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横浜市中央卸売市場「BAM・BAM番長」名物「ねぎとろ番長」

ココがキニナル!

竹家食堂の2号店と言われるお店が弁天通に4月14日18時18分オープン。お店の名はBanBan番長。メニューは復活?新メニューとか利用時の予算は(濱虎渋蔵さん/永田OL /siglo1966さん)

はまれぽ調査結果!

平日の夜はまだお客さんが少なめだが土日のデーゲーム後はベイスターズファンのお客さんで盛り上がる。「ねぎとろ番長」だけでなく新メニューも

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ライター:山口 愛愛

ねぎとろ番長に勝るメニューも登場?(つづき)
 

ほかに「打率を上げる!」との願いを込めてつくった「アゲアゲ丼(ランチタイム980円、ディナータイム1100円)」なども。こちらは、バットに見立てた長い穴子と白いボールをイメージしたポテトサラダと、「勝つ!」の思いを込めたトンカツを乗せた、揚物の丼だ。
 


大盛りファンの気分もアゲアゲになるはず


実はこのメニューは竹家食堂のころに一時出していたのだが、この「BAM・BAM番長」を開店するために手がまわらず、お休みしていたメニュー。竹家食堂ファンにとっては待望の復活メニューなのだ。

新メニューには「必殺の弾丸丼」(980円、夜は1100円)などもある。「ねぎとろ番長」のねぎとろをベースとした唐揚げとチャーシューが乗った丼は、最後にお茶漬けで味わえるという逸品。

「多村選手を応援しているんですか?」と聞くと、「よくわかったねぇ!」と飛田さんは笑顔に。「♪世界に突き刺せ~必殺の弾丸~」という多村選手の応援歌を思わず口ずさんでしまった。
 


3度オイシイ丼
 

店内の応援書き込みボードにも多村選手への期待が寄せられている


メニューからわかるように、店はベイスターズを応援する気持ちで溢れている。そんな熱い思いから誕生したユニークなメニューがもう1つ。
題して「大漁船盛り唐揚げ(1100円)」。
 


大人数で楽しめるメニューを考案。量は試合次第?


メニューポップにも書いてあるように「ベイスターズが勝ったときには増量している」とか・・・。
なんと取材日は、引き分けを挟んで5連勝中の絶好調! これは期待できるのでは。

唐揚げは作り置きせずに、注文されてから衣をつけて揚げたてを出す、というこだわりが。
さぁ、船盛りが運ばれてきた。
 


「え!」その量に思わず、笑いが込み上げる
 

どーん! めったにない5連勝でメガ盛りの大漁!
  

この量とこうばしい香りだけでも幸せ
  

生姜がきいてカラッとした唐揚げはお腹いっぱいでも箸がすすむ 
 

あぁ、動けなくなるくらいの満腹、大満足である。幸せに浸りながら、飛田さんにお話を伺おう。
 


ベイスターズファン、大盛りファンでにぎわう店に


「横浜スタジアムのそばで、ベイスターズファンが集うお店を作りたかった」との思いを語る飛田さん。しかし、その思いが形になったのには、貴重な経験があったからこそ。
 


ベイスターズ話でも盛り上がり、なごやかに取材がすすむ


飛田さんにはちょっとしたきっかけがあった。川崎のさいか屋で京急沿線の店を集めた物産店「京急うまいもの市」が開催され、知人を通して紹介された飛田さんは、昨年2つ返事で初めて出店を決めたそうだ。
 


うまいもの市は、テイクアウト商品のほか店によりイートインも


「出店している30店の中の1つだから、と軽い気持ちでいたけど、実際に見てみたら、フードコートのようなところに店舗や厨房も作られ、実演販売だったのでプレッシャーでしたね。1週間で300~400食売れればいいと思っていたけど800食も売れたんですよ。大変だったけど自信にもなったし、ほかの場所でもやれるかもしれないと野心も出てきた」と語る。

玉子焼きもすべて手作りのため、店を閉めてから厨房に残って仕込みをするなど苦労したが、市場以外の場所でも受け入れられる手応えを感じたそうだ。
 


昨年、人気だったため今年も参加


これから本格的に2号店の出店に向け、始動した飛田さん。今年のシーズン開幕前に開店させたかったが物件探しや改装に時間を要し、開幕後の4月中の開店となった。

「今年はベイスターズの前評判が良かったから波に乗れると思っていたけど、調子が悪くてね。うちも最初は集客に苦戦したけど、最近は土日のデーゲーム後に試合帰りの人が来てくれて、入りきらないくらいになりますよ」と笑う。
 


テレビ取材やベイスターズOBの来店も
 

店内はサインボールもずらり


「試合後に来る人たちは、勝手に仲間になって、貸切りのような状態に。応援歌を歌い出すなど、すごく盛り上がってますね。一人で野球を見に来て、帰りに寄ってくれた人も、別のテーブルのファン同士仲良くなっていて。ベイスターズファンの友達を増やしたい人も多いようですね」
 


ファンがメッセージを残していく


ファンだけでなく、98年優勝メンバーで現横浜DeNAベイスターズ職員の鈴木尚典さんをはじめ、OBや職員が来店することもある。

しかし、まだ平日の試合がない日などは静かな日もあり、新メニューなども取り入れてお客さんが増えるよう工夫しているという。
「7月はホーム主催が少なかったけど、8月、9月はハマスタの試合が多いので期待しています」
 


OBで職員の鈴木さん、小山田さん、北川さんのサインも
 

飛田さん手作りのばんちょう新聞も見どころのひとつ


ベイスターズファンはもちろん、店のウリでもある、大盛りメニュー目当てのお客さんも増やしたいと意気込む。
ちなみに予算は人それぞれだが、1500円程度。「大盛り好きの人ももちろんだけど、食べ切れなくても分け合って食べたり、カップルでねぎとろの塩だれと食べ比べしてもらったり、大人数でにぎやかにワイワイやりたい人に集ってもらいたいですね」と飛田さん。

ベイスターズが企画している、「勝つんだ企画」にも参加していて、ベイスターズが買った日は、なんと生ビールが最初の1杯77円。ベイスターズのチケットの半券を見せても77円になる。中畑監督の背番号「70」に消費税を足し、ラッキーセブンにあやかって77円で特別提供しているのだ。
 


自慢のベイスターズグッズを前に意気込みを語る


今後の目標を聞いてみると、「店を営業していて自分が試合を観に行けてないので、お客さんといっしょにハマスタへ行って、店に戻って宴会をするようなツアーも計画してみたいなぁ。オープンした年に初のクライマックスに行ってくれたら本当に嬉しいです!」と声を弾ませた。

もしクライマックスに進出できたら、「大漁船盛り唐揚げ」はどんなことになるのやら。その際はぜひ、ここで祝杯を上げてみたい。



取材を終えて

飛田さんの話の節々にベイスターズ愛が感じられ、ファン同士がすぐに溶け込めるように親近感がわいた。料理へのこだわりも感じられ、大盛りファンも見逃せない新店だろう。
竹家食堂も引き続き営業しているが、夜の営業は2月でやめているため、夜しか来店できなかった市場時代のお客さんも喜ぶのではないだろうか。
ちなみに筆者もライター松宮も大食漢であるため、「ねぎとろ番長」は一般的な女子がペロリと食べ切れる保障はないのであしからず・・・。


―終わり―


BAM・BAM番長
住所/横浜市中区弁天通3-39 ライオンズマンション関内第2 2F
電話/045-681-5606
営業時間/11:30~14:00(LO13:30)、17:00~24:00(LO23:30)
定休日/月曜(横浜スタジアム開催日は営業)
 

この記事どうだった?

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  • すごいですね~!メガ盛りですよね(笑)関内のクラブ街が軒を列ねてる弁天通りに、こんなお得感感じられるお店が合ったなんて知らなかった。是非、行ってみよーと思います。

  • 大盛りメニューばかりのレポートですが、大食漢ばかりでは無いので「レディース番長」という少な目メニューが存在しているのですが…そこもちゃんと記事に入れた方がいいと思います。デザート付きです(^∇^)

  • 下の方のコメントは BAM・BAM番長の死活問題に発展しかねないよね? 普通に食べに行ったらまださしも、ベイスターズファンが来店して、この様な対応をされたら頭にくるよね。

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