まずは、開院までの経緯を伺う

　
濱野先生は大学卒業後、神奈川県内の病院で内科研修を終え、大学病院の皮膚科医として勤務。その後は、都内や横浜市内の病院で皮膚科医として勤務してきた。
「一般の皮膚科で多くの皮膚疾患を治療してきましたが、保険診療ではカバーできない症状や肌のお悩みを抱える方が多くいらっしゃいました。当時も自由診療でレーザーなどの施術はしていたのですが、美容医療は一般医療とは環境や考え方が異なることを実感しました」と濱野先生は語る。
　

「美容に特化した皮膚科のニーズを感じた」と濱野先生

　
そうしたニーズに応え、多くの方の肌の悩みを解決につなげる医療を提供したいと、2010（平成22）年11月に、テティス横濱美容皮膚科を開院した。
　

「テティス」はギリシャ神話に登場する海の女神

　
美を象徴する女神をクリニック名としたところにも、同院の目指す方向性がはっきり表れている。コンセプトや特徴について、さらに詳しく伺った。
　
　
　
肌質を根本から見直し改善する「リメイクスキン（R）」
　
テティス横濱美容皮膚科のコンセプトは、「リメイクスキン（R）」。つまり、肌質にこだわり、機能的、構造的な部分も変えていって、健康できれいな肌に育てていくことだという。
「皆さん、しわやシミに悩んで来院されますが、それを治すには肌質、肌の中の部分から変えていかなければ難しい。そうした皮膚の根本的な部分の治療やケアを重視したのが美容皮膚科です」と濱野先生は語る。
「リメイクスキン（R）」には、肌の丁寧なケアも重要だ。そのため、同院では治療の中にエステティシャンが入り、その部分をきちんとフォローしている。
　

洗顔など施術前のケアにはエスティシャンがあたる

　
また、ホームケアや予防も大事にしている。
「肌質を改善していくためには、美容皮膚科で行う効果的な治療にプラスして、日常のケアや予防が大切になります。特に、にきびの治療などは、私生活が大きく関わる部分もあるので、そうしたアドバイスもできる限りやっています」と。
　

肌に合った化粧品で日常的にホームケアをすることが大切

　
高い化粧品が良いというわけではなく、それぞれの肌に合った化粧品を選ぶことが大事だという。
「美容皮膚科の中には皮膚科専門以外の医師がやっているところもありますが、皮膚科的な疾患や皮膚に関する専門的な知識があってこそ、その上に肌の美容があると思っています」と濱野先生は言う。
　

「皮膚科医の専門的な知識があってこそ美容皮膚科です」

　
皮膚科医としての経験と確かな知識があるからこそ、患者さんの皮膚の状態を正確に把握し、適切な治療ができるし、肌本来の持つ仕組みを知ればこそ、良い化粧品選びも可能になるということだろう。
　
「美容皮膚科には、医療というベースがあります。美肌を目指すためにエステに行く方も多いですが、知識も違いますし、医薬品や医療機器を使用できるので、できることも変わってきます。こうしたメリットを理解し、美容皮膚科を選択してくれる方が増えるといいと思いますし、エステと併用するのはもっと良いのではないでしょうか」と濱野先生は語る。
　
同院は、治療のバックアップとしてエステも取り入れているので、よりメリットが大きいといえるのではないだろうか。
　

施術を終え、パウダールームにいる和田に感想を聞いてみる

　
「施術の前に、濱野先生にしっかり診察してもらえる安心感が大きかったです。施術中も使っている成分のことなど都度丁寧に説明してもらえて分かりやすかったし、疑問に思ったことを聞くタイミングがたくさんあって、変に緊張せずに済みました」とのこと。
また、美白以外のことについてもちゃっかり相談していたらしい。
「エラが張っているのが昔からコンプレックスなんですが、濱野先生に筋肉へのボトックス注射で目立たなくなることを教えてもらって！　そんな方法があるなんて知らなかったので、興味津々です」
　

「次はボトックスをやってみたい！」

　
肌の根本的なケアを目指す同院は、院長が一人一人の患者を診察する。そうしたコミュニケーションが安心感へとつながり、そして患者のさらなる美への興味や探求心を育てていくのだろう。
　
　
　
超高濃度ビタミンC点滴！　美肌だけでなく免疫力アップにも
　
取材時は梅雨の最中、これから夏に向けて特にオススメの治療も教えていただいた。濱野先生のオススメは「超高濃度ビタミンC点滴」。
ビタミンCは、美肌に効果があるだけでなく、免疫力アップやストレスの緩和などにも効果があることが分かっている。実際にガン治療にも超高濃度のビタミンC点滴が使われているという。
　

食事で採れるビタミンCは生きるために必要な程度にしかすぎない

　
高濃度ビタミンC点滴は1回で25グラム（2万5000mg）ものビタミンCを直接血管から入れ、全身に行き渡るため効果が高いという。25グラムといってもどのくらい多いのかピンとこないが、通常サプリで摂れるのは1000～2000mg程度。しかも、消化管から吸収される量には限界があり、残りは尿の中に排出されてしまうので点滴のメリットは大きい。
　
けれども、サプリが役に立たないわけではない。「日々のビタミンCを補うためにサプリは有効です。効果を高めるために、点滴と点滴の合間にはサプリで補うように勧めています」と教えてくれた。
　

日焼けの気になる夏だけでなく、季節を問わずオススメしたい治療だ！

　
「肌を健康的に美しくすれば、その人の生活、生き方までが変わってくる。ここでの治療が多くの方にとって、そのチャンスになればと思っています」と濱野先生は語る。
美しくなりたい気持ちを後押しするかのように、院内は、隅々まで清々しい雰囲気に包まれている。
　

ゆったりとリラックスできそうな待合スペース

　
　
　
取材を終えて
　
取材を通じて美容皮膚科について詳しく知ることができ、また、「リメイクスキン（R）」という同院のコンセプトに共感した。
きれいになりたいと、世の中にあふれる情報に踊らされて高価な化粧品を使ったり、エステの期間限定セールに飛びついたりしてはいないだろうか。その積み重ねは思いのほか、多額な出費になっていたりする。
　
美容皮膚科の治療費用は決して安価とは言えないが、無駄な出費を重ねるなら、根本から正しい治療ができるところでと考えれば、賢い選択肢だと思う。肌質から改善し、肌の悩みを解決するために、テティス横濱美容皮膚科を受診してみてはいかがだろうか。
　
　
―終わり―
　
　
HP／
http://www.thetis-y.com
　
Facebook
　
■メッセージや質問など、お問い合わせはこちらから 
お問い合わせ