試しにお手元のスマートフォン（以下、スマホ）で、「iPhone修理、横浜西口」と検索してみてほしい。そこにはアップルストアとは別にiPhoneの修理を専門とするお店や、複数の店舗を比較するサイト、キャッチ―な切り口で訴えかけてくるものなど、数多くの情報が表示されるだろう。
　
その雑多な情報を整理して、本当に自分に合った修理店を見つけるのは簡単ではないし、また膨大な時間が必要になってしまう。
　

iPhoneが壊れたらどうする？

　
そんな中、はまれぽがイチオシする「iPhone修理のクイック 横浜西口店」。約3～4割の人がこの手の修理店を利用するとも言われるが、まだまだアップルストアなど公式のサービスにこだわる人が多いのも事実だ。
　
今回の取材を通して、一体どんなお店なのか、どんなサービスがあるのか、アップルストアにはないメリットは何か、などを紹介することで、すでにこの手の修理店を利用している人には新たな選択肢を、「公式」にこだわる人には新たな発見をお届けできればと思う。
　
　
　
アップルストアにはない「iPhone修理のクイック 横浜西口店」のサービス
　

相鉄線「横浜駅」西口から徒歩3分
　

ビルの5F（506号室）にある
　

お店に来たとは思えないリラックス空間！

　
出迎えてくれたのは、オーナーであるSOLID株式会社 代表取締役の児玉崇（こだま・たかし）さん。
　

「何でも質問してください！」

　
早速「iPhone修理のクイック 横浜西口店」のサービス内容を聞くことに。まずは店名に「クイック」とあるくらいだから、修理のスピードには自信ありと見たが・・・児玉さん、お願いします！
　
「アップルストアでは時に1週間程度を要するバッテリーや液晶パネルの交換ですが、うちでは最短15分で対応できます」
　
15分とは・・・これは文句なしに速いのではないか！
　
「アップルストアは店舗数に限りがあるため、どうしても時間がかかってしまいます。修理の予約を取るのも一苦労で、1週間先は当たり前なんですよ。うちでは予約不要、飛び込みの依頼も大歓迎ですので、今まさに横浜駅周辺でお困りの方がいたら、ぜひご来店いただきたいですね」と児玉さん。
　
故障にもいろいろ種類があるが、“すぐにでも直したい”ユーザー心理からすると、まず修理の予約までに1週間かかるのでは確かに遅いと感じる。
　
またアップルストアで修理すると、基本、データはすべて初期化（消去）されて戻ってくる。もちろん事前にバックアップを取っていないとデータは消えたままだし、そもそも一連のバックアップに伴う作業がめんどくさい、という人も多くいるだろう。「iPhone修理のクイック 横浜西口店」なら、そんな心配も無用。故障個所をピンポイントで修理するため、データを消去せずに行うことができるのだ。これも魅力！
　
具体的な修理内容としては、画面のひび割れやタッチパネルの不具合に対応する液晶パネルの交換や、何年も同じ端末を使い続ける人には欠かせないバッテリーの交換以外に、水没修理の依頼も多いそう。
　
「水没修理はとにかく時間との勝負！　水没してから24時間以内ですと復旧率は最大90パーセント以上にもなりますが、2日目以降は時間の経過とともに徐々に復旧率が低下していきます。当然ですがiPhoneは精密機械なので水には弱い。ぜひお早めにご連絡ください」
　

さらに、と児玉さんは続ける

　
「アップルストアとは違い、うちでは個人情報を一切お預かりしません。目の前で修理することでお客さんに安心感を提供したいんです。そのために店内の雰囲気づくりにも気を配っています」
　

スクリーンにアパレルアイテム、大きなサボテンまで！

　
ほかに「iPhone修理のクイック 横浜西口店」ならではのサービスはあるのだろうか。
　

ゆったりソファーに腰かけながら、伺っていく

　
「iPhone4Sと3GSは全機種修理可能です。さらにiPod touchやiPadのほか、2014（平成26）年に販売終了となったiPod classicといったレアな修理にも対応しています」と、強みを話す児玉さん。
　
特にiPod classicについてはニーズが高いようで、8年以上前のタイプであっても全国から郵送での修理依頼がやまないそうだ。長い間iPodの象徴だったclassicには今も根強いファンが多いため、修理技術のある「iPhone修理のクイック 横浜西口店」に依頼が殺到するのもうなずけるところだ。
　
さらに「普通の修理では直せないアイフォンの基盤修理、ICチップ故障修理ができます」と、児玉さん。難易度の高い顕微鏡を使った修理であり、海外に修理拠点をもつ同店だからこそ実現できるサービスだという。
　
愛用のiPhoneで、画面を変えても何も映らない、バッテリーを変えても充電されない、ずっと圏外のまま、といった悩みに直面している人は、すぐにでも駆け付けたいところだ。
　
　
　
安かろう悪かろう！？
　
アップルストアとの違いやオリジナルのサービスなど「iPhone修理のクイック 横浜西口店」の特徴について分かったところで、さらに突っ込んだ質問をしてみよう。キニナル金額面や修理のクオリティについてはどうなんだろう。
　
「修理価格の安さをウリにしているお店が多いのが実情です。正直、安いお店は実際行ってみると価格が違っていたり、グレードの低いパーツを使用していることが多々あります。あまり修理価格ばかりを気にしていると、納得のいく修理店に巡り合えませんよ」と、児玉さん。
　
「本体交換も必要な大がかりな修理のときなどは、たいして安くならないこともあるんですよ。たとえば、うちだと3万3000円かかる修理がアップルストアだと4万円で本体交換できる。このような場合、7000円プラスすれば全部新品になることを伝えたうえで、修理を続行するか否かお客さんにジャッジしてもらっています」と、続ける。
　

安さは特別なウリではない

　
そんな安さだけを追い求めない「iPhone修理のクイック 横浜西口店」だからこそ、修理のクオリティにもこだわっている。
　
「もちろん、クオリティも問題ありませんよ。2011（平成23）年にオープンして今年で7年目なんですが、最初の2年くらいはパーツのクオリティに不満があったのは正直なところ。なので、直接、Appleの製造国をまわって純正に近いパーツを探しまわり、高グレードのものを仕入れることにしたんです。パーツのグレードは修理のクオリティに直結しますからね。同じiPhone修理店でも、パーツのクオリティには違いがあるんですよ」
　
修理店はどこも同じパーツを使っていると思っていたので、これは寝耳に水の情報だ。
　

修理スタッフのKさん

　
「修理のお店はどこも安いので、お客さんが選ぶ基準って結局は人なんですよね。安心して修理が完了すれば、また来てくれると思うんです。なので、うちは『体験型』というのを１つのコンセプトにしています」
　

児玉さんのいう「体験型」とはいったいなんのことだろう？

　
「ネットだと値段と口コミしか判断基準がありませんよね？　その口コミも、すべてが信ぴょう性のあるものというわけではありません。実際にお客様に修理を体験してもらいたいので、弊社ではお客様の目の前で本体を見ながら状況の説明をします。また、極力個人情報を受け取らない方針のため、お名前以外は一切聞きません。暗証番号も聞かないで作業を進めるなど、お客様が安心できる環境づくりを心がけています。実際ご来店して、『安心』『修理』を体験してもらうことで、数多くのリピートをいただいております」
　
技術的なサービスの提供ばかりでなく、お客さんとの人と人の繋がりを大切にする児玉さん。アップルストアにはないスピード感や独自のサービスに加え、アットホームな雰囲気が魅力の修理店だ。