ビブレ付近の障害物にふさがれた横断歩道ができた経緯は?
ココがキニナル!
横浜西口のビブレ前の、NTT側の橋にある横断歩道があります。今まで気にもせず通行してましたが、両端が見事に橋の欄干にぶつかっています。どうしてこうなったのか経緯を調べて下さい(たにけいさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
神奈川県警に問い合わせたが、詳しい経緯は分からなかった。今後、横断歩道の移設などの対応策を検討していくそうだ。
ライター:田中 大輔
横断歩道の先に障害物があって、車道に出ないと渡れない。
にわかには信じられないような話だが、本当だとすれば横断歩道としての意味がないし、歩行者にとっても車を運転する人にとってもおっかない話だ。
なぜそんな横断歩道ができたんだろうか。そして、状況が改善されることはあるんだろうか。
確かにあった、ふさがれた横断歩道
問題の横断歩道があるのは、横浜駅にほど近い内海橋交差点。
さっそく現地へ行ってみると……
横断歩道が塞がれてしまっている
橋の欄干と、その端にある親柱と呼ばれる部分、さらには電柱が邪魔になっている。
さらに反対側はもっとひどくて……
こちら側にいたっては、もう完全にアウト
欄干と親柱に加え、柵が立てられて、完全にふさがれてしまっている。
しばらく交差点を観察してみたが、車の交通量も多いし、交差点を渡る歩行者も多い。
人通りの少ない交差点でもあっていいことではないが、交通量が多いとあればなおさら危険。
繁華街が近く、オフィスも多い地区。交通量も当然多い
実際に渡ってみると、普通の大人なら周囲の注意さえ怠らなければ渡れないこともない、というのが率直な印象ではある。
ただ、お年寄りや体の不自由な人、子どもなどが渡ることも当然あるだろうし、大人だってちょっと油断すれば事故につながりかねない。
横断歩道のあったところに橋ができたのか、あるいは橋があったのに横断歩道を作っちゃったのか。
どちらにしても、もっとなんとかならなかったのか、と思わずにはいられないこの横断歩道の周りで、通行人に話を聞いてみた。
誰が見てもいい状態ではない
10人ほどの人に声をかけたが、意外なことに「あまり気にしてません」という意見もチラホラ。ただ、この答えを聞かせてくれたのは、1人で歩いていた大人ばかり。
小学生の子どもを連れたお母さんは「危ないと思うので、あまり使わないです」と、なるべく反対側の横断歩道を利用するようにしていると話してくれた。
小さな子どもと一緒、あるいは子どもだけで渡るとなれば、確かに怖い。なるべく使いたくないという意見も、至極まっとうに感じる。
また、渡るのが危ないというだけでなく、信号が青になるのを待つ場所がないという意見もあった。
柵がある側は信号待ちをするスペースもあまりなく、人が多いと車道にはみ出してしまう可能性もある。
待つ場所がない! 自然と反対側を使う人が増えるようだ
そして、当然ではあるが、「気にしてない」と言った人も含めて全員が、「いい状態だとは思わない」という部分では一致していた。