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ご飯食べ放題! ワンコインで食べられる! 「激安家系ラーメン」を探せ!~横浜の家系ラーメン全店制覇への道 其の拾八

ココがキニナル!

「家系ラーメン全店制覇への道」。第18回は激安で食べられる「銀家(ぎんや)」「こん」の2店舗を紹介!

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ライター:秋山 千花

ご飯食べ放題! 脅威のコストパフォーマンス!



するとマーコさんが案内してくれたのがこちらのお店。
 


日吉駅北口、普通部通りにある「ラーメン銀家」

 
「ラーメン銀家」は、2008(平成20)年9月にオープンした日吉本店のほかに、同じく家系ラーメンを提供する戸塚、伊勢佐木、大和各店と日吉本店に隣接する「銀家アウトレット」の5店舗を展開するラーメン店。
 


隣接店は家系ではないが、こちらもキニナル「替玉し放題600円」

 
今回、ここ日吉店を「リーズナブルな家系ラーメン店」として取り上げたのは、同店が系列のほかの3店舗に比較して50円もお安い630円(税込)でラーメンを提供しているため。
 


その上「ライス無料。おかわり自由」のサービスも

 
同店の田中竜也店長にお話を聞くと、「正直なところ、あと50円値上げしたいというのが本音。ただ、学生層の多い日吉という土地柄上、どうしても値段を上げられないというのが実情。けっこうギリギリなんですよ」とのこと。

4キロ炊きの釜で1日6回も炊いているというライス無料のサービスも、「学生さんたちに少しでもたくさん食べてもらいたい」という思いで行われているサービスなんだとか。
 


では、早速キニナル630円のラーメンを一杯

 
まずは、そのビジュアルからチェック。

具材は、「のり3枚、ほうれん草、チャーシュー」が乗った定番のスタイル。スープの上にどどんと大きく寝そべる立派なチャーシューは、「だいたい25~30グラム」とかなり大振り。
 


さあ、たっぷりお食べなさい

 
続いてキニナルスープは、メインの豚骨スープと鳥や豚を煮込んだサブスープの合わせ技。

田中店長曰く「(近隣の競合店)武蔵家さんががっつり濃いスープなのに対し、うちはマイルドでクリーミーなスープ」。中毒性の高い味を作り出すという鶏油は、「だいたい26ccくらい使用している」とのこと。
 


「オープン当初よりストロング感が増した気がする!」とマーコさん

 
しかし、家系初心者の筆者にとって「ストロング感」の意味がイマイチ「ルー大柴」。
ただ、食べてみると「マイルド」とは言いながらも、豚骨感を感じるしっかりした味わい。
なるほど、「ストロング」の感覚をマーコさんとトゥギャザーできた気が・・・。

開店から試行錯誤のもと作り上げられたというこの味は、もともと戸塚にある「麺工房しょうや」や日吉にあった「桜家」などで経験を積んだオープニングスタッフが作ったのだとか。

「そこまで豚骨が強くないので、醤油だけでなく、ほかの味にも対応できるのが特徴」と、メニューの豊富な「銀家」ならではのこだわりも。
 


豊富なメニューも同店の魅力のひとつ。店長のオススメは「塩とんこつ」
 

こだわりのスープに合わせて、もちろん麺も特注品。
 


使用するのは「丸山製麺株式会社」の麺

 
家系ラーメンの定番製麺所の一つで、比較的安価でありながらしっかりと要望を汲んでくれる点が採用の理由らしい。
スープにしっかりと絡む中太麺は、一本一本がやや短めなので、吸引力のない筆者でもずずずっとすすって頬張れるのが嬉しい。

と、ここで筆者のあまりの無知ぶりに業を煮やしたマーコさんが、「これを知らなきゃ人生損をしている!」と言い切る「美味しいライスの食べ方」を伝授。
 


まずはラーメン胡椒をライスに直がけ
 

そしてスープに浸した海苔で巻いて食べる!

 
これ、かなり美味しい! 胡椒に加え、ニンニクや豆板醤を乗せれば更にその美味しさは増すらしい。
 


小食の松山氏も「中ライス」を手にしてこんなに幸せそう

 
では、そんな松山氏から食後の感想を一言。

松山:「味も濃い目でお腹にたまる感じ。マーコさんに教わった『スープ海苔ご飯』も美味しかった! ただ、もしあったとしても、ご飯は『小』でいいかも」。

なるほど、次はぜひ「大」で。

と・・・あれれ・・・?
何してるんですか、マーコさん!?
 


やっぱりやるんですか・・・?
 

やっちゃいましたよ「辛口チェック」。出ました、星3つ半!

 
では、せっかくなので総評も合わせてぜひ。

マーコさん:「630円という提供価格にもかかわらず、ストロングスープ+ライス無料(お替りも何杯でも無料)というのは、ハイコストパフォーマンスと言わざるを得ない」

「ただ強いて言えば、超ラーメン激戦区日吉、そしてハイレベルな家系店舗が周りにあるだけに、『絶対的な名物メニューが存在する』などもう一つ上の差別化要素を作るべし」

「また、雰囲気力にて味の感じ方というのは大きく変わってくるもの。外観・内観ともに少々『活気感』が弱く、ラーメンの味が良いだけに『雰囲気力』も高めるべし」

なるほど、今日もストロングトーク炸裂のマーコさん。その冷静かつ丁寧な分析に、田中店長からは「現在、新規メニューも考案中。社長の野望では、5年で100店舗(笑)。自分もその手伝いができれば」と意欲満々の回答。
次回は更なる好評価が期待できそうだ。

ごちそうさま。