女子力はネットショッピングの救世主!? 女性の採用に力を入れる横浜の「ワンフラット」を直撃!

ココがキニナル!
体力的にきついイメージのある配送業界だが、横浜の軽貨物配送業者「ワンフラット」では意外にも20代の小柄な女性が活躍しているという。その実態がキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
※この記事は株式会社ワンフラットのPR記事です※
「こんにちは〜」
横浜を中心に関東1都3県で軽貨物配送を展開する「株式会社ワンフラット」。ある日、取材のため同社の事務所を訪れると、白のパーカーに身を包んだ女性が軽自動車から降りてきた。
ん、女性?
体力的にもきついであろう運送業界になぜ女性が? そんなキニナルを解決するため「ワンフラット」の横山一平(よこやま・いっぺい)社長に話を聞くと、そこには“女性だからこそ活躍できる現場”があるという。
女性だからこそ活躍できる物流の現場とは?
古くは1986(昭和61)年に施行された男女雇用機会均等法、最近では現政権が打ち出した“ウーマノミクス”など、女性の社会進出をコンセプトとする施策は数多く見られる。しかし、男女格差の国際ランキングなどでは、日本は下から数えた方が早い3桁のランキングにとどまるのが常となっている。
この状況から見ても、日本は女性が男性に比べて働きにくい国と言える。「ワンフラット」が属する軽貨物配送業界を例に見ても同様で、女性が担える軽い荷物が多いにもかかわらず「きつい」「汚ない」「危険」の3Kのイメージが強いこともあってか、配送員のほとんどが男性。それも50~60代が多くを占めるとのことだ。
「ワンフラット」を率いる横山社長
「『ワンフラット』では100名ほどのドライバーさんと契約していますが、現在4分の1が女性で、なかには20歳の女性配送員も在籍しています。でも、まだまだ女性配送員が足りていないので、今後、より一層力を入れて増やしていきます」と語るのは、「ワンフラット」の横山社長。でも、なぜ男性社会のイメージが強い配送業界において、女性ドライバーを必要としているのだろう。
「女性しか、というわけではないんですが、女性配送員の方が好まれるケースがあるんです。たとえば、産婦人科や歯科の場合、受付にいらっしゃるのはほとんどが女性。なので、男性よりも女性の配送員がお届けした方が安心感があるんです」
たしかに、女性が多く働く職場や女性が多く訪れる場所であれば、男性よりも女性配送員の方が好まれるのは納得できる。
「運送女子(きゃりーガール)」と称し、女性ドライバーだけのユニット化も検討している
運送業界のイメージがガラッと変わりそう
ただ、軽貨物とはいえ「荷物」であることには違いない。本当に女性が簡単に運べるものなのだろうか。その辺はどうなっているのだろう。
「たとえば、産婦人科の場合は冷凍保存された細胞を運んだりするんですが、体力に自信のない女性でも簡単に積み下ろしできるものばかりなんです。あと、胡蝶蘭(こちょうらん)などの生花やウエディング系の備品などを運ぶ際も、力自慢の男性より柔らかいイメージのある女性配送員の方が好ましかったりするんですよね。もちろん軽い荷物がほとんどです」と、横山社長は女性ならではのメリットを語る。
女性でもラクに運べる荷物が多い
確かにそうだ。配送業者と聞くと重い荷物を運ぶ姿をイメージしてしまうが、必ずしもそういうわけではない。
「なかには、『ハンドキャリー便』といって、新幹線や飛行機などの公共交通機関を使って荷物を運ぶ案件もあるので、自動車免許を持っていなくてもできるんです。この間は、埼玉県の大宮から新潟県の越後湯沢まで新幹線で行って、荷物を引き取って戻ってくるだけの案件がありました。ハンドキャリー便のみで契約している女性配送員もいますが、1日4時間位の稼働で月15万円ほどの収入を得ていますよ」
筆者の質問に、真剣に耳を傾けてくれた横山社長
さらに話を進めると、女性の配送員を必要とする、そもそもの背景が見えてきた。
「今、物流業界では人手不足が深刻な問題となっています。そのうえ、Eコマース市場において、3年後には今の3倍の物量になるとも言われているので、さらに深刻化することが目に見えている。そういった背景もあるので、女性配送員の活躍が求められているんです」
インターネットショッピングの爆発的な普及により以前に比べて小さくて軽い荷物(軽貨物)が増えたことで、ラストワンマイルと呼ばれるユーザーに直接荷物を届けるフェーズにおいて、女性労働力の必要性が高まっているのだ。
業界の改革に情熱を燃やす!
物流業界の人手不足を救うのは女性の存在かもしれない
ワンフラットで働く女性配送員にインタビュー
現場の生の声を聞くため、2019(令和元)年11月から「ワンフラット」で配送員として働く小田島優衣(おだしま・ゆい)さんに話を聞いた。
弱冠20歳の小田島さん
まず、前職についてのことや「ワンフラット」で働き始めたきっかけなどを聞くと「高校を卒業してから事務職として1年くらい働いていたんですが、『体を動かす仕事がしたい!』と思って大手ECサイトの通販業者で配送の仕事を始めました。そこで半年ほど働いていたんですが、思った以上に体力的にキツくて・・・。そんなとき、配送系の求人募集を眺めていたら、『ワンフラット』は女性の配送員も多く、自分でもできるかなと思って応募しました」とのこと。
ずっと座りっぱなしの事務職はあまり向いていなかったそう
前職が体力的にキツい問題もあって「ワンフラット」と契約を決めた小田島さんだが、その辺の問題はクリアできたのだろうか。
「薬品を運ぶのがメインなので基本はそこまで重くないんですが、正直、重いものは重いです(笑)。でも、頑張れば持てるものしかないので無理なく働けています」
小柄な小田島さんでも持ち運びには困っていないそう
さらに話を聞いて驚いたのが、彼女の1日のルーティン。今の物流業界の現状を踏まえ、早朝から夜遅くまでバリバリ働いているのかと思ったら・・・
「いやいや、全然そんなことないですよ(笑)。朝9時半に倉庫を出発し、早いと11時には1日の仕事が終わっちゃいます。定時は9~18時なんですが、遅くてもだいたい16時には終わるので、仕事が終わったら自宅でドラマや映画を見て過ごしています」
午前中で仕事が終わる日も珍しくないという
「しかも、日給制なので早く終わっても1日分の給料がもらえるんです。事務職時代の2倍とまではいきませんが、それに近い金額はいただけています。友だちからも『朝早いし重い荷物を運ぶし大変じゃない?』と聞かれたりするんですが、土日・祝日は休みですし、大変なことはありません」
運動経験から体力には自信があったと語る小田島さん
実際に「ワンフラット」で働いてみた感想については、「皆さんいい人たちばかり。いつも気軽に話しかけてくれるので、気持ちよく働けています。わたしがそうなんですが、人見知りの人にもおすすめの会社です」
自由闊達な意見が飛び交うフランクな社風だ
配送員同士が事務所に集まって談笑することもあるそう
小田島さんのように「運送女子」で新たな仕事のスタイルを手に入れたい方は「ワンフラット」のホームページはもちろん、不定期で開催する就職イベントなどの情報をチェックしてほしい。
渋谷で行われた女性向け転職フェアの様子
お友達紹介キャンペーン(※情報は取材時のもの)
「運送女子、目指しませんか?」