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横浜市内でも見かける「湘南クッキー」の自販機の正体は?

ココがキニナル!

最近あちこちで目にする「湘南クッキー」の自動販売機が気になる。自動販売機だけの販売なのか、だとしたらなぜそうなのかを知りたい/工場を取材してください(のーりおさん/マッサンさん)

はまれぽ調査結果!

「湘南クッキー」は、平塚の工場脇に設置したB級品の自動販売機がその始まりで、現在も自販機のみの販売。工場取材はかなわなかった。

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2017年01月15日

ライター:岡田 幸子

 


湘南といえば・・・

 
「サザン」に。

「海」に。

「サーフィン」に・・・

あれ? 連想がまったく「クッキー」に寄ってこない。だけど、確かに存在しているんです、「湘南クッキー」。
 


ほらね


藤沢市辻堂新町、JR線路沿いのこちらなんて、なかなかの規模!

 
「湘南クッキー」は、湘南界わいに点在する洋菓子の自動販売機。以前「はまれぽ」でもその姿のみ紹介したことがあるし、最近では2016(平成28)年の3月にテレビ朝日系列の人気番組『いきなり!黄金伝説。』でも紹介され、注目を集めている。

今回は、そんな「湘南クッキー」に迫ってみよう。



いざ「湘南クッキー」のお膝下・平塚へ

「湘南」の名を冠するだけあって、平塚市、茅ヶ崎市、藤沢市、鎌倉市あたりの自治体で多く見かける「湘南クッキー」の自動販売機。その本拠地は・・・と探してみると、平塚市にあることが分かった。


国道129号線沿い、話題の「ららぽーと平塚」近くだ(Googlemapより)
 

工場らしき建物の脇に


「湘南クッキーアウトレット」が!

 
訪れたのは月曜日の午前10時。さすがに客足もまばらと思いきや、車6台ほどが駐車できるスペースでは、ひっきりなしに車両が入れ替わる。いつもこんなにお客さんが?
 


「株式会社湘南クッキー」開発部の石川仁美(いしかわ・ひとみ)さんに伺ってみよう

 
「そうですね。おかげさまでたくさんのお客さまにご愛顧いただいています。テレビでご紹介いただいてからは特に、静岡県や千葉県など、神奈川県外のナンバーをつけた車もよく見かけます」

「24時間365日稼働できるのが自動販売機の強みでもありますから、平日朝早くにいらっしゃる方もいれば、夜中に立ち寄っていただく方も。夜勤帰りにご購入いただく方や、タクシーの運転手さんで甘党の方などにもよくご利用いただいているんですよ」
 


お勤め後の“ちょい買いスイーツ”需要に24時間対応

 
24時間365日、いつでもクッキーが買えるんだもの。なんてハッピーな空間だろう。と、改めて店内を見まわしてみる。



話題沸騰「湘南クッキー アウトレット」って?
 


設置されている自動販売機はざっと30台ほど


ロッカータイプや


スパイラルラックタイプ


ターンテーブルタイプ


冷蔵タイプなど

 
さまざまな自動販売機に、クッキー、クッキー、クッキー! 工場から漂う甘〜い香りと相まって、なんともしあわせな気分になってしまう。
 


ど・れ・に・し・よう・か・なっと

 
いやいや、今回の訪問は「はまれぽ」ユーザーのみなさんに「湘南クッキー」の魅力をお伝えするのが主目的。探らねばその歴史、伝えねばその魅力!

「こちらの工場は1979(昭和54)年から稼働しています。当社は生産したクッキーを卸販売する、いわゆるOEMメーカーです。現在もデパートなどで、各ブランドの商品として、当社製造のクッキーがショーケースを飾っています。具体的にどのブランドかはお話しすることが難しいのですが・・・」と石川さん。工場内の取材も企業秘密になりNGとのことだった。
 


なるほど、味にはブランドのお墨つきな訳ですね!

 
各ブランドに卸すクッキーを製造するなかで、どうしても発生してしまうのが、製造過程で割れたり、欠けたりして規格外となってしまう、いわゆるB級品。味には問題がなく、捨ててしまうには惜しいこれらの商品を、地域の方に安く提供したいという思いこそが、「湘南クッキー」スタートのきっかけだという。
 


日々大量のクッキーを製造すれば規格外品も

 
「毎日何トンものクッキーを作っていれば、ジャムの量が規定を超えていたり、ちょっと欠けてしまったりといったものもできてしまいます。客先に卸すことは難しいこれらの規格外品を業界では、十に満たないということで『九助(きゅうすけ)』と呼びます」
 


こちらが「九助」。こ、これは・・・

 
「もともとこれらの『九助』を工場前で売っていたのですが、人員をおかず24時間365日販売することはできないかと考え、自動販売機を導入するに至りました。これが自動販売機でクッキーを販売し始めた経緯です」

「2009(平成21)年に改めて『湘南クッキー』を事業として立ち上げ、ご好評によりオリジナル商品の開発にも着手。催事などで店頭販売を行うこともありますが、基本はすべて自動販売機での販売です。『自販機を設置したい』という要望に、できる限りでお応えするうちに、北は大和市、東は横浜市、西は小田原市まで、設置台数は100台を超える規模となっていました。現在は週1回を基本として、商品を補充してまわっています」

 

海老名駅前の自販機は売れ筋らしく


特別に週2回の補充を行っているとか

 
「湘南クッキー」では特に営業活動を行っているわけではないという。それでも、クッキーのおいしさに魅せられた人々の評判から、保有地に自販機を設置したいという要望が多く届くらしい。

 

自販機周辺にひっそりこんな掲示があることも

 
「生産拠点がここ平塚に1ヶ所しかありませんから、『ここから運べる範囲内であること』というのが設置をお受けする条件です。ただし、かかる輸送費については商品価格に上乗せする形をとっているので、ここから遠くなればなるほど、価格を高く設定させていただいています」

 

ということは・・・

 
「当日にならないと何がどの程度出るかわからない『九助』は、ここと平塚駅南口のみの取り扱いに限定させていただいています。『おトク』を求める方は、ここまで来ていただくのが一番です!」
 
 

 

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