個性派ぞろいの飲食店街、オープンしたての相模横丁とは?
ココがキニナル!
JR相模原駅近くに「相模横丁」という飲食店街がオープンしたみたいなんですが、ネットで調べても詳しい情報が出てきません。取材してもらえませんか?(コウコウさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
2月24日にJR相模原駅から徒歩5分の立地に開店。築地直送の鮮魚や日本初「ソフトシェルクラブ」の卸業者直営店など、個性派ぞろいの7店舗が並ぶ
ライター:紀あさ
個性派ズラリ!
では、いざ、順番に突撃!
横丁入口にあるフロアマップ
まずは、正面入り口右手の「串揚げまるごとカニ市場」。日本ソフトシェルクラブ協会と日本ホンビノス協会という卸業者が日本で初めての直営店を出店した。
「これまでの相模原では食べられなかったような品ぞろえの飲食店」という横丁のコンセプトの中でもひときわ際立つ珍しさ。
卸値で食べられるのは、日本でここだけ!
ソフトシェルクラブとは、脱皮してすぐのカニをさす。柔らかな(soft)殻(shell)のカニ(clab)という直球名称。カニの種類は問わない。
今夜のカニはワタリガニ科のノコギリカザミ
背中を触ってみると甲羅がプニプニしている。
串で190円、まるごとカニで700円というびっくり価格!
驚いている間にホンビノスが登場、船橋産ホンビノスの酒蒸し(590円)
ホンビノス貝は、日本では東京湾を中心に生息する「白ハマグリ」とも呼ばれる外来種。砂をかまないため砂抜き不要で調理にも便利。また生命力が強いため1週間くらい水にいれずに置いていても大丈夫という、すぐれもの。
先ほどのソフトシェルクラブも串揚げになって登場
ホンビノスからいただきます!
しっかりと弾力があり、だしもよく出ていておいしい~
続いてソフトシェルクラブの足の串揚げ。
あつあつ、そして殻ごとのカニとはとても思えぬ柔らかさ!
大満足です。次のお店に向かいましょう。
続いては、隣の「串焼き雲峰」。
フルーツも混ぜて3日間つけこんだタレが自慢
1本150円の串焼きの注文は2本からオーダー可
串焼き盛り合わせ。5本で700円と、ちょっぴりお得
写真は上段左からシシトウ、トマトベーコン、下段左からつくね、砂肝、もも、かしら、シイタケ。
文句なくおいしい
7本食べて、一番のお気に入りは「かしら」。噛んでびっくりふわふわ~。かしらの概念が変わってしまうほど!
3軒目は「カレー・スパイス食堂 モモ」。新大久保にある本店「MOMO」は年間数十本もの取材を受けるほどの本格ネパール料理の人気店として知られる。
相模横丁では日本人向けにアレンジしたメニューを提供
カレーは600円から。ハーフサイズのオーダーが可能なものがあるのもうれしい
「いろんな店に行ったけど間違いなく一番美味い」と鈴木さんが勧めてくれたチーズナン(400円)とバターチキンカレー(880円)をオーダー。
出来上がり!
まずチーズナン。これだけで食べてもいいほどで口にして思わず笑顔に
チーズナン断面のじゅわっとチーズ
チキンカレーのごろっとチキン
カレーはバターがよく効いていて優しい味。辛いのが苦手な人でも食べられそうなので、夕食の時間にお子さんと来てみるのもいいかもしれない。
タンドリーチキンもおいしそう!
次は、築地の「鮪富士」(まぐろふじ)との姉妹店の「SEAFOOD GRILL BY-THE-SEA」(シーフードグリル バイ ザ シー)。
店員さんは午前6時に築地で仕入れて、昼まで営業してから、相模原に移動。夜まで相模横丁で営業し、朝になったらまた築地へ向かう・・・というハードワーク。
「移動中に寝ているのよ」と語る店員さん
築地と行き来しているだけあって魚介類は毎日新鮮。
その日の仕入れでメニューが変わる。名物はマグロと伊勢エビ
この日の仕入れは、この本マグロ!
目の前でさばいれてくれる
切ってなお大きい
そして、そこから贅沢に大トロだけを・・・
マグロの上にイクラとウニまで盛られて登場
うわぁぁぁぁ。食べる前から言葉を失う。
食べまーす!
世の中の幸せってこういうことでしょうか
その日の仕入れで品ぞろえも価格は変動するが「都内で食べたら5倍はする」というお得な値段設定。