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横浜市内のアットホームで美味しい洋食屋さんはどこ?「伊勢佐木町・阪東橋」編

ココがキニナル!

横浜は洋食屋さんのイメージがあります。チェーン店ではなく、家族経営のアットホームな美味しい洋食屋さんを教えてください。(河童丸さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

伊勢佐木町〜阪東橋界わいのご夫婦で経営の隠れた名店洋食「狐狸庵(コリアン)」と「レストラン・トルーヴィル」を紹介

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ライター:クドー・シュンサク

6月の相鉄線沿線から夏を越えて9回目の洋食特集。今回は深めなムードと様相の町、伊勢佐木町・阪東橋界わいにあるご夫婦で経営されているお店を紹介。
1店目は、上品かつ親しみやすい味が驚きの店。
2店目は、筆者クドー、会心の味、発見です。

では、食欲の秋にいただきたい、アットホーム絶品洋食の紹介。



親しみやすい、高級感「狐狸庵(コリアン)」



「大して、忙しい店でもないので、取材ですか・・・(笑)では、お待ちしております)と、とてもご丁寧な対応をいただいた伊勢佐木町・阪東橋界わいの1店目「狐狸庵(コリアン)」。
ハンバーグがすごいとか、どうとか評判だとか。
横浜市営地下鉄ブルーライン阪東橋駅から徒歩で5分もしないうちに到着。
 


おじゃまします

 
しぶい。店構えから、味わいがにじむ。
続いて、店内。
 


中は
 

カジュアルなレストラン

 
外観と内装のギャップ、なかなか強めのブローが効いている。
料理をいただく前に、ご丁寧な対応をしていただいた店主の方に諸々をお伺い。
 


オーナーシェフの白石さんに話を伺う

 
創業から33年が経つ「狐狸庵(コリアン)」。幼いころ、白石さんがよく遊びに来ていた町、阪東橋界わい。イタリアンや北欧料理の有名レストランで修業を積み、思い出の町であるこの界わいに店を出すというのはコックを始めたころからの目標だったという。
 


ちょっとキニナル店の屋号について

 
まず、どうしてもチラつくのは、戯曲も手掛けた小説家の遠藤周作氏の雅号(がごう)だが、それとは関係なく、「ダマす」イメージの動物をモチーフに、食材の調理や味付けで、食べていただいたお客さんをいい意味で「ダマす=驚かせる」という意を込めて屋号をつけたとのこと。
 


おすすめの3品をいただくことに

 
まずは看板メニューで、前評判も高いハンバーグから。
 


ハンバーグステーキセット(1300円)

 
ミニサラダ・ポタージュスープ・ライスにコーヒーまたは紅茶がつく充実のセット。
ソースは5種類から選べ、創業から一番人気のオールドスタイル(デミグラスソースにフライドオニオン添え)をいただく。
 


では

  
流行とされている「肉汁ジュワ」系ではなく、しっかりと下味のついた、ふっくら焼きあがった上品な仕上がりのハンバーグ。一噛みすると肉の良い食感、二噛みで肉の旨みとデミグラスソースのコクが口いっぱいにひろがる。このデミグラスソース、酸味とコクが爽やかであり、濃厚。上品でありながら、パンチのある味わい。静かに「美味い」と味わえる、ちょっと大人なハンバーグ。そして、セットのポタージュスープがとんでもなく美味い。
 


続いてキーマカレー(950円)

 
牛挽き肉にタマネギ・ニンジン・セロリ・ニンニクで甘みと香りを演出。さらに優しい甘みをパイナップルで少し出す。スパイスがほのかに香り、挽き肉と野菜の旨みと甘み。ホテルでいただくような高級感と優しい親しみのあるカレー。お子さんからお年寄りまで美味しくいただけそうな味。とても、美味。
 


美味いです
 

とどめは炭火焼スペアリブ(1本650円)

 
スペアリブを一度蒸し上げる。それから一晩、特製のタレに漬け込む。それを炭火で焼き上げる。
 


これがこれが

 
ジュワッと肉汁。甘辛な味付けがどうにも香ばしくて、とても美味い。骨からはほろりと外れる肉のやわらかさも、たまらんです。やみつきスペアリブ、一口食べると笑顔になる味です。
 


狐狸庵さん、ごちそうさまでした

 
いただいた全品、上品で親しみのある優しい味わいでした。

続いては、会心の味、発見です。