門店が開店して話題になっていますが、横浜でもそういった変わった専門店ってあるのでしょうか?あるのならば突撃取材をお願いします。

はまれぽ調査結果!

横浜にも、東京に負けず劣らず一風変わった専門店がたくさんある。オープンから間もない美味しいお店や、創業30年以上の老舗専門店まで4店舗を紹介。

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ライター:細野 誠治

美味しい専門店! 新風吹き込むコッペパンの店



最近よく耳にしますよね、専門店。ひとつのモノに対して深く、尖った嗜好性を発揮する、かなりニッチなちょっと変わった専門店。
 


お隣・東京ではポテトサラダやクッキーの専門店なども・・・

 
集客の点から、このテの店はどうしても東京に集中しがちですが、横浜にだってたくさんあるんです!
今回は、まだあまりテレビ・雑誌等にコスられていない専門店をご紹介!

 


新港地区のあのお店とか、桜木町の○○とか・・・はまた次回に!

 
まずは根岸線に揺られて根岸駅へ。実は個別にキニナル投稿もいただいているお店だ。

根岸に出来たコッペパン専門店のオヤジの取材をお願いします。巷ではコッペパンブームだそうでたまに特集で見かけたりしてましたがとうとう横浜にも上陸??美味しいのか?種類は?大きさは?よろしくお願いします!
(ちゃたろうさんのキニナル)


すでに文面から期待が持てそうじゃないか・・・。
 


駅を出たらロータリー左の道へ。直進すぐ!


コッペパン専門店、その名も「パン屋のオヤジ」


道路に面したテラス席が15席、気持ちがいい


店内の様子。常時100種類以上のパンを取りそろえている

 
2016(平成28)年4月2日にオープンした「パン屋のオヤジ」。新店ながら常にお客が訪れにぎわいを見せている。
統括責任者の鳴海加奈子(なるみ・かなこ)さん(年齢は秘密!)に、いろいろ聞いてみよう。
「日に500個のパンを製造しています。これは当初、想定していた数の倍にあたります」
 


「恥ずかしい!」ということで、集合写真で。左から2人目が加奈子さん

 
インタビューの間も次々にお客さんがやってくる。筆者から補足しよう、「大繁盛店」だ。

なぜコッペパン(専門店)なの?
「当社は若者たちの就労支援を行っております。“パン屋を始めよう”と決めたときに、コッペパンならパンの種類がひとつで済むからです」と加奈子さん。
 


以前、はまれぽでも紹介した
K2グループさんのお店でした!


客層は老若男女問わず。午前7時の開店時は出勤途中のサラリーマン。正午から午後にかけては主婦層と高齢の方々。夜になると、明日の朝食を買い込むべく様々な層が訪れる。
 


価格帯は150~250円までと非常にリーズナブル


「とにかくコストは度外視しよう、と。まずは本当に良いものを届けようと思って作っています」と加奈子さん。

話を聞いてみて店内を見渡せば、繁盛も納得する。コッペパン(店内で焼かれている!)のなかに挟まれた具材はしっかり手作りだし、手に取った大きさ、ずっしりした重みを感じれば絶対に「安い!」と思うはず。
 


夏の売れ筋は、とにかくカレー!


ボリューム感が本当にgoodです


甘~いテイストも充実!


アイスクリーム挟んだヤツもあるんだぜっ!

 
ちょうどお昼時。実際に食べてみよう・・・。
(ここで注意! 混雑時にトングをカチカチさせて物色するじゃない、キニナったらすぐ取るように。ぐるっと回った2周めには無くなってるから! 他人に取られてるからっ!)
 


ゲットしたハム&チーズのミルフィーユかつコッペ(250円)

 
大人の男の掌サイズのずっしりパン。顔を近づけると小麦のいい匂い。はむっとかじるとパンが、もっちりして驚く。軽すぎず重すぎず、絶妙な弾力。まずパンが美味い。次にカリッとしたカツにピリリなソースが口いっぱい・・・。

ど美味いですっ!
ぜひ食べてほしい。電車に乗ってでも買いに行きたい“横浜の美味いパン”ですよ。

美味さは細野が全力で保証します



絶対の自信を持つモノを知ってほしいから



お腹も膨れたことだし、次はさらにディープな専門店を掘ってみよう。
ごく普通の人間がフラッと立ち寄って購える、アレを扱うお店です!

 

横浜市営地下鉄グリーンライン「北山田」駅・1番出口へ

 
地上に出たら階段の真後ろの坂を上る。1分もかからず到着。
 


マンションの1階がお店


こちらスーツケースの専門店、その名も「スーツケースファクトリー」

 
スーツケースの専門店! そんなに売れるモノなのだろうか・・・。キニナル。
 


出迎えていただいたのは営業部長の小林正(41歳)さん

 
こちらのスーツケースファクトリー、オープンは2015(平成27)年3月。
元々、小林さんは厚木市の「トマックス」というスーツケースメーカーの社員。

「トマックスで製造しているスーツケースには絶対の自信がありました。だから何とかして品質を知っていただきたいということでオープンしました」と。
 


「軽くて丈夫です!」


「キャスター部分には安心・壊れにくい日本製品を使用しています!」


店内には所狭しとトマックス社製のスーツケースが


アウトレット品として販売。確かに安いな・・・

 
出店の理由、安さの秘密も分かった。でもキニナル。・・・売れてるの?
「繁忙期は週末や大型連休の前になりますね。多い日には1日に15台くらい出ますよ」と小林さん。
———!!! そんなに売れるものなのか!?
 


手に取ってじっくりと

 
オープンから1年半が経過。じわじわと来客が増えているという。
「お陰さまで口コミによって増えています」
安さと品質を売る店。客の年齢層はさまざま。訪れるのはここ、ニュータウンの人間と関東近郊の半々に分かれるとか。

実はもうひとつ、強烈な売りがあるそうで・・・。
「スーツケースのレンタルを行っています。ネットでの注文になるのですが、お客さまに当社のスーツケースを郵送でお届けして貸し出しを行っています(返却も郵送でOKなのだ!)」
 


詳細やレンタルについてはホームページからどうぞ

 
それ便利! 家にあるスーツケースってさ、タマにしか使わないのにクローゼットのなかでカサ張って困るんだよね。
 


ファクトリー1番人気、BALENO EXE Lサイズ(約90L)1万4800円

 
ニッチな専門店ながら、良いモノ、絶対に自信のあるものならばお客さんはついて来てくれる。そんなお店でした。