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横浜・野毛エリアのディープな雑居ビルにアポなしで突撃取材!【ゲイバー】

横浜・野毛エリアのディープな雑居ビルにアポなしで突撃取材!【ゲイバー】

ココがキニナル!

野毛の怪しくて入りづらい雑居ビルには、どんなディープな世界が待ち受けているの? そもそも入って大丈夫なの?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

野毛エリアにはディープな雑居ビルはほとんどなくなってしまっていた。怪しくディープなお店にどうしても行きたいときは、そのお店をよく知る人に連れて行ってもらおう。

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ライター:はまれぽ編集部

横浜一の歓楽街”野毛”。
 


週末ともなると、横浜界隈のオフィスで働くサラリーマンたちが大勢押し寄せる

 
数年前までは働くサラリーマンの聖地として、日々の仕事の疲れを酒で癒し、発散できる昔懐かしい大衆酒場が軒を連ねていた。最近はといえば、確かに女性や若い人向けの店が増えたと言えども、やはりノスタルジックな雰囲気を放っている。

今回は変わりつつもディープな面影を残す街、野毛についての調査だ。最近は女性が一人でも入れるおしゃれな店が増えたが、まだまだ野毛には怪しい雑居ビルが建つエリアがあるのも確か。キニナルけど、なかなか入りづらい野毛のディープな雑居ビルの店舗にターゲットを絞り、はまれぽ編集部がアポなしで突撃取材をしてきた。

今回の取材ルールは以下のように取り決めた
・雑居ビルに入居している飲食店に取材を行う
・事前アポなし
・風俗関係、ガールズバー、会員制店舗などは調査対象外
・有名店も調査対象外
・怖い人に出会ったら、すぐに謝って立ち去る(これが1番重要)


以上のルールを踏まえて、記事を読み進めていただきたい。
 
 
 

野毛の夜の街を歩く


 
調査したのは、冬真っ盛りのとある金曜日。会社員たちが、足早に仕事終わりの一杯を求め、野毛の夜の街に繰り出していく。
 


1人での取材は怖かったので、一児のパパである編集部・加藤に同行してもらった

 
めぼしいディープな雑居ビルを求め、華金(はなきん)で活気のある野毛の街を練り歩く。
 


 

 

 

 
野毛の街は歩くだけで楽しい。新しいものと懐かしいものが入り交じった雑多な雰囲気が、いろいろな人生や価値観があっていいんだという気にさせてくれて、どこか気持ちをスッと軽くしてくれるような気がする。そんな中、ディープな雰囲気の雑居ビルを見つけた。
 


ちょうどいい感じに入りづらい怪しい雑居ビルを発見

 
しかし、これはぬか喜びに終わる。2020(令和2)年、年明けにお世話になった、魔界に通じる店舗「Gothic Bar Placebo(ゴシックバー プラシーボ)」が入居している雑居ビルだったからだ。「何が魔界なの?」という読者の方は、是非下記の記事を読んでいただきたい。

 
さすがに、ひと月前に取材した店舗のある雑居ビルの取材は、今回の取材の趣旨には合わないだろう。再び野毛の街の徘徊を再開した。
 


都橋(みやこばし)の手前まで来てしまった

 
しかし、なかなか怪しい雰囲気を放つ雑居ビルを見つけられない。それだけ野毛は万人に開けた街になってしまったということなのだろうか? 野毛を徘徊して、かれこれ1時間経過していた。これでは企画倒れになってしまう。それだけは避けたい。
 


編集部は大岡川を渡った

 
 
 

はまれぽ編集部は大岡川を渡った


 
編集部はディープで怪しい雑居ビルを見つけるために大岡川を渡り野毛エリアを出た。
 


都橋商店街はあまりにも有名すぎるため今回は調査対象外

 
大岡川を渡った先にあるのは、“福富町”エリア。ラブホテルやソープランドなどの各種風俗施設が立ち並ぶ野毛エリアとはまた違った意味でディープな街だ。
 


ネオンがまぶしいホテル街

 
編集部はそんなディープな街の洗礼を早速受けることになる。
 


「あんたら何探してるの? 女か? 案内してやるよ」

 
知らないおじさんが話しかけてきた。いやいや目の前で子どもが遊んでるよ。カオスな光景に衝撃を受けざるを得なかった。
丁寧におじさんの案内を断り、福富町エリアの夜の街を徘徊することにした。
 


 

 

 
結論をいうと、福富町エリアでもめぼしいディープな雑居ビルを見つけることはできなかった。いや、取材できそうな雑居ビルがなかったと言ったほうが適切か。このエリアは野毛エリアと異なり、風俗店が多くカメラを向けていいような場所が非常に少なかったのだ。
 


途方に暮れ、ラブホテル前の下水溝で暖をとる編集部・加藤

 
編集部は今回の取材を半ば諦め、帰路につくため京急線の日ノ出町駅に向かうことにした。