【独占】丸山桂里奈と本気でカッパを神奈川県で探してきた! 丸山vsはまれぽでガチ相撲も!?
ココがキニナル!
元なでしこジャパンの丸山桂里奈さんが企画した、本気でカッパを見つけに行くバスツアーに密着! いったいどんなツアー? カッパは見つかるのか!?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
丸山さんのカッパ愛に賛同し、本気でカッパを見つけたい参加者とカッパ伝承の地を巡るツアー。残念ながらカッパを見つけることはできなかったが、丸山さんはまだまだ諦めていない!
ライター:はまれぽ編集部
スペシャルゲスト登場!
ホテルへ向かう車中では、丸山さんの私物が当たる抽選会が行われていた。
「有名人の私物!?」とびっくりする読者もいるだろうが、驚くポイントは別にあった。丸山さんが持ってきた私物は、一癖も二癖もあるものばかり。
海外ロケの時に使用している首枕
ブラックフライデー1日店長の時に着けていたタスキ
自転車マナーのポスター(宣材写真が古いのでレアらしい)
東京2020のオリジナルお菓子と丸山さん愛用の薬「麻黄湯(マオウトウ)」
他にも、日本の格闘漫画『グラップラー刃牙(バキ)』の作者、板垣恵介(いたがき・けいすけ)先生による丸山さんのイラストや丸山さんがデザインしたオリジナルTシャツなどさまざま。
どれが当たるかは丸山さんのくじ引き次第。名前が読み上げられると、「えー!!」や「え・・・」と、各々思うところがあったようだ。
昼食は「ブリーズベイホテル」でバイキング
「ブリーズベイホテル」でランチバイキングを済ませ、バスに乗り込み次の目的地へ向かおうとしていたその時!
ホリプロコム所属の手相芸人「島田秀平(しまだ・しゅうへい)」さん登場
突然の島田さんの登場に車内は拍手喝采。「たまたま近くでロケをしていたんですけど、なんだかヤバいバスツアーがあるって聞いて来ちゃいました!」と島田さんは言う。
約30分バスに滞在してくれた島田さんは、手相やカッパを見つけるアドバイスをしてくれた。
ありがとうございました!
カッパの恩返し「走水神社(はしりみずじんじゃ)」
続いての目的地は横須賀市にある「走水神社」だ。はまれぽでも以前取材をしたことがあるので、詳しくは記事を読んでいただきたい。
「走水神社」の記事はこちら
「走水神社」
ここでは神社の宮司さんに「三浦半島の昔話」から、「カッパの恩返し」という言い伝えのお話をしていただいた。
皆さん真剣(?)に聞いている
走水神社の裏山はかつて清流が流れており、そこにはたくさんのカッパが住んでいたそうだ。ところが、カッパの中にはいたずらなカッパもおり、時々里に来て悪さをしていた。心優しい村人たちも、カッパのいたずらに困り果て、いつか懲らしめてやろうと思うようになっていた。
ある日、突然ゴーッと地鳴りがして大地震がおこった。村の長が「津波がくるぞー」と大声で叫ぶと、騒ぎを聞きつけたカッパたちが集まり、山の大きな岩をゴロゴロと浜まで運び、海岸に沿って防波堤を作った。その日の津波は、今までにない大きさだったが、カッパたちが必死に岩を抑えてくれたおかげで、村は大きな被害に合わずに済んだ。しかし、必死に村を守ったカッパは1匹残らず津波の犠牲になってしまった。
村人たちは、命をかけて村を守ってくれたカッパを思い、感謝の心を忘れないように「村の神様」になってもらおうと、神社の樟(くす)の木の根元に「カッパの神様」を祀ったーー
カッパが神様として祀られている「走水神社」の手水は、25、6年前に富士山や丹沢で降った大雨が湧き出ている「御神水」なのだそう。
月に1度「お水取り」といい、参拝者がこの「御神水」を求めて長蛇の列を作るほど神聖な水が湧き続けている。
参拝前に手水で清める
手水舎(ちょうずや)の隣にカッパの置物があった
お話が終わると、山の斜面に建てられた社殿へ参拝に行く。
急な階段を上り社殿へ
カッパが見つかりますように
社殿の右側から、裏へ回り込むとカッパを祀った「水神社」がある。
カッパを祀った「水神社」
「水神社」は社殿の裏側にあり、山の岩肌に空いた穴にカッパの置物と共に祀られていた。日陰になっているからなのか、辺りはヒンヤリとし、ここ一体は何か雰囲気が変わったように思えた。
カッパを神様にしている「走水神社」にも「カッパおみくじ」がある。「常泉寺」のとはデザインが異なり、薄い緑色で目が大きい。
「カッパおみくじ」(300円/税込)
「常泉寺」のおみくじでは中吉だった丸山さん、「走水神社」では見事大吉を引き当てた!
カッパの詫び状「清伝寺(せいでんじ)」
バスツアー最後の目的地は、三浦市にある「清伝寺」だ。この「清伝寺」にはなんと、カッパが書いた“詫び状”があるらしい。さっそくその詫び状を見に「清伝寺」へ向かった。
途中、海岸には三浦市の名物「三浦大根」が干してあった
「清伝寺」は住宅街にあるので井上さんのアテンドで向かう
「清伝寺」
あった!! 「かっぱの証文」とある(クリックして拡大)
寺の脇を流れる川は「すずの川」といい、その昔、この川にはカッパが棲んでいたという。カッパは里の人々を騙す悪戯をするので困っていた。
ある日、農夫が馬の世話をしてたが、結んでいた手綱がいつの間にか解けている。再び結びなおして馬を洗っていると、また手綱が解けていたので「これはカッパの悪戯だ」と気づき、農夫は杭を固く縛り、カッパを捕まえてしまったのです。
普段からカッパを恨んでいた里の人々がカッパをいじめていると、騒ぎを聞きつけやって来た和尚さんが止めに入り、カッパに悪さをしないよう訓し、前非を悔いたカッパは詫び状を書いたーー
ただ、「清伝寺」の関係者が言うには、詫び状の原本は残っていないのだとか。
最後は皆で記念撮影!