シーサイドライン自動運転再開

2019年6月1日20時15分ごろ発生した「シーサイドライン」の逆走事故から、はや3か月。「シーサイドライン」を運営する株式会社横浜シーサイドラインは、8月31日（土）始発から自動運転を再開した。
運転再開から2回程度、列車検査を終えた後、無人の通常運転に戻る見通し。それまでの間は手動による緊急停止と司令所へ通報するための保安要員が運転席に乗車した、有人自動運転で運行される。

14人が重軽傷を負った事故（画像は過去記事より）

事故の再発防止対策については、7月19日に開催された「第3回無人で自動運転を行う鉄軌道の事故防止に関する検討会」（国土交通省設置）に同社案を提示し、その有効性について確認された事を受けての、無人運転開始となっている。

自動運転再開から1か月後に臨時検査（改修箇所の重点点検）が実施される予定。なお、このの1か月間は新杉田駅と金沢八景駅に保安要員を配置。万が一の際は、手動で非常停止ボタンを押し、列車を停める体制だ。

ダイヤ及び振替輸送については、有人自動運転の間は、事故発生前の65％ダイヤ、無人運転移行後は、事故により車両が1編成少ないことから、事故発生前の98％程度のダイヤで運行予定。振替輸送は無人自動運転移行後に終了する。

平日1日約5万人が利用するシーサイドライン（画像は過去記事より）

株式会社横浜シーサイドライン
https://www.seasideline.co.jp/