検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 36年ぶりに完全復活「横浜銀蝿 40th」。オリジナルメンバーで再結成!
  • 神奈川県内の横浜家系ラーメン店がどこにあるか地図からすぐわかる!横浜の観光情報「よこはまっぷ」
  • イベント開催、店舗オープン、新商品発売などリリース情報を配信したい方へ
  • はまれぽ.comにあなたのお店・会社を無料で掲載しませんか?

正月太りも撃退? 1kg1000円で体重を買い取ってくれるボクシングジムを体験!

ココがキニナル!

痩せた体重を1kg千円で買い取ってくれるボクシングジム「ASB-club」がキニナル(スさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

体重の買い取りは4月開始9月締めで行われる「ASB‐club」恒例の目玉イベント。過去には12.3kgの減量に成功し、1万2000円獲得した強者も!

  • LINE
  • はてな

ライター:秋山 千花

実はあたし、脱いだらすごいんです。
そりゃあ、もう熟しきった大人の女性。その辺の小娘には太刀打ちできないくらい立派な年輪を腹に刻んでいるってもの。

しかし、そんな筆者にも長く追い続けてきた夢はある。そう、腹筋を6つに割りたい・・・。

過去にはビリー隊長のキャンプにも入隊した。大きな健康器具を購入し、腰を右に左に振り続けたこともある。しかし、今なおその自慢の腹は健在。
 


「あぁ、誰か私の腹肉を買い取ってくれぃっ!」(イメージ写真)


そんな叫びがはまれぽ編集部に届いたか否かは明らかでないが、やってきたのが今回の調査。これは確かにキニナル。

忘年会にクリスマス、さらにはこたつでダラダラの寝正月と、またひとつ年輪を刻んでしまいそうな年末年始。ぜひ私の腹肉も買い取りをお願いせねば!



「ASB-club」ってどんなところ?



そもそも「ASB-club」とは、いったいどんなところなのだろう? 「ボクシング=血と汗と涙の男の世界」と勝手なイメージを持つ秋山。少々怖気づきながらも代表に話を聞く。
 


1000円買い取りジム「ASB-club」代表の佐藤昭さん(41)


代表を務める佐藤昭さんは、元プロボクサー(花形ジム所属)。19歳でプロデビューし、通算成績6勝15敗。

現役時代は「連敗ボクサー」としてNHKドキュメンタリー特番でも取り上げられた知る人ぞ知るボクサーである(ただし、彼の名誉のために一言付け加えるなら、対戦相手には日本チャンピオンや上位ランカーも含む)。

そんな彼が一般的なボクサーの定年である37歳で現役を退いた後、何かおもしろいことがやりたいと花形会長に相談。

「好きなことをやればいい」という会長からの温かいエールを受けて2012(平成24)年4月1日にオープンしたのが「ASB-club(all-for-smile-boxing-club)」である。

クラブ名からも伝わるそのコンセプトは「笑顔」。
 


ウェルカムボードもポップで「にこにこ」


「どんなジムにするか悩んでいた時に偶然出会ったのがゼネラルマネージャー(以下GM)の平野だったんです。

ボクシングはまったくの未経験者だったんですが、いつもニコニコしていてめちゃめちゃ明るくて。そんな笑顔がたくさんあるジムにしたいと思ったんです」(佐藤代表)
 


こちらが運命の人・平野えみGM


楽しくボクシングというと、曲に合わせて「レッツボクササイズ!」的なものを思い浮かべてしまうが・・・。

「うぅ~ん。ちょっと違うかなぁ」と佐藤代表。基本的な練習内容は、あくまでも本格的なボクシングの練習。

ただ、一般的なボクシングジムと違うのは、その目的がボクシング技術を習得することにあるのではなく、ボクシングをしながら「みんなで楽しむ!」ことにあるという。
 


イメージはずばり「大人の公園です!」とお二人


「大人の公園?」と、その甘美な響きに思わずいかがわしい想像をする筆者。だが、その卑猥な妄想はすぐに打ち消される。

入会金1万円。男性9000円、女性7000円の月謝を払えば、営業時間中いつでも施設を利用することができる。

すべり台の代わりにリングがあり、ブランコの代わりにサンドバッグがある。グローブがあるからシャドウボクシングをする。ベンチで会員同士おしゃべりをして帰る人もいれば、ひとり黙々と筋トレをする人もいる。

「子どものころってなんとなくみんなで公園に集まって遊ぶじゃないですか。そんな感じで学校や仕事帰りに立ち寄れる息抜きの場所。それがASB‐clubなんです」(佐藤代表)

とにかく、「実際に見て体験してほしい」と楽しそうに話す佐藤代表と平野GM。そこで、平日19時オープンの「ASB-club」を訪ねてみることに。



「ASBclub」ってこんなところ



学校や仕事帰りの乗客で混み合う横浜線に乗って鴨居駅へ。

「ASB-club」は横浜線・鴨居駅を下車して徒歩9分、ららぽーと横浜の程近くにある。
少々わかりにくい道を迷いながら到着した筆者を待っていたのは・・・
 


「えみいも」こと平野GM


お母様の手作りというかぶりものは、紫のう●ちではなく、愛称「えみいも」にちなんだ芋をイメージ。スーツでお会いした時の落ち着いた印象はどこへやら。

やばいところに来てしまった・・・と一瞬ひるんで回れ右をしそうになったのは言うまでもない。

そんな秋山を引き止めたのが壁に貼られたこちらの写真たち。
 


なんか・・・みんな・・・笑顔じゃん!


写真はイベントの際に会員のカメラマンさんが撮影したもの。現在、定期的にクラブを利用している会員は約70名。下は10代から上は60代までと職業・年齢層は幅広い。

意外なことに男女比率はほぼ同比であるとのこと。対するスタッフも男女比率は半々。こちらもキャラクター、経験年数はさまざまだ。

時には花形ジムや佐藤代表のお友達ボクサーが遊びに来てくれることもあるとか。
 


「写真を編集してDVDも作りました」と語るのは平野GMの妹・なるちゃん(左)


平野GMやなるちゃんを始め、女性トレーナーも多いが、基本的に女性スタッフは皆ボクシング未経験者。
「一緒に楽しみながらうまくなろう!」と会員さんたちと共におしゃべりに・・・じゃなくてトレーニングに励んでいるらしい。
 


来年の新年会は、パーティールームを貸し切って持ち寄りスタイルで


一周年イベントではプリン(9個)の早食い大会も行われたそう。
ボクシングジムでプリン・・・甘い・・・太る・・・ダイエット・・・
そうっ! ダイエットだ!