のどかな風景と小さな発見の旅、はま旅Vol.107「阪東橋」編
ココがキニナル!
第107回の「はま旅」は、横浜市営地下鉄「阪東橋駅」下車の、「のどかな風景と小さな発見」の旅。
ライター:橘 アリー
冒険パークを目指して!
今回の「はま旅」は、横浜市営地下鉄「阪東橋駅」下車の旅。
大通り公園内の出口から地上へ
阪東橋といったら横浜橋通商店街がまっさきに思い浮かぶ。しかし、今回はあえて「はまれぽ」ではあまり登場する機会のない、駅の南側に行ってみたいと思い、インターネットで検索してみたところ、「中村冒険パーク」というものを見つけ、それがとても気になった。いくつになっても、「冒険」という言葉にときめくことはないだろうか?
まずは「中村冒険パーク」を目指して、「藤棚浦舟通り」を浦舟町方面へ。
藤棚浦舟通りの様子
道端には菜の花が咲いていて、のどかな気分になる
道が突き当ったところに、中村川と首都高速道路があり、川のこの場所には鮮やかな赤い橋が架かっている。
橋までは、ゆったりとしたスロープを上って行ける
さびていて読みにくいが説明の看板がある
看板によると、この橋は「浦舟水道橋」という名前のトラス橋で、部材の結合の仕方にとても特徴があるようだ。その結合の仕方とは、ピン結合と呼ばれる、部材同士をボルトで結合するもので、明治時代の中期から後期にかけてしか見られないそうだ。
この橋は、日本に残されている「最古のピン結合トラス式の水道橋」である。
「埋蔵文化財センター」を横に見ながら歩いていく
途中から上り坂になっていて、勾配はけっこうきつい。
坂道の様子
頑張って坂道を上っていくと、「中村冒険パーク」に到着!
この日、冒険者は誰もいなかった。
公園の中は船のイメージで作られている
滑り台やロッククライミングのような遊具があり、水道はフグの形になっている。
滑り台後ろの緑色の壁が、ロッククライミングのようなもの
公園からの眺めはとても良い!
公園の外壁には、「虹のプロムナード」と書かれた看板が掛けられていた
「虹のプロムナード」とは、「阪東橋駅」から横浜橋通商店街、三吉橋商店街を通って中村川に架かっている「三吉橋」を渡り、八幡町の商店街、「中村冒険パーク」横を通って「増徳院」前のバス停までの道のようだ。「中村冒険パーク」は坂の途中なので、頂上まで上って、看板にある「増徳院」へ寄ってみることに。