お店の名前にはさまざまなパターンがあるが、一体どういった経緯でそうなったのか、思わず首を捻ってしまうモノも少なくない。この泉区にある業務スーパーTAKENOKOもその一つだろう。

何故そのような名前なのか、由来を想像することが非常に難しい。まさかオーナーの名前がタケノコだという訳でもないだろう。業務スーパーTAKENOKO（タケノコ）、その由来を調査。

業務スーパー

筆者が取材前に調べたところ、業務スーパーというのは全国各地に720店舗（2015年12月）ある。タケノコを名乗っているのはそのうちの22店舗であった。つまり、タケノコというのは業務スーパー全てに冠せられた名前ではないのである。本部の株式会社神戸物産は、なぜ一部店舗にのみそのような名前をつけたのか。
　

関内にもある業務スーパー

　
言われてみればキニナルような気がしないでもないような気は確かにする・・・。
正直どうでもいいこの手の情報は、しかし一度引っかかってしまったら終わりである。

そのスーパーは、横浜市営地下鉄ブルーライン立場駅のそばにあるという。
立場駅というと横浜駅から湘南台方面に17駅。市街地というより住宅地という印象である。業務用というからには大量販売が売りなのだろう。すると、そういったご家族が多く住むような土地の方が都合が良いのかもしれない。
　

立派な駅
　

駅前も立派

　
駅の前には大きな道が走り、見晴らしもよい。なので、問題のスーパーはすぐに見つけることができた。
　

発見！
　

少しアップ

　
しかし、見えてからは想像より長かった。駅から業務スーパーまでは、歩いて5分ほどである。そう大した距離ではない。だが、対象を見据えつつまっすぐ進む5分は実体以上なのだ。
広々としていて良いところ。
　

到着

　
どこか見覚えのある建物。なんだったろう・・・
　

こういう道沿いの・・・うーん・・・
　

店名は、たしかに「TAKENOKO」

　
さておき、お店の方は、夕方にさしかかる時間帯だけあって大盛況だった。
　

入り口で圧倒される
　

サービスのお茶もある
　

野菜
　

海産物
　

肉

　
入り口の繊細な気遣いとは打って変わって、中はなんというか、豪快な品ぞろえ。中には、こんなコーナーもあった。
　

駄菓子
　

セット売り

　
“業務スーパー”を名乗るだけはある。何かのお店の方が仕入れに来たとしても問題なく対応できるであろう品ぞろえ。

しかし、タケノコ要素は見当たらない。まぁ、タケノコ要素とは一体何なのかと聞かれたら答えることはできないが。
答えられないモノを探すというのも何だか馬鹿げているように感じたので、夕食の買い出しらしきご婦人に聞いてみる。
が、由来を知っている方はおられなかった。
　

不審きわまりない筆者にご対応ありがとうございます・・・

　
やはりここは、店長さんに聞くしかない。