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日本初! 横浜港で実現する「ホテルシップ」の概要とは?

ココがキニナル!

横浜港で「ホテルシップ」実施が決定! 詳細や今後のスケジュールは?(はまれぽ編集部のキニナル)

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ライター:はまれぽ編集部

いよいよ2020年の開催が迫る東京オリンピック・パラリンピックに向けて、「ホテルシップ」が横浜港の山下ふ頭で実施されることが正式に決定した。株式会社JTBが実施・販売を行うという。

ホテルシップとは、五輪大会中のホテル不足を補うために、停泊したクルーズ客船をホテルとして活用する取り組みのこと。1989(平成元年)の横浜博覧会の際には、「クイーン・エリザベス2」が横浜港に停泊し、2ヶ月間に渡りホテルやパーティー会場としての役割を果たしたこともある。
 


写真は大さん橋に入港する「クイーン・エリザベス」

 
今回のホテルシップが停泊するのは、再開発が進んでいる山下ふ頭。世界に誇る「ハーバーリゾート」の形成を目指す同ふ頭で、「みなとの賑わい」創出の一つになりそうだ。
 


現在の山下ふ頭。着々と再整備が進んでいる

 
山下ふ頭に停泊するのは、豪華客船「サン・プリンセス」。大会期間中、2020年7月23日から8月9日まで18日間ホテルシップを営業する予定だ。
 


定員2000人の中型船だ(公式HPより)

 
宿泊プランは2泊3日を1パッケージとしており、価格は1人当たり7万円台のツインルーム(窓なし約13平方メートル)から、60万円台のオーナーズスイート(約65平方メートル)までさまざま。

滞在中には食事や船内でのショー観覧、スポーツコートやプール・ジャグジーなども航海中と同じように利用できる。一方で、船内のカジノや免税店などは対象外で、あくまでも「国内のホテル」としての扱いになるようだ。
 


船内にカジノ設備はあるが、さすがに使えないよう(公式HPより)

 
これまでは旅館業法上、窓のない部屋を客室として使うことができず、ホテルシップの障壁となっていた。
横浜市では国に旅館業法の適用除外を求めるなど独自の活動を行っていたが、今年5月、厚生労働省がイベント期間中に限って窓のない部屋を客室として使うことを自治体判断次第で認める通知を出したことで、実現につながった。

東京や川崎でもホテルシップの誘致を進めているが、今大会での販売決定は横浜市が日本で初めてということになる。
 


ふ頭のにぎわいにつながるか(横浜市山下ふ頭開発基本計画より)

 
横浜港は国内外の船を広く受け入れ、年間100回以上の寄港回数を誇る。今後はさらなる受け入れ機能の強化などによって、さまざまな船が寄港できる「クルーズポート」となることを目指している。
ホテルシップの実現は、五輪だけではなくその後のMICE(国際会議など)やイベント開催時の活用につながる可能性があり、滞在を促して横浜の魅力発信にも寄与する取り組みにもなりそうだ。

プランの販売開始は2019年春の予定。(泊まれるかどうかは置いておき、)一生に一度の体験になるかもしれない横浜のホテルシップから目が離せない。


ー終わりー

 

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  • 記事の中でサンプリンセス定員2,000人の中型とあるが、今でこそベイブリッジをくぐれないメガシップが多くなったものの、10年前までは2,000人クラスといえば超大型クルーズ船。ホテルで2,000人宿泊可能なものは聞いたことがなのでホテルシップは凄く有効だと思う。クルーズ船ならではのエレガントな食事やステージショー、船上プール・ジャグジーや船内ブランドショップでのショッピングなど、横浜港のナイトビューと相まってホテルシップは高い人気がでると思う。山下埠頭はまだ接岸能力があると思うし、みなとみらい地区の耐震バースも積極的に活用してさらにホテルシップを誘致することで横浜経済にも大きな活況を与えると思う。

  • 窓無し 2泊3日で7万……

    古い船で2泊3日で3万徒かでも需要があるかもね……

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