球春到来。
いよいよプロ野球開幕まで1週間を切った。

3月29日（金）に、名古屋に乗り込んでの中日ドラゴンズ戦でシーズンの幕が開く横浜DeNAベイスターズ。その後、4月2日（火）には横浜スタジアムに戻っての読売ジャイアンツとの3連戦を迎える。
　

新しくなったハマスタで今年もシーズンが始まる

ドラフトで即戦力選手を獲得し、大型補強で他球団から好選手が移籍。
オープン戦ではここまで12球団1位となる17本のホームランを放ち、破壊力アップの強力打線。
ルーキーの三嶋一輝、井納翔一や移籍組のホルヘ・ソーサやエンジェルベルト・ソトらが加わり厚みを増した投手陣。

スタジアムも新しくなって、迎える今シーズンはいやが上にも期待が高まるところ。
はまれぽでは、開幕を来週に控えたDeNAベイスターズの主力9選手に今季にかける意気込みを聞いた。ここでしか聞けない選手たちの声をお届けしよう。

今年も頼むぞ！　キャプテン・タケヒロ

先頭バッターは、今季もキャプテンとしてチームを引っ張る石川雄洋選手。
　

胸に輝くキャプテンマークの“C”の文字

キャプテンとして迎える2度目の開幕。
「まだ慣れない部分もある」と言う石川だが、「自分だけでなく周りのことも考えるようになった」と自覚を話す。
　

昨年は打撃面で一皮むけた。今季も期待がかかる

昨年は打撃が上向いていたときにケガでの離脱があったが、「今年は全試合、キャプテンとして離脱しないように頑張りたい」とフル出場を目標に掲げた。
　

ショートでのフル出場を目指す、と石川

「チームのみんなが、いつも以上に“やってやる”という気持ちを持っている。雰囲気はいいです」とのことで、ファンへのメッセージを求めると「しっかりとした野球を見せたい。スタジアムに多くのファンが来てくれるのを励みに、僕らも頑張ります！」と力強く答えてくれた。

おかえりなさい！　帰ってきたベテラン、多村

続いて話を聞かせてくれたのは、トレードで福岡ソフトバンクから横浜に帰ってきた多村仁志選手だ。

「横浜は自分の育った場所であり、ベイスターズはプロとしてキャリアをスタートしたチーム。福岡にいた間も特別な存在でした」と7年ぶりに復帰したチームへの愛着は人一倍。
　

笑顔を見せてくれた多村。再び横浜で大暴れを

移籍会見でDeNAベイスターズを「強いチーム」と話した多村だが、入団から4ヵ月たった今もその思いは変わらないという。「若くて将来が楽しみな選手が本当に多くいます。選手の潜在能力は非常に高いものがある」とうれしいコメント。
　

入団時と同じ52番をまとう。決意の表れだ

ファンに向けては、「ホークス時代に交流戦で来たときも温かい声援を送ってくれ、復帰が決まったときも“おかえり”とよろこんでもらいました。その思いに応えたいし、自分の経験をすべてベイスターズの勝利のために発揮したいと思います！」とメッセージを贈ってくれた。