1泊10万円!? 新横浜にある横浜最高級ラブホテルに突撃取材!!
ココがキニナル!
ラブホテルの調査が何度かありましたが、いつも一番安い部屋ですね(笑)逆に横浜のラブホテルで一番高い部屋の中が気になります!(shinさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜には1泊3万9990円という高級ラブホテルがある。しかしその値段以上に、宿泊した者にとって忘れられない一夜を演出する最高のラブホテルだった
ライター:はまれぽ編集部
1泊3万9990円「グラッシーノスイート」とはどんな部屋?
全76室のグラッシーノの中で最上位のお部屋である「特別室」とされているのは5部屋。この5部屋には露天風呂が設置されている。
そのうち、リゾートタワーの最上階8階には「グラッシーノスイート」と「セレブリティルーム」の2部屋がある。こちらはグラッシーノの中で最高級の2部屋だそうだ。
ってことで早速1泊3万9990円の「グラッシーノスイート」へ。
2802号室がグラッシーノスイート
扉を開けると高級感のあるエントランスが!
奥に進むと露天スペース
ジャグジーと足湯が楽しめる
「屋外ですが音は気にせず楽しんでもらえます」と脇坂主任。8階のため、屋外でありながら驚くほど静かだ。これならカップルの嬌声が通行人に聞かれることもない。お互いに気まずい思いをすることもないだろう。
街の真ん中で太陽や月の光を浴びて楽しいひとときを過ごせるのだから、羨ましいかぎりだ。
それでは次は室内へ。
重々しい扉を開くと・・・
左手に洗面スペース。正面にはメインとなるベッドルームが。
部屋に入って左手。まず目に飛び込んできたのはこれまたゴージャスな洗面スペース
アメニティも豪華。この部屋にはDHCオリーブゴールドシリーズが並ぶ
グ ラッシーノのコンセプトは「非日常的な空間」。そして女性目線での部屋づくりを大切にしているそうだ。鏡の周りにライトが設置された大きな女優ミラーに、 肌を美しく保ってもらえるようさまざまなアメニティを常備しているところからも、女性目線での部屋づくりという意味がよく分かる。
では、お待ちかね。ベッドルームに向かう。
ソファー・マッサージチェア・キングサイズのベッドなどが並ぶ
部屋に設置された本格的なダーツ
このふかふかのベッドでどんなドラマが繰り広げられるのか・・・
七色に照らすLEDが幻想的だ
まさにコンセプト通りの「非日常的な空間」がここにあった。カップルの熱い夜を盛り上げる趣向を凝らした設備が整えられ、1泊3万9990円以上に価値のある一夜を演出することだろう。
筆者も予定は全くないが、機会があれば是非利用したい。
新しいラブホテルのあり方
ところで、このグラッシーノを取材して、これまでのラブホテルとはあり方が変わっているように感じた。
これまでのラブホテルといえば受付時、従業員と利用者が顔を合わせずにカギだけ受け取る、といった「介入しない」接客が主流だった。確かに30後半の筆者 もラブホテルに入るとき、誰かに見られていないか周囲をキョロキョロ見回しながら飛び込み、うつむき加減にカギを受け取ったものだ。
こんなキーホルダーがついてたなあ・・・
悪いことをしているわけではないが、どこか後ろめたい気持ちが利用者側にもあったのかもしれない。従業員が「介入しない」接客もそれはそれで良いのだろう。
しかしグラッシーノは違う。充実した設備をあますことなく堪能してもらうために、設備の説明を行うなど、顔を合わせた丁寧な接客を心がけている。確かにどの従業員の方もしっかりとした言葉遣いで応対していた。
受付前のタッチパネルで部屋を選ぶ。この時も使い方などを丁寧に教えてくれる
これはグラッシーノが時代の移り変わりに対応しているからだ。
「コンビニエンスストアでのバイトと同じような感覚で面接にくる若者も多く、お客さまも昔のように照れることはないのかもしれません」とは脇坂主任の談。
悪いことをしているわけでも恥ずべきことをしているわけでもないので、これは本来正しい姿勢とも言える。今は昔のようにラブホテルを利用することに照れや後ろめたさはないのだ。
最後に脇坂主任は「ラブホテルやビジネスホテル、レジャーホテルといった垣根を超え、お客さまにまた利用したいと思ってもらえる接客を従業員には徹底しています」と力強く言っていた。