本郷台を中心に活動している「起業ママの会 マムプラス」ってどんな会?
ココがキニナル!
本郷台に「起業ママ」の交流会があるらしいです。すごく興味があるのですが、実際に起業していなくても参加できるのかなあ?どんなことしているのか気になります!(おでんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
本郷台中心に活動中の「起業ママの会 マムプラス」。起業家だけでなく、起業に興味があれば参加可能。読書会などさまざまなイベントを開催している。
ライター:藤井 涼子
「本郷台」、「起業ママ」で検索してみると、「起業ママの会 マムプラス」という会がヒット。まさに、これがキニナル投稿にある起業ママの会ではないだろうか。ホームページの内容を見ていると、本郷台や大船を中心にさまざまな交流会やイベントが開催しているようだ。
さっそく連絡をとってみると、6月に開催されるイベント「読書会」へ取材可能とのありがたい返事。「マムプラス」とはどんな会なのか? 誰でも参加できるのか? 現在起業しているママとは、どんな人達なのか?
イベント取材の前に、まずは代表の方に時間をいただきキニナル疑問を聞いてみることにした。
「起業ママの会 マムプラス」の主宰者へインタビュー
取材日には、JR本郷台駅前にあるミーティングルームにてマムプラスの「読書会」が開催されるとのこと。その読書会が始まる前に、マムプラス主宰で料理研究家の三谷良子(みたにりょうこ)さんにお話を伺った。
自宅で料理とパン教室を行っているという三谷さん
はじめにマムプラスとはどんな会なのか、会の概要と現在の活動内容について説明していただいた。
現在の会員数は約60名。会員は女性で起業している人、または、今は起業していないが起業に興味がある人を対象としている。年に4回(3ヶ月に1回)交流会を企画し、情報交換などを行っているとのこと。幅広い業種の会員がいるので、異なる業種同士でコラボレーションし、イベントや講座を企画するきっかけとなっているそう。
例えば、ヨガの講師をしている人とパン教室をしている人の企画で、ヨガを体験したあとにパンを食べながらランチをするという「ヨガパン」の会など。
「子連れヨガ」や「ランチつきベビーマッサージ」などの案内が書いてある
このチラシでは、小さな子どもがいる人でも参加できるようなイベントを集めてお知らせしている。このイベントの講師を務めているのが、マムプラスの会員達だ。
チラシは薬局やスーパー、地域ケアプラザなどに置いてあるそう。
マムプラスのはじまりは?
マムプラスの発足のきっかけは、「女性起業家向けの講座」に三谷さんが参加した際、その場で仲良くなったメンバーと講座後にも集まるようになったことから始まったそう。
その時のメンバーは皆小さな子どもがいる、という共通点があった。一般的な「異業種交流会」などは夜に開催されることが多く、子連れでは参加できないことが多かったので、「それなら自分たちでやろう」とマムプラスを立ち上げた。マムプラスが主催する交流会は「平日の昼間、子連れで参加可能」ということにこだわりを持って始めたそうだ。
現在は、子連れで参加できない会もあるが、小さな子どもも一緒に行けるイベントなどは、マムプラス内にある「マムプラスベビー」というグループが特化して行っている。
三谷さんと一緒に会を運営している若井秀子さん
若井さんは高度情報処理技術者の資格を持つ、情報システムコンサルタント。マムプラス発足時からのメンバーとのこと。
はじめは5人から始まったマムプラスも、口コミや紹介などで徐々に広がった。テレビの取材なども受けたことがあるそう。
会員の中には、女性の漆職人さんもいる
スイーツデコが施されたスマートフォンケース。カワイイ!
先日はスイーツデコアーティストとして活躍中のマムプラス会員の方が講師を務め、スイーツデコ体験というイベントも開催され好評だったとか。
このようなイベント会場の提供をマムプラスが行っている。
「マムプラスは、女性の楽しい自己実現のお手伝いができるような場にしていきたい」と三谷さんは語る。「子連れで何かやりたい!と思っている人や、起業しているけれどこの先どうしよう、と行き詰っている人には、ぜひマムプラスに来て、新しい夢や目標を見つけてほしい」とのことだった。