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豊かな自然が織りなす、非日常の空間。はま旅Vol.13「中山編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第13回は、緑あふれる中山駅。山を切り拓いて生まれた街だけあって、自然のスケールは規格外。

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ライター:定者 和也

緑あふれる街



グリーンラインの開通によって利用者が増加傾向にある「中山駅」。

横浜以外の場所でもよく耳にする駅名だなと思い調べてみると、同名の駅は全国で11ヵ所もあるそうな。
自然豊かな日本では、「山の中」をルーツとするこの地名は王道なのかもしれませんね。

 

駅名が緑色です。ちなみに北口にも行きましたが、南口の方が賑わっていました


事前にリサーチしたところ、北口は新たに開発されている街、南口は昔から栄えている街といったように、分かりやすく二極化されているのだとか。掘り下げるなら南口方面でしょう。京都出身のわたくし定者にとっては完全に未知の領域ですが、国内外を無鉄砲に旅してきたバックパッカーの血が騒ぎます。
 


バスの路線数が多いので、バス旅もおススメ


駅前の案内図。緑が占める領域、多過ぎません!?「中山駅」を名乗るだけあります。
地図を見ながら訪れる予定の「四季の森公園」の場所を確認し、いざ出発。

と、その前に腹ごしらえをするため、商店街でランチを食べることにしました。
少し肌寒いのでラーメンで温まりたい気分です。
 


通行人同士が会話を交わすなど、アットホームな商店街


「この辺りで昔からあるお店ってありませんか?」と何人かに尋ねたところ、みなさんからは判を押したように「きゃべつに行ってみたら」という返答が。お好み焼き屋さんらしいのですが、やはりラーメンも食べたい。

しかし、ここは関西人。お好み焼きに軍配が上がりました。
 


通常のお好み焼きの他、焼きそばが入った広島焼きも名物

 

店主の谷口さん。1枚を5分足らずで焼き上げる。これが匠の技や!


「うちね、基本的には取材をお断りしているんです。他のお客さんが嫌がるからさ」とおっしゃっていたのですが、写真をお願いすると「いいよ」とOKが。言葉を濁しながらではあるが、質問にもきちんと答えてくださる。ツンデレですか。

この地に店をかまえて28年の「きゃべつ」。
若い女性から外国人まで、幅広い層のお客さんが訪れるそうです。
 


焼きそば入りの「広島焼き」を注文。豚玉(735円)


関西のお好み焼きって、焦げ目を付けるくらいまで焼いて、固い食感に仕上げることが多いんです。

でも、このお好み焼きは食感が柔らかい。まろやかなソースとの相性がよく、ネギのシャキシャキ感もいいアクセントになっています。谷口さんいわく、この2倍の量がある「ジャンボ」を食べる女性客もいるらしいです。

エネルギーを補充したところで、早速探索を開始しました。
 


昨年の12月1日にオープンしたばかり


「四季の森公園」に向かう途中、オーガニックな雰囲気の雑貨屋さん「ねこのひげ」を発見。

木のやさしい匂いが漂う店内にはアクセサリーやバッグ、アロマ、時計など、可愛いらしいデザインのグッズがたくさん並んでいます。
 


区役所の目の前にあります。雑貨好きの方はぜひ寄ってみては


「これまでの中山になかった店をつくりたかった」という店長の平田さん。
自由が丘に提携店があるのが充分に頷けるくらいオシャレです。

ちなみに会員費の500円を払うと、永久会員となってさまざまな商品が割引で購入できるそう。
そもそもの価格自体もお手頃でしたよ。
 


区役所の一角。「こもれび躍るふれあいのまち」というキャッチフレーズが目を引く


中山駅の南口には、緑区の区役所もあります。
ちょっと寄ってみたんですが、ここにも緑アピールが。街のコンセプトが明確ですね。
 


取りこわし中だった県会議員の事務所


これは強引(笑)