夜中まで駅周辺で遊んでいて、ついつい終電を逃してしまった経験がある人もいるだろう。

そんな時、「近辺のカラオケや居酒屋で始発まで時間を潰すのではなく、歩いて帰宅する場合、どこまでなら始発より先に家に着くだろう？」というのを検証するのがこの企画である。
　

夜中の川崎駅へやって来たワカバヤシ

これまで調査を行った路線は相鉄線、京急線、JR横須賀線、東横線、JR横浜線、JR根岸線、江ノ電。終電が出た後の沿線を延々と歩き、始発に追い抜かれるまでにどこまで進めるかを検証するものだ。今回は、同様の検証を、川崎駅を起点としたJR南武線の下り路線にて行いたいと思う。

基本的なルールは前回同様、以下の通りとする。

・川崎駅から基本的に南武線沿線を歩くものとする
・川崎駅から出る始発電車（4:49発・立川行き）に追い抜かれたら調査終了とする
　

今回のルートはこちら
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川崎駅から出る南武線の終電は0:39の武蔵中原行き。
　

【0:39】南武線の終電が行ってしまった

終電が発車するのをアナウンスで確認し、南武線歩きの体当たり調査がスタートした。



順調なすべり出し

今回、初めての検証となる川崎駅からのスタート。終電に駆け込む人の姿はたくさん見たものの、駅の西口から歩く人はいたって少なかった。
　

スタートしたばかりの川崎駅周辺

整備された大きな歩道を歩きつつ、1つ目の駅を目指しているとやがて尻手駅に辿り着いた。
　

【00:58】 尻手駅に到着（19分経過）

意外と時間がかかってしまったのは、川崎駅から尻手駅にかけて湾曲している南武線の沿線を歩ける道がないか探してしまったのが原因。直線距離で行けば10分もかからずに辿り着くことができただろう。
　

【01:12】 矢向駅に到着（33分経過）
　

【01:31】鹿島田駅に到着（52分経過）
　

【01:50】平間駅に到着（1時間11分経過）

しかし、その後は順調に駅を通過して、気付けば歩き始めてから1時間が経過していた。
　

基本的に道が明るい

前回の検証が、江ノ電だったのでよけいに感じるギャップなのかもしれないが、南武線沿線は基本的に明るい道が多い。夜中に歩く者にとって、コンビニやファミレスの明かりほど心強いものはなく、街灯とともに精神的不安を取り除いてくれるのだ。
　

焼肉の「宝亭」というお店の看板

道路のまわりにも店が多く、ついつい看板にも目を向けてしまう。通りかかった焼き肉店では、サイコロによるキャッシュバックゲームが行われているという貼り紙があった。歩く以外にすることのないこの検証だが、足を使って歩くことで珍しい発見ができるのもまた楽しい。

そうこうするうちに、次なる目的地である向河原駅に到着した。
　

【02:08】向河原駅に到着（1時間29分経過）