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横浜・真夏の激辛ラーメン 地獄の3番勝負!ご当地芸人・横浜ヨコハマが挑戦!

横浜・真夏の激辛ラーメン 地獄の3番勝負!ご当地芸人・横浜ヨコハマが挑戦!

ココがキニナル!

激辛料理が殊の外好きなので激辛料理が食べられる店を特集して下さい!!中華料理・タイ料理・カレー・和食・洋食なんでも構いません!!(☆★☆★☆★さん)

はまれぽ調査結果!

「DEATH麺」を喰らって三途の川を渡り、辿り着いたは「地獄のラーメン」。それをも喰らい生還した横浜。しかし、そこに待ち受けたのは「横浜家系ラーメン激辛地獄」だった。激辛ブームは甘くない!!

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ライター:横浜ヨコハマ

前回の「終電逃した!~市営地下鉄ブルーライン編~」の取材で心も体もボロボロになった我々、横浜ヨコハマ。「次の取材はミスコン特集の取材かなんかでかわいいJDとワチャワチャしたいです」と要望を出したところ、はまれぽ編集部から返ってきた指令がこちら。

「真夏の激辛ラーメン 地獄の3番勝負!」

ねぇ・・・話聞いてた?
せめて一本勝負じゃない??
いや、そういう話でもないか。
 
 
 

果たして、この地獄の3番勝負受けるのか?横浜ヨコハマ一世一代の決断!


 
気を取り直して、改めて自己紹介から。
 


どうも、横浜ご当地芸人「横浜ヨコハマ」です!!

 
普段カレーは甘口の上仲誠彦(かみなか・まさひこ/写真左)と、他人に厳しく自分に甘い新村晋(にいむら・すすむ)。
そう、横浜を代表する甘ちゃんコンビとは私たちのこと。今回も上仲が記事を書いていく。

記事を読む前に、最初に一言だけ言わせて欲しい。
我々は辛いのが苦手で少食なおじさん二人である。
激辛に加え、3番勝負という大食いの要素まで取り入れて来るなんて・・・、
いくら何でも欲しがり過ぎだろ! なぁ、はまれぽぉお!!

そんな中、
新村「わかりました!この指令、私たちが引き受けましょう!」
上仲「どいつもこいつも何考えてんだよ!!」

こうして、前回に続いての体当たり取材が決まった。
 
 
 

「真夏の激辛ラーメン 地獄の3番勝負!」試合開始!


 
上仲「俺、怖すぎて事前に調べたんだけど、辛いもの食べる前にバニラアイス食べると効くらしいんで買ってもいいですか?」
新村「じゃあ、俺は飲むヨーグルト試そうかな。これでバニラアイスと飲むヨーグルトでどっちが効果あるか検証にもなるしね?」
上仲「あ、それいいね!」

我々は御託を並べ、今回取材に同行した若手はまれぽ編集部員の中田を丸め込み、コンビニでの買い物を経費で賄うことに成功した。
幸先のいいスタートだ。
 


ここぞとばかりにカゴに詰め込む新村

 
バニラアイスとヨーグルトも買ったし、昨日もよく寝た、もう私達に準備できることは何もない。
心を決め、最初の店に向かう。
 
 
 
第1試合「横浜ヨコハマVS中屋」
 


1軒目は弘明寺にある「中屋」

 
意外にも落ち着いた雰囲気の素敵なカウンター席が立ち並ぶ店内。
 


激辛の「げ」の字も感じさせない上品な内装

 
いや~素敵だなぁ!!
・・・ん?
 


お店に似つかわしくない不穏なメニューが・・・
 

DEATH麺!!!

 
DEATH麺? これは、あれですよね店長?
店長が好きなヘビメタか何かのグループ名ですよね?
今度ライブがあるからチラシを貼ってあげてるんですよね?
あはははははははは、優しいんだから~・・・

だめだ、怖過ぎる。
 


店長に許可を頂き、バニラアイスとヨーグルトを流し込む
 

DEATH麺完食者は店内に名前が掲載される

 
新村「今まで何人ぐらい挑戦してるんですか?」
店長「大体3000人くらい挑戦して、ちゃんと食べきれたのは30人ぐらいですかね」
新村「え?100人に1人しか成功してないんですか?そんなの無理でしょ!」

そんな会話を横耳にしながらバニラアイスをかきこむ。
だ、だめだ。バニラの味がしない・・・。
 
 
 

DEATH麺の全貌が明らかに


 
恐怖におののく我々の前に、ついにDEATH麺(1200円・税込/以下同)がその姿を現した。
 


不気味な雰囲気でDEATH麺を差し出す店長の鈴木さん
 

見ただけで分かる強烈な一品
 

麺は元の色が分からないほど赤い

 
新村「スープがない!汁なしの混ぜそばタイプなんですね?」
店長「スープだと辛みが流れ落ちて食べれちゃうんで、辛みを全部味わって欲しいから混ぜそばにしてます。あはははは!」
上仲「な、なんでニコニコ怖い事言ってるんですか・・・!?」
 


その直後、あまりの恐怖で箸を床に落とす上仲

 
何度も言うが、我々は辛いものが苦手である。
さすがに100人に1人と聞くと自信もなくなり、二人で1食を食べきっても完食という特別ルールを了承してもらい、いざ実食へ。
 
 
 

いよいよDEATH麺を喰らう!


 


まずは、新村からパクリ

 
新村「うわっ!辛い!え?痛い!うわっ痛い!!なんだこれ!!うわっ痛っ!!こんなの絶対無理だよ!!痛い痛い痛い!!」
店長「あはははは!!」
上仲「・・・な、なんで店長喜んでるんすか!!」
 


新村の額からみるみる滴り落ちる汗

 
上仲「新村ブッシャーじゃん」
新村「古いよ!ふなっしーみたいに言うなよ!もう痛いからボケんなよ!」
上仲「レモン食べるのを想像してよだれが出てきちゃうのと一緒で、辛いものを食べるの想像するだけで汗出てきちゃうね?そういう経験あるよね?でもさ・・・」
新村「いいから早く食えよ!!」

新村以上に辛いものが苦手な上仲も、ついに覚悟を決める。
 


「いただきます!」
 

「あれ?そんなに辛くな・・・」
 

「痛ってぇぇーーーー!!!!!!」
 

一瞬で汗が噴き出る

 
上仲「・・・(呆然)」
新村「俺、中学から一緒だけど、こんなに汗かいてる上仲初めて見たわ」
 
 
 

果たして「DEATH麺」完食なるか?


 
普段滅多に汗をかかない上仲も汗が止まらない。
体の拒否反応なのか、しゃっくりまで出始めた。
 


一口で絶望を味わった二人

 
もはや「辛い」のではなく、「痛い」のだ。
バニラアイスの効果とか、ヨーグルトとの効果だとか、コンビニではしゃいでた頃の自分たちをゲンコツしてやりたい。

上仲「でも“救済食材”が乗ってるから、それと一緒に食べたらいけるんじゃない?」
新村「救済食材って何よ?」
上仲「ほら、味玉とかチャーシューとかと一緒なら、辛さ薄まっていけるんじゃない?どう?味玉くん?」
新村「誰が味玉くんだよ!でも確かに具材おいしそうなんだよな。玉子もチャーシューも。普通に食べればだけど・・・」
上仲「いってみ?」
 


仕方なく味玉と一緒に食べてみる新村

 
上仲「どう?」
新村「あー、これはですね、玉子の痛みと麺の痛みが相まって結果痛いです」
上仲「何その食レポ。痛いしか言ってないじゃん!玉子の痛みって何!?」
新村「これは100人に1人なわけだよ。絶対無理だ・・・」
 


素敵な笑顔で挑戦を見守ってくれる店長

 
 
 
辛さには単位がある
 
店長「唐辛子の辛さにはスコヴィル値という単位があって、一般的な唐辛子で約4万スコヴィル値ぐらい、ハバネロで約30万、今回使っている『キャロライナ・リーパー』という唐辛子は300万スコヴィル値なんですよ」
新村「いやフリーザでも53万ですよ!?」
上仲「スカウターがある摩訶不思議な世界ね。やかましいわ!」
 


その後も、あの手この手を使い・・・
 

もがいてみるが・・・
 

確実に、二人に限界が近づく・・・

 
ここで他人に厳しく自分に甘い新村が閃いた。
新村「これ、ちょっと食べてみて下さいよ!」
 


編集部中田に食べさせようとする悪い新村(通称:悪村)

 
中田「・・・じゃあ、いってみます!」
上仲「いや、お前はお前でいくんかい!!」
 


中田がパクリ(してやったり顔の悪村)
 

「あっ!!!!!!」

 
中田「これはダメなやつです!ゲホゲホッ・・・本物のやばいやつです!」

そうだよね? 中田君、そうだよね?
あぁ・・・よかった・・・。
この言葉を聞いて我々は安堵した。
これで、ようやく“あの”言葉が言える。