八幡橋~杉田駅区間のバス停に「橋」がつくのは元、川だった!?
ココがキニナル!
国道16号線八幡橋の交差点から杉田駅にかけてやたらバス停に『橋』と付くのですが、もしかしてあそこ元川?(yamaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
八幡橋~杉田駅区間のバス停で「橋」と付くところには、昔、川が有りました!
ライター:橘 アリー
バスに揺られて
磯子区の八幡橋~杉田駅区間、車窓からぼんやりと眺める外の景色は、そこそこ整備されたキレイな街なみ。車内アナウンスに、なんとなく耳を傾けていると・・・。
「次は八幡橋」・・・「次は芦名橋」・・・「次は境橋」・・・「次は聖天橋」・・・。
ここでハッとして、「橋? ・・・どこに?」
確かに八幡橋は有ったけれど、その先は橋も川も見当たらない。
道路上の陸橋と言うのもあるけれど、元来、橋とは基本的に川や海に掛っているもの。
八幡橋の下には掘割川が流れている
今回の調査依頼、「国道16号線八幡橋の交差点から杉田駅にかけてやたらバス停に『橋』と付くのですが、もしかしてあそこ元川?」と、疑問に思われるのも頷ける。
八幡橋~杉田駅間の路線図
この区間は、横浜市営バス、神奈川中央交通・京急バスなどが相互に乗り入れて走っている。
バス路線図
なお、この区間のバス停の数は以下の十ヶ所だ。
「八幡橋」→「浜」→「芦名橋」→「間坂」→「磯子区総合庁舎前」→「白旗」→「中原」→「境橋」→「聖天橋」→「杉田」
僅か十ヶ所のバス停の内、四ヶ所に「橋」と名前が付く。
八幡橋バス停 | 芦名橋バス停 |
境橋バス停 | 聖天橋バス停 |
では、バス停の名前はどうやってつけられるのか?
そんな疑問を胸に、横浜市営バス滝頭営業所にて、横浜市交通局滝頭営業所管理部の塩田幸吉氏に話を伺った。