栄区の「横浜のグランドキャニオン」、本物とどう違う?
ココがキニナル!
横浜グランドキャニオンって本当のグランドキャニオンと比べてどう違うんですか?(フランケン面さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
規模、歴史など違う部分が多いが、生で見るとかなりの迫力!
ライター:田中 大輔
グランドキャニオンと言えば、アリゾナ州にあるアメリカの広大さを象徴するような壮大な景観で、世界遺産にも登録されている世界一有名な峡谷だ。
こんなことは説明するまでもないが、あんな「自然ってスゴイ!」としか言えないようなスペクタクルが、本当に横浜にも存在するのだろうか。
いざグランドキャニオンへ!
インターネットで調べてみたところ、「横浜のグランドキャニオン」は栄区にあるようだが、特に観光地になっている様子もなく、散策好きな人が訪れて自分のサイトなどで紹介している程度のようだ。
とは言え、実際に見てみないことにはなんとも言えないので、いざ現地へ!
根岸線の本郷台駅。ここから歩いて向かう
最寄りの本郷台駅から環状4号線方面へと進み、4号線にぶつかったら歩道橋を渡る。
栄図書館の方から住宅街に入り、道なりにどんどん進むことになる。
トトロの世界のような風景が広がる
住宅街が途切れると途端に緑が増え、どこからともなくウグイスやトンビのさえずりが聞こえてくる。
道の両サイドが高台になっていて、いかにも“谷”といった地形だ。
なるほど、ここならグランドキャニオンがあるかもしれない。
そう思いながら、駅から30分も歩いたころ、それは突然姿を現した。
道なりに行くと、まず民家越しに見えてくる
ご対面! 圧巻の存在感
地層が剥き出しになった崖。これが「横浜のグランドキャニオン」の正体だ。
辺りには数件の民家のほか、老人福祉施設や霊園があるだけののどかな場所。
そこに圧倒的な存在感でそびえ経つ「横浜のグランドキャニオン」はド迫力。
剥き出しの地層の所々に草が茂っていた
下から見上げるとこの迫力