横浜市中央卸売市場「BAM・BAM番長」名物「ねぎとろ番長」
ココがキニナル!
竹家食堂の2号店と言われるお店が弁天通に4月14日18時18分オープン。お店の名はBanBan番長。メニューは復活?新メニューとか利用時の予算は(濱虎渋蔵さん/永田OL /siglo1966さん)
はまれぽ調査結果!
平日の夜はまだお客さんが少なめだが土日のデーゲーム後はベイスターズファンのお客さんで盛り上がる。「ねぎとろ番長」だけでなく新メニューも
ライター:山口 愛愛
ねぎとろ番長に勝るメニューも登場?
「今年こそは!」と毎年言っている、我らの横浜DeNAベイスターズ。オープン戦では調子も上向きであったが、公式戦に突入するとケガ人が続出したこともあり、厳しい状況に。なんとか最下位は脱出し、念願のクライマックスシリーズ進出に向け、ファンも望みを捨てず夢を託している。
そんな夢と野望を抱き、今年の4月14日に横浜スタジアムからほど近い、弁天通に開店した居酒屋がある。
JR関内駅から徒歩5分ほど、弁天通の立看板を要チェック
はまれぽで以前紹介した、横浜市中央卸売市場内の「竹家食堂」2号店にあたる、「BAM・BAM番長」だ。竹家食堂の代名詞、大盛りメニューの「ねぎとろ番長」も健在だとか。ベイスターズの調子もキニナルが、こちらの店の調子もキニナルところ。編集長・吉田とともにいざ潜入。
れんが造りの建物の2階に「BAM BAM BANCYO」の文字が躍る
足を運んだのはお昼のピークが過ぎたころ。「待ってたよ!」と威勢の良い声で歓迎してくれたのは、前回の取材でもお世話になった、店主の飛田(とびた)さん。竹家食堂のころから大のベイスターズファンとして知られる。
竹家食堂の「若旦那」として親しまれている飛田さん
竹家食堂は飛田さんの両親が約35年前にオープン。当初は市場で働く人たちでにぎわっていたが、出入りする業者も減り「一般のお客さんにも、もっと来てもらえるように」と若い男性向けのメニューを増やしていった。
目玉商品を作ろうと、2011(平成23)年に発案されたメニューが、丼にねぎとろがうず高く積まれた「ねぎとろ番長」だ。
「ねぎとろ番長」目当てのお客さんも
飛田さんにお話を聞く前に、まずはチョモランマ級に積まれたねぎとろ番長と勝負!
店内のメニューポップを見ながら、いくつか注文。
店内にあるおすすめメニューのポップを参考に選んでみる
さて、どんなメニューが出てくるのか。
おぉ! まず、運ばれてきたのは「ねぎとろ番長(ランチタイムは980円、夜は1100円)」。
実際に間近で対面すると、急勾配の高い山に驚くばかり。
どーん! 思わず、砂場の棒倒しを連想
もちろん、「ハマの番長」の愛称で親しまれる三浦投手を応援したい気持ちから付けたネーミングだ。ねぎとろの形状は三浦投手のトレードマーク、リーゼントのこんもりした部分からイメージしたのだとか。
量もさることながら、時期によって内容が変わるおかず(この日はさばの味噌煮、玉子焼き)、お新香、みそ汁付きで980円の値段も嬉しい。優勝した1998(平成10)年にあやかって、竹家食堂時代から980円を守っている。
それでは、いただきます!
味の染みた「さばの味噌煮」もさりげなく主役級
わさびは小皿に乗せ、分けてつけるのがおすすめ
コチュジャンとごま油のほどよい味付けが光る
約150グラムのねぎとろはほぼ食べ終えたが、もうお腹いっぱい
量はあるが、ごはんがすすむ味付けなので・・・なんとか完食!
ねぎとろ番長、制覇に成功。
吉田はダイエット中なのだが、取材を言い訳にし、ここぞとばかりに「早出特打ちビール」を味わう。おつまみねぎとろ、玉子焼き付き(17時~19時限定、一人1杯限り。824円)のお得なセットだ。
「おつまみねぎとろ」は、「ねぎとろの違う味で新商品を作ってみました!」という、裏メニューの「塩だれ」で特別にいただく。
大ジョッキにも驚き
絶妙な塩だれ。焼肉に例えると「牛タン」のように味わいがさっぱり変わる
こちらと一緒に吉田が注文したのは「めちゃ丼(ランチタイム850円、ディナータイム950円)」。「めちゃ」の意味はメバチまぐろの「メ」と、48時間かけてつくるトロトロの自家製チャーシューの「チャ」の頭文字。
まぐろとチャーシューの贅沢な2色丼
箸でほろっとほぐれるチャーシュー
「漬けまぐろも美味い!」取材とダイエットを忘れ、丼をかき込む吉田