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横浜5店舗制覇、1000べろの聖地「国民酒場じぃえんとるまん」に突撃!

ココがキニナル!

上大岡の駅開発後にカミオにできたじぇんとるまん。上大岡しかいったことがなく他店舗のこともしりたいな。/国民酒場じぃえんとるまん全店制覇をお願いします。(たこさん、すぷさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

メニューや会計システムが各店舗微妙に違う全5店舗(2016年9月末現在)を完全制覇! その日の気分やシチュエーションで使い分けてみては?

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ライター:大野 ルミコ

編集部・山岸から突然やってきた「国民酒場じぃえんとるまん」への取材依頼。1日で上大岡・三ツ境・二俣川・天王町・新杉田の全5店舗を巡るという。

なんで私に白羽の矢が立ったのだろう・・・しかも誕生日の前日に。

ま、いいか。

午前11時、暴風雨の中、朝から飲む。そんな猛者が集う上大岡店



ということでやって来たのは、「じぃえんとるまん」発祥の地、上大岡。訪れたこの日は、朝から大雨が降る、最悪のコンディション。前途多難のスタートとなった。

 

雨にけむる上大岡駅西口。しかも寒い。それでも酒を飲む人は・・・いるのか?


商業施設「camio」1階の「ふれあい広場」を抜けた先、1分ほどで


魅惑の赤ちょうちんを掲げる、酒飲みの聖地「国民酒場あさひや じぃえんとるまん」へ

 
ドアを開けると、店内はほぼ満員状態。すでにいい感じに仕上がっている人もちらほら。にぎやかにグラスを傾ける常連さんたちの勢いに、山岸も筆者も完全に押され気味だ。
 


見よ! 午前中とは思えないこのにぎわいを(笑)

 
上大岡店は、食べたい&飲みたいメニューを選んで、中央のカウンターで注文&受け取るセルフ形式。壁には選ぶのに悩んでしまうほどのメニューが掲げられ、カウンターのガラスケースには、その日のオススメが並んでいる。
 


当日に仕入れた新鮮な刺身など、自慢の味がズラリと並ぶ

 
それにしてもお酒も料理も激安でビックリ! 大びんのスーパードライが380円(価格はすべて税込)、おつまみも柿ピー60円、三角チーズ90円など、100円以下のものまでそろっている。1000円あればお酒と食事が充分に楽しめそうだ。

さて、何を食べるか・・・悩む筆者に「特に人気が高いのはまぐろブツ(300円)やもつ煮込み(250円)かな」と教えてくれたのは、店長の倉本泉(くらもと・いずみ)さん。
 


「もう何年も通い続けている常連さんも多いんですよ!」と語る倉本さん

 
「刺身はその日の入荷に合わせて内容も変わります。それに仕込み専門のスタッフがいて、ほとんどの料理は手づくり。そこにはこだわっていますよ!」と語る。
 


悩んだ末、マカロニサラダ(200円)とまぐろブツを肴に飲むことにする


ということで、本日1杯目、いただきます♪

 
ビールを瓶で飲むのは久しぶりだ。少し飲んではつぎ足す、この感じが居酒屋ではなく「“酒場”で飲んでいる」という雰囲気をさらに演出してくれているようで、それもまた楽しい。

そして「マカロニサラダ」の懐かしさったら! スーパーの総菜として売られているものと違い、まさに「家庭のマカロニサラダ」。コショウもピリッと利いていて、ビールにもピッタリだ。
 


まぐろブツも肉厚でやわらか。確かにどの料理もなかなかレベルが高い!

 
30年以上前、この場所にはじぃえんとるまんの前身である「あさひや」という酒店があり、店先の立ち飲みスペースでお酒を提供していたという。それが13年ほど前に、現在のようなサクッとお酒と料理を楽しめる店となり、今では周辺に5店舗を展開するまでに成長したのだとか。
 


居合わせた人はみなお友だち。そんな気さくな雰囲気が漂う

 
最初は、この「酒飲み天国」な雰囲気や、常連さんらしきグループのにぎやかな会話に圧倒されてしまったが、時間が経つにつれ、この雰囲気が心地よく感じてくるから不思議だ。

常連さんが多そうではあるが、“いちげんさん”でもすぐに受け入れてくれる、そんな懐の深さもある。楽しいお酒が飲めれば、周りのことは詮索しない・・・そんな適度な放置っぷりがいいのかも。
 


もちろん、お互いに「最低限のルールを守る」ことが鉄則だ

 
結局、ビール1本では物足りなくて、この先も長いというのに「麦みそたくわん」(100円)と、レモンサワー(250円)まで追加してしまった。
 


渋い! そして旨い! 「麦みそたくわん」。これも同店で漬けているのだとか

 
まだ朝だし、先は長いし、控えめにしようと思っていたのについつい飲んでしまう。1軒目にしてすっかり「じぃえんとるまん」の魅惑にやられてしまったようだ(意思が弱いだけという噂も)。

【上大岡本店】
アクセスの良さ ★★★☆☆
店内の広さ ★★★★★
立ち寄りやすさ ★★★☆☆
メニューの独創性 ★★★★☆
女性でもOK! ★★★☆☆
使った金額 1230円



通い始めたら抜け出せない!? こぢんまりとした雰囲気が魅力の三ツ境店



ビールとサワーをひっかけて、ちょっとだけいい気分になった筆者と山岸。もっと飲みたいところだけど、まだまだ先は長い。続いて、「支店内では一番店舗スペースが狭い」という三ツ境店へと向かうことにした。
 


三ツ境駅に直結している「相鉄ライフ」内の階段から1階に抜けると・・・


1分ほどで道路の向かい側に「じぃえんとるまんJr. 三ツ境店」を発見

 
上大岡店に比べて間口も狭く、外観からもこぢんまりとした雰囲気が漂っている。
 


店内には長いカウンター。20人も入ればいっぱいになってしまいそうだ

 
「いらっしゃい!」とカウンターの中から声をかけてくれたのは、店長の深川英明(ふかがわ・ひであき)さん。オープンから3年を迎えたという三ツ境店、「お客様のほとんどは地元の方、男性が圧倒的に多い」という。
 


「開店から閉店まで飲み続けていた方もいますね」と、楽しそうに語る深川さん

 
店名に「Jr.」と付いているのは「他店に比べて店が狭いから」。基本的に「サクッと来て、サクッと飲んで帰る人が多い」そうで、「来て、ビールだけ飲んで3分で帰った人もいる」らしい。

人気メニューを尋ねると、「コロッケ(100円)やアジフライ(110円)などの揚げ物ですね」とのことなので・・・
 


思い切って両方頼んでみました。なかなか食べ応えのあるボリューム!


さらに、板わさ(160円)と塩もつ煮(260円)、梅サワー(250円)をチョイス

 
三ツ境店では、まず目の前のザルにお金を入れておき、料理や飲み物が提供されるとそこから代金が徴収されるシステム。「今日は〇〇円以内で飲む!」という時など、残金がひと目で分かる明朗会計だ。このあと向かう予定の残りの3店も同じシステムなんだそう。
 


お会計に使われるザル。まずはこの中にお金を入れておけばOK!

 
コロッケやアジフライはアツアツ、サクサク。塩もつ煮は、モツも野菜もたっぷり、塩味のあっさりスープがまた美味しい。

「店舗スペースの関係もあって、そんなに手の込んだ料理は提供できない」と深川さんはいうが、いやいやこの価格で、このクオリティーの料理が食べられるのなら誰も文句は言わないと思う。
 


しかも「早いもの勝ち!」の日替わり限定メニューも用意されている

 
日替わりメニューの内容は、深川さんいわく「その日に入って来た食材次第」。これを楽しみに訪れてくる常連さんも多いのだとか。
 


思わず本日の日替わり品「玉子焼き(210円)」を追加。ふわっふわ♡

 
確かに店はこぢんまり、女性一人で立ち寄るにはちょっと勇気がいるかもしれない。でも、「ほかの店に比べてお客さんとの会話が多い」と深川さんが語るように、このアットホームな雰囲気、一度ハマったら抜け出せない心地よさだ。

「毎日いらっしゃるお客様も多いですよ」という深川さんの言葉に、えらく納得してしまった。

【三ツ境店】
アクセスの良さ ★★★★★
店内の広さ ★★☆☆☆
立ち寄りやすさ ★★★☆☆
メニューの独創性 ★★★☆☆
女性でもOK! ★★☆☆☆
使った金額 1090円
 
 
各店アクセス良し! うまい料理が盛りだくさん!・・・キニナル続きは次のページ≫