「誰かに話を聞いて欲しい！」そんな悩み、抱えていませんか？

 

仕事のこと、家庭のこと、そして恋愛のこと。
人間というのはいくつになっても何かと悩みが尽きないもの。時には、その悩みに押しつぶされて本気で落ち込んだり悲しんだり。

 

そんな心にたまった悩みを「誰か」に聞いてもらいたいけれど、友達も家族も忙しそうだし、何となく自分の“本音”を語るのも気恥ずかしい。

 

そんなときに実は便利なのが「占いサロン」。周囲に打ち明けるのがはばかられるようなデリケートなことでも気兼ねなく相談できるからだ。

 

 

この水晶玉が進むべき道を示してくれる！？

 

 

「占いに聞いても、最後は自分で決めないといけないでしょ。」と思う人もいるかもしれないが、人間、大なり小なり必ず「決断の時」がある。

 

そんなときに客観的に的確なアドバイスをくれる存在がいると、きっと心強いはず。

今回の体験取材が、少しでも悩みや迷いを抱えている人への参考になることを祈りつつ取材を進めていこう。

 

　
昭和レトロなビルの奥に潜む占いサロン

 

ということでやってきたのは、みなとみらい線の「元町・中華街駅」。目的の占いサロン「si Phoke（シ・ポーケ）」は5番出口から徒歩2分、横浜のショッピングスポットとして有名な元町商店街の一角にある。

 

 

「元町・中華街駅」5番出口

 

　
ハイセンスなお店が建ち並ぶ通りを気持ちよく歩いていくと・・・

 

 

「元町プラザ」が見えてくる

 

 

　

元町プラザの中に「シ・ポーケ」があるとのことだが・・・

 

 

ちょっぴり懐かしい雰囲気が漂う元町プラザの中を進んでいく。

 

　

レトロな雰囲気が漂うプラザ内

 

一番奥まった場所まで行くと・・・

 

　

何やら占いのアイテムと思しきものを発見
　

　

こちらが「シ・ポーケ」のようだ

　

見慣れない海外製の絵柄に興味津々と見入っていると、「そこの棚にあるタロットカードはお客さんにも人気があるんですよ」との声が。「シ・ポーケ」の叶朝日（かのう・あさひ）先生だ。

　
　

　
鑑定歴20年以上の占い師をはじめ、4名が在籍
　

 

「シ・ポーケ」は、共に鑑定歴20年以上、多くのリピーターを抱える代表兼スピリチュアルカウンセラーの叶朝日先生と、他３名が在籍。

 

中には、脱サラ1カ月半で人気占い師になった先生や、ペットの気持ちをみてくれる先生もいる。タロットカード占いをはじめ、手相、算命学や西洋占星術、心理学など、バラエティ豊かな占いを行っている。

 

　

理路整然とした鑑定で男性リピーターも多いという叶朝日先生

 

　

脱サラ1カ月半で人気占い師になった葵レオラ先生

 

 

 

自身の経験から母のようなアドバイスをしてくれる相良先生

 

 

 

ペットの気持ちがわかるMia先生

 

 

叶朝日先生がこの場所に「シ・ポーケ」をオープンしたのが2018（平成30）年4月のこと。

そこから3年で、地元横浜はもちろん、遠くは広島や三重などから遠路はるばる通う人もいるという人気の占いサロンに成長した。

 

 

入口横のウェイティングスペース

 

 

　

落ち着いた雰囲気の店内

 

 

　

入り口にはサンキャッチャーを使った素敵な装飾

 

 

　
中華街の占いと「シ・ポーケ」の占い
　

 

ところで横浜で占いといえば「中華街」のイメージが強い昨今だが、お隣の元町に店を構える「シ・ポーケ」は、それらとどう違うのだろうか。

 

「ご存じかもしれませんが、中華街の占い屋さんの多くは観光客をターゲットにしています。手相占いなど5～10分ほどでできる手軽なもので記念に占いをする、といった感じですね」と叶朝日先生。

　
一方「シ・ポーケ」では最低でも15分、予約の人は30分～と、ゆとりある時間制をとっており、短時間でも必ず一つの「解」を提示するようにしているそう。その中で、お客さんの希望があれば時間の延長も可能。

さらに時間内であれば相談件数や人数の制約がなく、同じ金額で対応してくれるのもうれしいポイントだ。

　

もちろん、より深い鑑定を求める人のために延長に応じることも

 

 

確かに中華街に比べて元町は年齢層が高く落ち着いた印象を受ける。

さらに、昭和レトロな元町プラザの一番奥まったところにある、静かで人目が気にならない立地も相まって、大人が本気で悩み事を相談するには絶好のロケーションなのだろう。

 

　

元町は大人が落ち着いて楽しめる場所

 

「占いに対して、怖い、怪しいというイメージをもつ方は多いと思います。でも実際はそんなことないんですよ」と叶朝日先生は笑顔で語る。

さらに、「『シ・ポーケ』では、占いを通じて『幸せになるための道のりを一緒に考えていきたい』との想いでお客さんの相談と向き合っています。

 

一度来店していただくと、怪しげなイメージが払しょくされることもあってか、リピートしてくれる方が結構いるんですよ（笑）」と語ってくれた。

 

　

「ぜひ構えずに立ち寄ってくださいね」

 

 

 

　
実際に占ってもらいました

 

さて、せっかく占いサロンに来たので占いを体験しない手はない。仕事にプライベートにと、悩み多き筆者・・・。ちょうどウズウズしていたところなので、実際に鑑定してもらうことにした。

 

　

「総合的に鑑定しますので、ぜひお任せください！」と相良先生

 

 

占いは生年月日などによって運勢を判断する「命（めい）」、タロットカードやルーンなど、道具を使って特定の事柄を判断する「卜（ぼく）」、人相や手相など、目に見える姿やパーツで占う「相（そう）」の3種類があり、占い師の先生方は、それらを組み合わせて結果を導いていくとのこと。

 

例えば、気になる相手との恋愛について鑑定する場合は、生年月日や名前、手相などから、その人が生まれ持った運勢や性格、相手との相性を判断し、さらにタロットカードで2人の気持ちを見ていく。

 

それらを合わせて総合的・多角的にアドバイスしているという。

まず叶朝日先生は、生年月日から導き出した「命式」を円状の「宇宙盤」に書きはじめた。多くの人は命式を記入すると宇宙盤内に三角形ができるそうなのだが・・・

 

 

 

あれ？　筆者の場合、三角形どころか直線なんだけど？（笑）

 

 

実は筆者のように三角形にならず、直線や点（！）になる人もいるらしいのだが、この円、実は行動領域を表しており、三角形が大きいほど興味の範囲が広く、さまざまな事柄に柔軟に対応できるとのこと。

 

つまり筆者のような直線になる人は、狭い領域の事柄を突き詰める専門職タイプ。
ちなみに点にしかならない人は「その専門分野で、世界でもトップレベルの能力を発揮する人」なのだそう（スゴイ！）。

 

さらに手相を見ると、筆者は生命線を起点にニョキッと運命線が上に伸びており、「運命を自分で切り開いていくタイプ」らしい。ところが風向きが変わってきたのが恋愛運。

 

「悪くはないけど・・・」の前置きから始まり、「理想が高い。あれこれ相手への条件が多い」「相手のことを許してしまうタイプなのでいわゆる『ダメンズ』に引っかかりやすい」と、心当たりがありすぎて耳が痛くなるような結果が次々に飛び出してくる。

 

まさか生年月日一つでここまで簡単に見破られるとは。さらにタロットカードで現在の恋愛状況も見ていただいた。

 

 

いよいよタロットカードが登場！

 

結果については詳細を控えるが、（取材中ということもあり）かなり内容を濁しての鑑定依頼だったにもかかわらず、まるで「全てお見通し！」と言わんばかりのズバッとした鑑定結果に、何度も驚かされ、衝撃を受けた。

 

　

筆者の命運は全てカードにかかっている・・・

 

しかも、何度占ってもらっても同じカードが出てきたり、手元から飛び出してきたりする。

相良先生によると「本当に伝えるべきメッセージは、何度でも出てくる」そうなのだが、まるで手品を見ているような気分になる。

 

　

ズバッと的確な鑑定結果に、筆者も思わず絶句

 

とはいえ、「シ・ポーケ」に在籍する先生は、基本的には良くない結果が出たときにも「頭ごなしにダメ！」 と言うことはないという。

 

 

しかしそれは無理やり持ち上げるといった、いわゆる“アゲ鑑定”なわけではなく、「占いは運命を左右するものではなく、幸せになるための方法を一緒に考えるもの」という想いがあるから。

 

今、心がけるべきこと、取り組むべきことをアドバイスすることもあれば、先のことを見据えた気づきを与えることもある。カードからのメッセージを読み取り「依頼者に最も必要なこと」を教えてくれるのだ。

 

 

　

今の筆者に必要なことは「素直に甘えること」らしい（本当に耳が痛い）

 

「シ・ポーケ」では、店内を最大三つの個室に区切り、プライバシーを重視した空間で鑑定を行っている。さらに、在籍する先生同士で鑑定内容やデータを共有しないなど、「秘密」を大切にしているそう。

 

　

プライバシーを重視した空間で、安心して相談できる

 

結局、「ちょっと体験」のつもりが、最後は思わず取材を忘れ、ガチで鑑定を受けてしまった・・・。

そして鑑定後には、なんだか自分の中に元気が湧いてくるのが実感できるのだ。この感じ、ぜひ多くの人に味わってほしい！