横浜港を一望! 情緒ある横浜の屋形船に乗船レポート!
ココがキニナル!
以前、東京で屋形船に乗りましたがいつもとは違う眺めで新鮮でした。横浜にも屋形船屋さんが複数ありますのでぜひ体験レポートをお願いします(たこさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜港の屋形船は最高の眺めが待つ花火大会の特等席だが、花火がなくても海から潮風を浴びながら見る横浜はそれだけで、最高ですでに特等席だった
ライター:永田 ミナミ
真夏の昼の屋形船
さて、そうこうしているうちに「うみかぜ」は弁天橋のたもとにある乗船場へ到着。今年の花火大会に思いを馳せる前に、昼の横浜を楽しまない手はないのである。
お客様を待つ間、最終段階に入る船内の準備の邪魔にならないよう一度下船
ちなみにJR桜木町駅から歩いて約3分のこの看板の手前で左折するか
馬車道駅方向から約5分歩いて弁天橋を渡り、この看板を過ぎて右折すると
緩やかなスロープの向こうに屋形船が待っている
そのころ船内ではテーブルの上に着々と料理がならび
お客様の乗船を待つのみとなっていた
そのころ島香船長はというと屋根の上で悪ふざけをしているのでは決してなく
屋根の上に出現する「うみかぜ」の最大の魅力を点検中なのであった
「うみかぜ」は定員63名の「はまかぜ」に比べると定員45名とやや小型だが、「うみかぜ」には何を隠そう「はまかぜ」にないスカイデッキが装備されているのである。
折りたたまれた手摺(てすり)が立ち上がると完成する最高の場所についてはまたのちほど
なぜならお客様が乗船した「うみかぜ」に、出航の時が迫っていたからである
救命胴衣の場所など出航にあたっての諸注意と船室後方のトイレの案内もすみ
いよいよ出航
周遊時間は全体で2時間ほど、「うみかぜ」(「はまかぜ」も同様)は、離岸すると北仲橋と汽車道をくぐったところで一度アンカーを降ろし、揚げたての天ぷらが次々とテーブルに運ばれ、約1時間ゆっくりと食事を楽しむことができる。
やがて宴もたけなわともなれば
追加の一升瓶(7000円)が投入されて、終わらないカラオケが始まり
船のすぐ外では握り寿司のエビの尻尾待ちのウミネコが集まりだす
スカイデッキは最高だ
盛り上がる船内のお邪魔にならないように船室の片隅でウミネコを眺めていると、「上にあがってみませんか」と声をかけていただいたので、エビの尻尾をウミネコに提供して、ついに念願のスカイデッキへ足を踏み入れた。
船室を出て船首横にある階段をのぼるとこの眺め
はしゃいで船首のほうに振り返るとこの眺め
そして船尾のほうを振り向くと
スカイデッキの奥後方で
島香船長がしっかりと舵を取ってくれている安心感
やがて「うみかぜ」が
本牧の色とりどりのコンテナを遥かに眺めながら
ベイブリッジの下をくぐり抜けていくときの迫力と
海風を浴びる心地よさには思わず歓声をあげずにはいられなかった
さて、しばらくしてUターンすると今度は氷川丸やマリンタワーが見え
万国旗はためく飛鳥Ⅱへと近づき
もうこれは普通にホテルですね、とありきたりなコメントを言っていると
赤レンガ倉庫が見えてくる。ああ、夢のような時間も終盤へ
スカイデッキで興奮している間、足下の屋形のなかからは絶え間なく演歌が聞こえてきていたので、ひょっとしてこの風景を楽しみそびれているのではないかと少し心配していたが、それは杞憂であった。
歌いながら楽しむ術を心得ている人生のベテランの皆様に隙はなかった
そしてラストソング
そして下船。パナマ帽をひょいとかぶる格好よさ
そして船長も一緒に集合写真。ご協力ありがとうございました