再々始動した「チョイモビ」、今までとは何が違うの?
ココがキニナル!
チョイモビが復活しますが、乗り捨て出来ない、基本料金が掛かると、ちょっと残念な感じに。今回のサービスのウリは?使用している車両は廃棄するなら欲しい!(ta-TAさん、農業通信員2さん)
はまれぽ調査結果!
2017年3月から「ラウンドトリップ型」として約2年間運用される予定。今回は会員登録も簡単になり、無料専用駐車場などのオプションも追加!
ライター:コハル
第3弾のラウンドトリップ型とは?
「2013年の第1弾では多くの方々に愛用いただき、このプロジェクトの有用性は大いに実感できました。しかし“継続可能な収益構造かどうか”という点では、課題が残る結果となりました」と宮本さん。
ワンウェイ型の場合はどうしても利便性の高い一部のステーションに車が集中してしまい、それをスタッフが毎日元の場所に戻すという作業が発生。それによって運用コストがかさんでいたのだという。
観光地のスポットに集中した
今回の「ラウンドトリップ型」は、自分が出発したステーションへ車を返却するという方法で。出発地以外のステーションへの乗り捨てはできない。
これによって、ワンウェイ型の際に課題となっていた、車返却コストの削減も見込むことができるという。
乗り捨てられた車を返却する人件費が大きな問題だった(提供:横浜市)
継続的な事業モデルの実現のためにも、「ラウンドトリップ型」を取り入れたと話す宮本さん。
第2弾の「レンタカー型」の場合は車を借りられる場所が4箇所と少なかったが、今回の「ラウンドトリップ型」では横浜市内を中心に14箇所(25台)に増やした。
それに加えて駐車場のデッドスペースや民間事業所を活用し、チョイモビ利用者に限り無料で利用できる専用の一時駐車スペースを12箇所(23台分)も設置した。
チョイモビ専用の無料駐車スペースも充実!(同)
また、「ラウンドトリップ型」の場合は、店舗に行って対面する方式と違い、無人のステーションで手軽に利用することができるようになった。
便利になった登録方法
また、チョイモビ利用者拡大のため、利用者登録の方法も簡素化した。以前は利用前に日産本社にて実写講習を受ける必要があったが、今回は事前登録の際に『車両の操作方法と安全運転に関する動画』さえ見れば、講習は不要とのこと。
講習に行かなくてもいいので、自宅でも簡単に登録できる
利用希望者はまず、公式ホームページより会員登録を行う。登録の際には、運転免許証画像のアップロードやクレジットカード情報の入力が必要。
動画は閲覧必須
会員登録が完了したら、あとは自分の利用希望ステーションの車の空き状況を調べ、空いていたら現地に行って車をピックアップすればOK。
より手軽に利用できるようになった
車は25台でのスタートだが、今後状況を見て増えていく可能性もあるという。
利用料金は1回の利用ごとに基本料金200円と15分ごとに250円。最大利用料金は前回が8640円だったのに対して、今回は3000円。
宮本さんは「横浜の街を楽しみながら長く乗っていただきたいという思いから、長く乗ってもお得な仕組みにしました」と料金設定の狙いを話してくれた。
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