皆さんは横浜人形の家（以下人形の家）のマスコット「ドルティちゃん」をご存じだろうか？　下の写真の女の子だが、山下公園付近を散策した際に、姿を目にしたことがある方もいるかもしれない。
　

人形の家のマスコット、ドルティちゃん

キニナル投稿を見て、筆者が最後にドルティちゃんに会ったのがいつか考えてみたが、言われてみればしばらく見かけていない。以前はよく見かけたが、今はどうしているのだろう？　元気でいるのだろうか？　確かにキニナル。

よし、今回はドルティちゃんの今を徹底調査だ！

ドルティちゃんはどこにいる？

まず最初に、ドルティちゃんのふるさとである人形の家に伺い、どこかにドルティちゃんがいないか探してみた。すると、駐車場にドルティちゃんのイラストが飾られていた。
　

駐車場に飾られているドルティちゃんのイラスト

人形の家のスタッフに伺ったところ、1階のミュージアムショップにドルティちゃんの人形が飾られているとのことであった。
　

人形の家1階のミュージアムショップ
　

ミュージアムショップのドルティちゃん（非売品）

人形の家以外にも、ドルティちゃんに会える場所がある。それは横浜マリンタワーだ。横浜マリンタワーと人形の家のセット券が販売されていることから、こちらの2階にはドルティちゃんの人形が飾られている。
　

山下町の観光名所、横浜マリンタワー
　

2階にドルティちゃんの人形が飾られている
　

ドルティちゃんと久々のご対面

人形の家と横浜マリンタワーには、さまざまなところにドルティちゃんのイラストやぬいぐるみが飾られていた。だが残念ながら、本物のドルティちゃんには会えなかった。

いや、ちょっと待てよ。ドルティちゃんのことを追いかけているくせに、筆者はドルティちゃんのことを何も知らない。ドルティちゃんは一体どんな女の子なのだろう？　本人に会う前にきちんと勉強しておかなければ。

ドルティちゃんってどんな子？

ドルティちゃんがどんな女の子かについて人形の家に問い合わせたところ、ご担当の佐久間樹（さくま・みき）さんから「ドルティは、人形の家の開館10周年を記念して生まれたキャラクターです」という回答があった。人形の家の開館は1986（昭和61）年なので、1996（平成8）年生まれということになる。
　

人形の家の開館10周年を記念して、ドルティちゃんは誕生した

ちなみにドルティちゃんのデザインは、一般公募された中から選ばれたそうだ。

続けて出身地、家族構成などについて伺ったところ「詳しいプロフィールなどの設定は特にございませんが、人形の家のマスコットなので、ハマっ子なのは間違いないです」とのことであった。そうか、ドルティちゃんはハマっ子なのか。一気に親近感が増したぞ。
　

ハマっ子のドルティちゃんには、こんな横浜の風景がよく似合う

そして、面白い話も教えてもらった。ドルティちゃんのドレスの黄色い模様は、横浜（Yokohama）の「Y」をあしらったものだそうだ。そうか、ドルティちゃんはいつも横浜をアピールしてくれているのか。さすがハマっ子だ。
　

ドルティちゃんの衣装には、横浜のYがあしらわれている

なんとなくドルティちゃんのことが分かってきた。今度はドルティちゃん本人に会いに行こう。どこに行けばドルティちゃん本人に会えるのだろう？　キニナル投稿によれば、最近は全然姿を見かけないらしい。

最近姿を見かけない点について佐久間さんに伺ったところ「以前は頻繁に登場していましたが、数年前からより多くのお客様にご挨拶できるように、お客様の多い日時や時期を限定して登場するようになりました」との回答があった。


会える時期がいつなのか聞いてみたところ「横浜人形の家で6月に開催している『メルヘン人形劇フェスティバル』の時期にはPRのためにたくさん登場しますが、これ以外の活動は不定期なので、いつどこに行けば必ずドルティ本人に会えるかは今のところ未定です。どこかに登場する際には人形の家のホームページで告知しますので、こちらをチェックしてください」とのことであった。
　

横浜人形の家のホームページ

そうか、必ず会えるわけではないのか。ちょっと寂しい気持ちになりながら、話を伺ったのが5月末だったことを思い出した。メルヘン人形劇フェスティバルの時期が近いなと思い、人形の家のホームページをチェックしてみると、なんと日本郵船氷川丸で行われるイベントに登場することが分かった。
　

ドルティちゃんが日本郵船氷川丸に行くよ！

あこがれのドルティちゃんに会える！　これはきっと運命だ。よし、日本郵船氷川丸までドルティちゃんに会いに行こう。
　
　
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