お酒
福屋尾崎商店
- 相鉄本線「天王町駅」から徒歩1分
横須賀線「保土ヶ谷駅」から徒歩8分 - 神奈川県横浜市保土ケ谷区岩間町1丁目7-8
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- 営業時間:10:00~20:00
- 定休日:木曜日・元旦
蔵元の心を知り、お酒の本質を知るプロが造り手と飲み手をつなぐ。「角打ち」をお酒との出会いの場として、好みのお酒を見つけた機会を逃さず購入できるのもうれしい! 飲食店経営者にとって魅力的なサポートも充実
地域の人、飲食店を営む人たちに愛される老舗酒店。全国の蔵元に直接足を運び実現した豊富なラインアップ!
2018年07月06日
同店では、金曜日の午後10時~午前1時、土曜日の午後9時~午前1時(午前0時以降は、お客さんがいなければ閉店)に、「角打ち」を行っている。自分の好みのお酒を見つけてもらうための、有料試飲というスタンスで行っているという。
また、「販売店として営業している時間内は角打ちはやっていませんが、購入するお酒に迷っている時などに、無料で試飲していただくこともできます」と話してくれた。
あくまでも購入を目的とした試飲としての角打ち
日本酒は1杯(60~70cc)150円~1000円、焼酎100円から300円、ウイスキー150円~600円ほどで飲むことができる。ウイスキーについては、最近希少価値の高まる国産の地ウイスキーも試飲できるのがうれしい。
「多くの方が、角打ちでお酒を試して購入してくれますね。好みのお酒を見つけて、後日、買いに来てもらうのも歓迎です。酔っていらっしゃる方には、後日買いに来てくださいとお声かけすることもありますよ」と昌弘さんは話してくれた。
美味しいお酒を味わう!
取材陣も、少しだけ角打ちの気分を体験させてもらうことに。最初にいただいたのは、同店が7年かけて仕入れに漕ぎつけたという、オススメの「東一」。
東一、生酒! 口切りです
わくわくする瞬間!!
初めて出会ったお酒に、日本酒好きの筆者の気分も高まる
おいしい!米の甘みがしっかり感じられるお酒だ。
ふわーっと抜ける酵母の香りがあって、米の旨味が伝わってくる感じ。日本酒を飲み慣れている人にとっては、これはきっと、もう、最高の幸せ!
味の傾向が異なるお酒もとお願いして、「ゆり(純米吟醸)」(福島県・鶴の江酒造)を。
爽やかなブルーの瓶、シンプルできれいなネーミングも素敵!
旨みのあるフルーティーなお酒
こちらは、日本酒独特の香りがちょっと苦手だったり、飲み慣れていない方にもオススメ。すごく飲みやすいお酒だ。
続いて、ウイスキーが好きなカメラマンが、ちょっと変わったお酒を試飲。
「G.E.M.(ジェム)」というウイスキー?
「これは、ウイスキーだね!」
実は、こちらは沖縄県の久米仙酒造が開発した長期樽熟成泡盛(リキュール)だそう。泡盛が元になっているのに、ウイスキーのような味だなんて驚きだ。次々に新しいジャンルのお酒が出てきているんだと感心する。
もう1つ変わったお酒をと、いただいたのがこちら。
「パクチーde酒」(千葉・飯沼本家酒造)
なんて、キニナルネーミング! 国産のパクチーを梅酒に漬け込んだお酒だという。
パクチーの味がするのかな?
「ん? パクチーの味する?」
独特の香りはするものの、そこまでのパクチー感はない。パクチーが梅酒の甘みを和らげるのか、さっぱりした梅酒といった感じだ。ソーダ割りで飲んでも美味しいのではないだろうか。
最後に、凍らない日本酒(分類上はリキュール)「越後武士(えちごさむらい)」(新潟・玉川酒造)をいただいた。
なんとアルコール度数46度! 普通の日本酒の3倍だ
とろっと濃厚な日本酒。そのまま飲むと、テキーラのような感覚。
「ロックで飲んだり、カクテルにしたりするのが美味しいと思います。2020年の東京オリンピックに向けて、外国の方にも好まれるのではと蔵元さんも力を入れているお酒です」と昌弘さん。
確かに、日本酒のカクテルはあまり見かけないが、これだけのアルコール度数があれば、美味しいカクテルができそうな気がする。外国人の方もカクテルなら、気軽に飲めるだろう。日本酒の可能性の広がりを感じ、わくわくしてきた。
軽やかなフットワークで、新規飲食店もサポート
福屋尾崎商店では、飲食店を開業しようとする人へのサポートもしている。
「オーナーさんの希望を伺って、開店したいエリアの不動産屋さんや、取引先の飲食店さんなどに声をかけて情報を集めて、出店に適した場所を探します。どこにでも出ているものではなく、水面下の情報を集めるようにしています」と話してくれた。老舗として多くの飲食店とネットワークがあることも大きいのだろう。
天王町の地で地域密着
さらに、食材の仕入先やおしぼり屋さんの紹介、ビールメーカーとのタイアップまでサポート。メイン酒店として取引することが条件とはいえ、ここまで無償で手伝ってくれる酒屋さんはないのでは。
「店をやるのは、あくまでもオーナーさん。多額のお金がかかることですから、慎重に決めるようにアドバイスしています」と昌弘さん。この冷静な視点、温かな気持ちもうれしい。
福屋尾崎商店は、個人としてお酒を購入する方だけでなく、飲食店を営む方にとっても魅力的な店と言えるに違いない。
取材を終えて
自分の好みに合ったお酒を選ぶのは、結構難しい。さらに、贈答用のお酒を選ぶ時には、迷ってしまうことも多いのでは。福屋尾崎商店は、そんな時に力になってくれるお店。ラインアップが豊富なだけでなく、飲む人の気持ちを分かってくれる、心強い店だ。
―終わり―
HP/
https://blogs.yahoo.co.jp/bear_hama
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※情報は取材時のものです
基本情報
店名 | 福屋尾崎商店 フクヤオザキショウテン |
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ジャンル | 酒屋 |
住所 | 〒240-0004 神奈川県横浜市保土ケ谷区岩間町1丁目7-8 |
アクセス | 相鉄本線「天王町駅」から徒歩1分 横須賀線「保土ヶ谷駅」から徒歩8分 |
駐車場 | 無 |
TEL1 | 045-331-2983 はまれぽを見たとお伝えください |
TEL2 | |
FAX | |
営業時間 | 10:00~20:00 角打:金・土曜日20:00~23:00 但し22:00の来店状況によっては閉店します。 臨時休業の場合は FBにて ご案内しております。 https://www.facebook.com/FukuyaOzakiSakeYokohama/ |
定休日 | 木曜日・元旦 |
URL | https://hotpepper.omisenomikata.jp/shop/377350/ |
カード利用 | VISA MASTER JCB AMEX Diners (クレジットカード) 交通系電子マネー ID電子マネー PAYPAY LINEPAY ARIPAY D払い メルペイ AUPAY |
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