横浜市内のバス運営会社に問い合わせてみる

今回は横浜市内を運行する主な路線バスである横浜市営バス、神奈川中央交通バス、江ノ電バス、京急バス4社に問い合わせることに。それぞれ1番走行距離の長いバスを伺ってみた。

まず、ナンバーワン以外の問い合わせ結果は下記の通りだ。

• 京急バスは横浜駅東口～杉田平和町行き（13.68km）
• 江ノ電バスは横浜駅～大船駅北口行き（18.6km）
• 神奈川中央バスは横浜駅西口～鶴間駅東口行き（20.0km）

実はここまで判明したところで、神奈中バスと江ノ電バスが横浜市内から微妙に出てしまうことに気付く。
これではキニナルの答えにならないか？と思いつつ、最後に問い合わせた横浜市営バスの、横浜駅前から大黒ふ頭をまでを循環する「109系統　循環L8・流通センター経由横浜駅前行」が走行距離32.85kmと断トツの走行距離であることが判明した。

こちらのバスは平日・土曜日のみの運行とのことで、走行時間は時刻表によると1時間33分だ。ちなみに運行回数は平日、土曜ともに11：12発と14：12発の1日に2回しかない。
　

今回乗車した最長距離バスは★印　

通常の路線バスは終点まで乗ってもおおよそ20分か、せいぜい30分程度であることを考えると、1時間半はかなり長い！JR東海道線で川崎駅から熱海駅まで行ける時間だ。走行距離も32.85kmというと、横浜駅から湘南新宿ラインで渋谷までの走行距離が32.1kmとほぼ同等。筆者も1つの路線バスでそのような距離を走ったことはない。
　

109系統の路線図。なんだか迷路みたい

「109系統　循環L8・流通センター経由横浜駅前行」バスのおおよその経路は、横浜駅東口を出発し、みなとみらい・桜木町、日本大通り、中華街、山下ふ頭、ベイブリッジを通りスカイウォーク入口、海づり公園、大黒ふ頭を周り、大黒税関前、流通センターを折り返し地点として、行きに通らなかったふ頭を回りつつ、来た道を戻っていく。

発車駅と終点を含めると停留所はなんと49も！筆者が自宅前を通るバスの2倍以上だ。

横浜駅東口から乗車。ワクワク気分で乗車するが・・・

　

横浜駅東口バスターミナルの様子
　

今回乗車する109系統の時刻表

乗り場は横浜駅東口のバスターミナル14番。時刻表をチェックして来たので、乗り場の撮影をして間もなくバスが到着。若い女性、中年の女性、中年のご夫婦と筆者の4組、計5名を乗せて出発だ。　なお、運賃は210円。
　

乗り場は14番。ベイサイドラインも同じ乗り場らしい
　

いよいよ出発だ