にきびやシミ、そばかす、シワなど、肌の悩みを抱えている方は多いことと思う。そんな時、皆さんは、どのようにその悩みを解決しようとするだろうか。エステに行ったり、高級な化粧品を使う、あるいは、皮膚科に行って治療する。年齢的なものだからと諦める・・・、これは少し残念だ。
そうした中で、美容皮膚科での治療が有効なことをご存じだろうか。
今回紹介するのは、JR線・市営地下鉄線「桜木町」駅から徒歩1分のところにある「テティス横濱美容皮膚科」。
　
　
　
みなとみらいの美しい風景の中にある美容皮膚科
　
アクセスはすごくシンプル。JR桜木町駅から、みなとみらい方面に出て右手に見える・・・
　

こちらのエスカレーター or 階段を上った先にある
　

クロスゲートの中
　

「テティス横濱美容皮膚科」は6階にある
　

美容皮膚科を訪ねるのは初めてということもあり、ちょっとドキドキしながら、院内へと入っていく

　
清潔でおしゃれな雰囲気が漂う。扉を開けて中へ
　

院内は白で統一され、心地よい空気感
　

院長の濱野英明（はまの・ひであき）先生

　
この気持ち良い空間の中で、どのような治療が行われているのか、興味がわいてきた。
　
　
　
編集部女子が美容皮膚科を初受診！
　
まずキニナルのは、美容皮膚科の雰囲気や治療がどのようなものなのか。
ということで、「美容には興味があるけれども何をどうしていいかサッパリ・・・」という美容ビギナー、編集部・和田がテティス横濱美容皮膚科を初受診することに。受付から施術の終了まで、一連の流れをご紹介する。
　
〈受付〉
　

事前にホームページから予約しておいた時間に医院へ到着
　

スタッフに笑顔で迎えられ、まずは受け付けを
　

待合スペースでスタッフの説明を受け、問診票を記入する

　
受け付けを終えると待合スペースに通され、スタッフが問診票を持ってきてくれる。医院の説明を受けて問診票を記入し、診察に備える。
「スタッフさんが席まで問診票を持ってきてくれて、一つ一つ丁寧に説明してくれるので、初めてでもうろたえずに済みました。分からないことも診察に入る前のこのタイミングで質問しておくこともできますね」と和田。
　
〈カウンセリング〉
　
続いて、診察室に入り濱野先生の診察。肌の悩みや得たい効果など、カウンセリングを行う。
　

「白くて明るい肌になりたいんですが・・・」
　

美容ビギナー・和田のため、皮膚の構造や仕組みの部分まで分かりやすく説明

　
日焼けや肌のくすみが気になり、美白に興味があるという和田。そこで今回のメニューは、光の照射で肌をトータルケアする「フォトフェイシャル」と有効成分を肌表面から浸透させる「メソポレーション」に決定。
2つのメニューを組み合わせて行うことによって、効果が高まるという。
　
「肌の悩みや心配なことなど、すべて相談しながら施術内容を決められるのがすごくいいなと思いました。来る前は、自分で希望の施術を決めておいてそれを伝えるのかと思っていました」
　
専門医による丁寧な説明を聞いた上で、納得できる治療方法を選ぶことができるので、安心感も大きい。
　
〈準備・洗顔等で肌を整える〉
　

施術室に移動。エステティシャンによって準備が進められる
　

「この洗顔、ラベンダーの香りがしてリラックスできる」

　
「レーザーで照射する前に、患者さんに自分でクレンジングしてもらうクリニックも多いですが、自身でのクレンジングだと、意外と肌についている余分な成分や汚れが残ってしまっていることが多い。普段取りきれない毛穴のお掃除までして清潔な状態にして、治療の効果を高めていきます」と濱野先生は話す。
　
〈フォトフェイシャル〉
　
肌を清潔に整えたら、いよいよフォトフェイシャルに移る。
フォトフェイシャルは、IPLというさまざまな光を照射することができる医療機器。しみ、そばかすから肌のハリ、小じわ、赤ら顔などさまざまなお悩みにアプローチできる、いわばトータルケア、トータルアンチエイジング治療だ。
　

フォトフェイシャルは、すべて医師が行う

　
肌の状態を正しく把握できる医師が行うので、より効果的に治療ができる。
使用している機器は「m22」というフォトフェイシャルブランドの王道、ルミナス社製のもの。同院は日本で初めて「m22」を導入しており、また濱野先生は約12年に渡ってフォトフェイシャル治療に関わっている。
　

薬剤を添付し・・・
　

ピカッと光を照射していく

　
６種類のカットフィルターというもので波長設定が行い、光の入れ方も自由にできるので、悩みや症状に合わせて細かい対処ができるのが特徴だそうだ。
　

実は、「痛みのある治療ですから」とボールが渡されていた

　
痛い時に握ったり、ボールを持つことで安心感を得てもらうためだそうだ。
「痛みは、光をあてる時に輪ゴムでパチンと弾かれているような感じ。ちょっとビクビクしてましたが、すぐに慣れました。ボールはただ持っているだけでしたね（笑）」と和田。
　

パーツを交換して、細かく照射場所を調整していくことができる

　
〈メソポレーション〉
　
続いて「メソポレーション」へ。
メソポレーションは、微弱な電気を使用するエレクトロポレーションとイオン導入という2つの技術により、有効成分を肌表面から必要な部位に浸透させる方法。
　

この施術は看護師が行う

　
導入する成分はオリジナル配合をしており、一般的な美容液1本に含まれる有効成分の半分以上を1度に入れられるのだという。成分は患者さんの肌の状態によって調整できるのも特徴だ。今回は、和田の要望どおり美白に効果がある成分で。
　

「ひんや～りします」

　
セラミド、ヒアルロン酸といったもともと皮膚が持っている成分にプラスして、ビタミンC、抗酸化物質のアスタキサンチンなどの有効成分が含まれているそうだ。
　

針で微弱な電気を流すエレクトロポレーションと・・・
　

有効成分を浸透させるイオン導入

　
この２つを交互に行い、有効成分を十分に浸透させていく。
電気を流すためか、施術中口の中でアルミ箔のような味を感じる人もいるそうだが、効果に変わりはない。
「痛みはなく、リラックスできました。針でクルクルと小さな円を描くように細かくマッサージされている感覚で、なんだか妙に落ち着きます」と和田は気持ち良さそう。夜、仕事帰りに治療を受けられると、眠ってしまう方も多いそうだ。
　
治療中は常に、痛みや違和感がないかを確認する声かけがなされていた。もしも違和感があれば、機器の調整をしたり、場合によっては中止の判断もするという。そうした対処法が確立していることに安心感がある。
　
今回の「フォトフェイシャル」と「メソポレーション」について、濱野先生は「1回でも効果はありますが、継続して治療するとさらに効果的です。患者さんは30〜40代が中心ですが、肌の状態は20歳をピークに下降しますから、本当は20代から治療して下降カーブを緩やかにしていくのが理想ですね」とのこと。
　
この後は、再度エステティシャンに肌を整えてもらい、施術は終了。ひとまず施術室に和田を残し、テティス横濱美容皮膚科院長にお話しを伺った。