近すぎる江ノ電の線路

なかなか線路沿いの道を歩くことができないことで、若干フラストレーションが溜まってくる。もちろん、住宅街の間を縫うように走る江ノ電は、その車窓風景が人気を呼んでいることも分かるのだが、今回の検証ではそれが厄介だ。

しかし、長谷駅を過ぎるとようやく線路沿いの道を歩くことができた。
　

近い！　線路が目の前に！

柵を隔てて、すぐ目の前に線路が現れる。もちろん、それだけ危険も伴うかもしれないが、電車に対して親近感が沸きそうな距離感だ。江ノ電とは友達になれそう。
　

以前取り上げた「力餅家」を通り過ぎ・・・
　

極楽寺駅へは坂道が続く

江ノ電とお近づきになれたのも束の間。線路は極楽寺トンネルの中を通っていくので、再び線路と離れて坂道を上っていく。道も暗くなり、だんだん心細くなってきた。
　

【00:47】極楽寺駅に到着（52分経過）

極楽寺駅を過ぎると、再び線路沿いの道が現れる。
　

線路が近すぎる・・・

すると今度は、柵もなく一歩踏み出せば線路に侵入できる距離まで近付くことができた。すごい距離感。江ノ電はもう友達じゃない、ここまで来れば親友だ。



夜の海はちょっと怖い

江ノ電と親友になれたところで、気分がよくなってきた。このまま順調に進んでいきたいものだ。
　

【01:05】稲村ケ崎駅に到着（1時間10分経過）
　

終電の車両だろうか、駅には電車が停車していた

稲村ケ崎駅を過ぎると、いよいよ線路は本格的に海沿いに突入する。せっかく頑張って歩いているのだから、せめて鎌倉の海に癒されたいものだ。
　

く、暗い・・・

海沿いの国道に出ると、そこはただただ暗い夜道。左手に海があり、波の音が聞こえるが目に映るのは暗い闇だけ。癒されるどころか、恐怖心を覚えることになってしまった。
　

【01:25】七里ヶ浜駅に到着（1時間30分経過）
　

目の前に海！（が、あるはず・・・）
　

寂しい海沿いの道

行楽シーズンには、渋滞が発生する海沿いの道。さすがに夜はそれほど車も走っておらず、車のヘッドライトが照らす明かりがわずかながら心を和ませてくれる。
　

【01:36】鎌倉高校前駅に到着（1時間41分経過）
　

ただただ海沿いを歩いていく・・・