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野毛にある「大正ろまん」ってどんな店?

ココがキニナル!

野毛にある「大正ろまん」とゆう喫茶店が気になります…。二階で曇りガラスのため店内の様子がわからないので、勇気が出ずはいれません。(もちおはぎさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

料金一律のカラオケ喫茶だった。店内はカラオケルームとなっているが、随所に大正の雰囲気を醸し出す内装が見受けられる

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ライター:ワカバヤシヒロアキ

どんなお店?



野毛には不思議なお店がたくさんある。毎夜毎夜、行きつけのお店をハシゴするなど、根強いファンが多いのが野毛の特徴だろう。
しかし、初めてだと入ることを躊躇する店が多いのも実状。今回の「大正ろまん」もその一つである。
 


大正時代風カフェ「大正ろまん」と書かれている


野毛本通りに面した「大正ろまん」。1階にはすっぽん料理の店、あぐら亭が入っており、建物の脇に入口がある。ドアと看板しかなく、中の様子が見えないので入りづらいだろう。

ドアを開け、2階へと上がるとそこはカラオケ喫茶。
 


中は小さなカラオケ喫茶だった


取材した18時頃はお客さんがいなかったが、遅い時間になると常連さんがやってきては、飲んで歌って楽しいひとときを過ごすそうだ。
 


女将の八木橋幸子さん(71歳)気さくな方だった


ここを一人で経営する八木橋さん。1階に入っている「あぐら亭」は八木橋さんの息子が経営しているという。あぐら亭の創業は昭和55年、今は息子に託し、八木橋さんは8年前から2階の「大正ろまん」を切り盛りしている。

店のことを聞くと「入りにくいでしょう?だって、中にどんなのがいるかわかんないもんね」。
一見さんのお客さんはほとんどいないそうだ。



料金は?



基本的に店にはメニューが無い。
3500円コースか、5000円コースを選ぶと、飲み放題の焼酎と八木橋さん特製の料理が出てくるシステムだ。いずれにしても、カラオケは歌い放題である。
 


八木橋さん特製の、かき菜をゴマで和えたもの


3500円だと飲み放題の飲み物にビールがつかない。5000円になると瓶ビールが2,3本とウイスキーが入るなどの違いはあるが、ある程度その場のさじ加減によるものが多いそうだ。

ここに来るお客さんは常連さんばかり。皆、なんとなく店のルールを理解し、自分でお酒を作って飲んだりしているという。初めて行く場合は、取り敢えず3500円を試してみるのが良いだろう。
 


麦焼酎「酔神の心」、取り寄せ先の酒造にラベルを作ってもらっている


ちなみに、1階のあぐら亭で食事をした方がそのまま来店する場合は、料金を3000円から受付けていると言う。詳しくは、その時の飲み具合と食べ具合で八木橋さんと交渉してもらいたい。