横浜駅西口の繁華街に出没するという男性のキャッチ集団。確かに今風のファッションに身を包んだ若い男性が、道行く女性に声を掛けている光景を何度か目撃したことがある。

そもそもこれは、何の勧誘なのだろうか？やはり、風俗やキャバクラなど水商売への勧誘なのだろうか？そこで今回は投稿者の要望にも応えるため、はまれぽ編集部の女性メンバーが体を張って実際にキャッチと遭遇。その実態を確かめてみることにしてみた。

ダイエー前でキャッチと遭遇

難なくキャッチに声を掛けられることに成功

「前に一度声掛けたことありましたっけ？」という軽い掴みから会話がスタート。すぐさま男性は名刺を差し出し、「近くにあるエステサロンの案内をしているんですが」と自己紹介。その後は「美容とかに興味ありますか？」、「マッサージとかってよく行かれますか？」といったような、美容に関するトークが続く。

興味があるフリを装いしばらく会話を続けていると「あなたにご紹介したい、おススメの体験コースがあるんです」と、本題を切り出してくる男性。

「とりあえず中の雰囲気を見学するだけでもいいので」と、この手の勧誘の常套手段のような文句も飛び出す。若干の怖さを感じながらも実態を解明するため、案内された近くの雑居ビルへ男性とともに向かう編集部A。
　

キャッチの男性とともにエステサロンへ

案内されたエステサロンへ

とある雑居ビルに入る某エステサロン

ほどなくして現れたのは、笑顔が印象的な30代位の女性スタッフ。簡単な挨拶のあと、「1日の睡眠時間は？」、「お酒は飲みますか？」、「タバコは吸いますか？」と主にライフスタイルに関するヒアリングが始まる。

「女性はいつまでもキレイでいたいですよね」といったセールストークを織り交ぜながら話はいつしか具体的な施術内容へ。「フェイシャル」、「リンパドレナージュ」など、サロンがお薦めするいくつかの体験コースを紹介される編集部A。
　

様々なメニューが紹介されている

「高額な賞品をその場で売りつけられることもなく、また契約しないと帰れないような雰囲気は特に感じなかった」と振り返る編集部Aだが、トーク自体はかなり押しが強く、「気が弱い人はこのタイミングで高額なコースなどを申し込んでしまうかも」とも感じたという。
　

キャッチされた場所からすぐ近くにある雑居ビル

その後体験コースの予約を取り、この日の接客は終了。来店してからここまでおよそ1時間。最後には「自分の意思で来店した」というチェックシートに記入を求められるなど、「トラブル回避のための予防線を張っている」という印象も強く受けたという。

まとめ