食品
八千代ポートリー
- 横浜市営地下鉄ブルーライン「港南中央駅」より徒歩5分
- 横浜市港南区港南3-5-21
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- 営業時間:9:00~6:00
- 定休日:日曜日
外務省発信の動画で海外の話題を集めている日本の卵工場。「そもそも何をするところ?」の疑問を抱え、横浜市港南区の「八千代ポートリー」に潜入してみた。卵料理が食べたくなることウケアイの調査報告は必読だ。
最新鋭ロボットの大活躍で、新鮮・おいしい卵誕生の現場に迫る!港南区「八千代ポートリー」
2016年09月26日
最新鋭ロボットと人の厳しい「目」と繊細な「手」が活躍
さて、お待ちかねの本社工場に潜入してみよう。
そもそも、「卵工場」って一体卵をどうするところ?
「農場から毎日届く新鮮卵を商品化する作業が行われています」と、堀田さん
「八千代ポートリー GPセンター」では、農場から届いた生みたての鶏卵が殺菌・洗浄され、スーパーなど小売店や飲食店、食品メーカーなどからの注文に合わせて、パック詰めされている。
生みたて卵はまず・・・
約54度のオゾン水で洗浄、菌の繁殖を防ぐため即乾燥される
「八千代ポートリー GPセンター」では、農場直送の卵がまず運ばれるエリア(汚染区)と、滅菌済みの卵がパック詰めされるエリア(製品区)が、フロアによって完全に分離されている。
滅菌前後の卵が同スペースに混在することはなく、衛生管理は万全だ
光を透過させて、ヒビや血玉の有無をチェック
これが血玉。毛細血管からの出血が混入した状態で、食用も問題ないが商品からは除外される
CCDカメラで撮影されて汚れが残っていないか確認後
小さなハンマーで各部を叩き、音を拾ってヒビ割れを再確認
卵1個につき16ヶ所を叩くハンマーの動きをご覧あれ(クリックで動画再生)
太陽光の2万倍の紫外線と言われるパルスビームで再度殺菌され
血中ヘモグロビンに反応する特殊光で再度血玉がないかを確認後
S、MS、M、L、LLとサイズごとに自動選別される
ここで活躍しているのが「八千代ポートリー」きっての働きものロボットたち。再三にわたる検査に合格し、殺菌された卵をサイズによって分ける自動選別機は、サイズだけではなくそれぞれを採卵日時、出荷農場などのデータごとに選別する。
見よ、この働きぶりを!(クリックで動画再生)
詳細なプロフィールによって分けられた卵は冷暗に保たれた自動倉庫に格納され、パッキング工程に進むのを待つ。商品データを入力することで、最適な素材が自動的に選ばれ、倉庫からパッキングエリアに運ばれるという仕組みだ。
最新鋭の自動倉庫は2フロアをまたいで活躍(クリックで動画再生)
こうしたロボットたちの導入により、1時間に詰めることができる卵はなんと6000パック! 人の手に頼っていた従来では500パックだったと聞くと、ロボットたちがいかに働きものかを実感させられる。
さて、お気づきだろうか? GPセンターでは、ここまで人の手で卵自体に触れるという作業がほとんどない。徹底したオートメーション化は作業効率向上のみならず、衛生管理面でのメリットも大きそうだ。
機械の作動を見守る「目」はあれど・・・
とはいえ、熟練したプロの「目」と「手」が必要となる場面もある。
ロボットにより(クリックで動画再生)
次から次へと(クリックで動画再生)
パック詰めされた製品の・・・(クリックで動画再生)
最終チェック作業だ
ハイテクロボットたちも見落としてしまったひびや汚れのある卵は、最終的に人の「目」で確認され、問題があるものはその「手」で取り除かれる。
こうした検査をクリアして商品化される卵は、センターに届く卵の約87%だという。
朝、農場で採卵された卵が、最速でその日の午後には店頭に並ぶというから驚きだ
ロボットと人間の厳しい「目」と繊細な「手」が、私たちの食卓に並ぶ卵の安心と安全を支えているとは、まさにEggcellent!
基本情報
店名 | 八千代ポートリー ヤチヨポートリー |
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ジャンル | 卵関連商品取扱会社 |
住所 | 〒233-0003 横浜市港南区港南3-5-21 |
アクセス | 横浜市営地下鉄ブルーライン「港南中央駅」より徒歩5分 |
駐車場 | なし |
TEL1 | 045-843-5105 はまれぽを見たとお伝えください |
TEL2 | |
FAX | |
営業時間 | 8:30~17:30 |
定休日 | 日曜日 |
URL | http://www.yachiyo-egg.com/ |
カード利用 | |
個室 |