2011-2012 中華街 春節カウントダウンの様子は?
ココがキニナル!
旧正月前日と旧正月当日の中華街の様子は?今年は、1/23が旧正月です。中華街では、大みそかにあたる前日の夜から、爆竹を鳴らして大騒ぎするそうですね。そんな様子を教えてください。(きいちさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
今年は春節が月曜日のせいか、西暦の新年を祝うカウントダウンに比べて人は少な目でしたが、また一味違う魅力がありました。
ライター:吉澤 由美子
厄を落として、福をもらう 神輿くぐり
(続き)
願い事を浮かべながらお神輿の下をくぐる
頭を低くしてお神輿を通り抜けたら、階段を登って香炉にお線香を供えていく。
1~5まで香炉に順番が書いてあるので、それぞれ一礼してお線香を香炉に手向ける。
まっすぐしっかり立てるのがポイント
5本とも手向けたらいよいよ本殿。帽子をかぶっている場合は取ってから入るのが作法だ。
本殿に入ったら中央の台に金紙を置き、クッションの上に膝をついて3回お辞儀。その後、「氏名、住所、生年月日、願い事」を心の中で伝える。左右に祀られている神様にも同じようにお参りし、供えていた金紙を持って表に出る。
本殿の中は明るく華やか
下に降りて五重塔のような形をした金亭で、願い事を思い浮かべながら金紙を焼いていく。これで神輿くぐりのお参り完了だ。
金紙の束はほぐして数枚ずつ入れていくと中でうまく燃える
カウントダウン!!
神輿くぐりのお参りを終えしばらくすると、「新年まであと7分になりました!」というアナウンスが入る。中に入ってみんなで新年を迎えましょうという声に、門の前で待っていた人たちが中にどっと入ってくる。
階段上の廟前に中華街の重鎮が並び、いよいよカウントダウンのスタートだ。
正確なカウントダウンのため時計を見ながらアナウンス
5分前になると、カウントダウンの後、新年の挨拶はぜひ中国語で祝いましょうということで、中国語の新年の挨拶「新年快楽(シンニェンクワィラー)」が紹介される。春節イベントの事前告知記事で紹介した謝さんによると、「最後のラーは巻き舌」だと本格的だとのこと。ちなみに「新年快楽」は、「A happy new year!」とまったく同じ意味だそう。
5分前、3分前、1分前、そして10秒前からみんなでカウントダウン。
5秒前
1秒前
5・4・3・2・1、「新年快楽!!」賑やかに媽祖廟に声が響いた直後、大轟音の爆竹が鳴らされる。
0! 新年快楽!!
長い爆竹が盛大に鳴らされる
爆竹の鳴り響く中、そこここで新年の挨拶が交わされている